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アマゾンジャパン合同会社

AWSとBMWグループ、BMWの新たなクラウドベースの車両データプラットフォーム開発で連携

(PR TIMES) 2022年10月18日(火)19時15分配信 PR TIMES

AWSとBMWグループが共同開発するソフトウェアにより、データ駆動型の新機能、サービス、ドライバー向けの機能強化の導入を加速し、コネクテッドカーおよびソフトウェア定義型車両の機能向上に取り組む自動車メーカーを支援
※本プレスリリースは、2022年10月13日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

Amazon.com, Inc.の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(以下、AWS)とBMWグループは米国時間2022年10月13日、数百万台におよぶコネクテッドカーからのデータの配信と管理を簡素化し、カスタマイズが可能なクラウドソフトウェアの開発に関する戦略的連携を発表しました。BMWグループは、このソフトウェアを使用する最初の自動車メーカーとして、クラウドベースの次世代車両データプラットフォームの基盤を提供していきます。同ソフトウェアは将来的に、BMWグループ以外のメーカーも使用可能となる見込みで、高度な車両機能とよりパーソナライズされたドライバー体験を低コストで提供しながら、車両データソースの容易な統合、車両およびフリートのアプリケーション機能開発、そして、ライフサイクル管理の改善を行うことができるようになります。

BMWグループの車両接続プラットフォーム担当シニアバイスプレジデントであるNicolai Krämer氏は次のように述べています。「コネクテッドカーの販売台数が約2,000万台に到達しました。BMWグループの次世代電気自動車(EV)『ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)』が発売されれば、AWSが開発したクラウドベースのオフボードプラットフォームによって、現行のBMWモデルと比較して車両データの処理能力が約3倍に向上します。今後もBMWグループは、これまで以上に速いスピードで新たなデータ駆動型技術を開発し、世界中のお客様に提供できるよう、AWSと連携して革新的なソリューションを創出していきます。」

BMWグループとAWSが共同で開発したソリューションは、 BMWの車両信号と車両情報データを収集し、クラウド上で安全にデータを処理し、ルーティングを行います。AWSのクラウドインフラストラクチャと業界をリードするセキュリティを活用することでBMWグループは、顧客データがデータプライバシー要件と顧客の設定に従って保護・処理されることを保証します。車両アプリケーション開発者、車両管理者、データサイエンティスト、人工知能(AI)、ビジネスインテリジェンス(BI)、開発エンジニアなどBMWグループ内の専門家のみが、セルフサービスメカニズムを通じてアクセスすることができ、ストリーミング車両データの収集、新たなデータソースの追加、ガバナンスポリシーに準拠したアクセス設定、ストリーミングソースの品質や健全性の監視を容易に行えるようになります。このデータは、アナリティクス、機械学習、データベース、ストレージ、コンピューティングといったAWSの機能と組み合わされ、BMWグループの専門家が新しい車両の機能やアプリケーションを作成することを可能にします。

AWSインダストリー製品担当ゼネラルマネージャーであるSarah Cooperは次のように述べています。「データを活用した迅速なイノベーション推進は、特に電気自動車(EV)の導入拡大、ソフトウェア定義型車両(SDV)の開発、新デジタルサービスパラダイム、自律走行車の機能開発を目指す自動車メーカーにとって、次世代車両技術を促進させるために非常に重要です。 AWSはBMWグループと連携して、次世代自動車に価値を生み出すインフラを構築していきます。ソフトウェア定義型車両(SDV)のビジョンを実現し、車両機能の向上に貢献できることをうれしく思います。」

BMWグループと共同開発した新たなAWSのソリューションは、オートモーティブ向けAWSの一つ( http://www.aws.com/automotive )として、自動車メーカーが次世代ソフトウェアセントリックのプラットフォームを構築するうえで必要な技術を提供していきます。このソフトウェアは、航続距離の向上や週末のオフロード走行時のパフォーマンス向上といったアドオン機能を提供するのに役立つのに加え、フリート管理者による応答性の高い車両認識アプリケーション開発にも貢献します。さらに、これらの次世代プラットフォームにより、自動車メーカーは、中央集約型の高性能コンピューティング機能、車両のライフサイクル全体にわたる継続的なインテグレーション/デリバリー(CI/CD)のソフトウェア開発、ほぼリアルタイムでのデータ管理、そして、自動運転車向け機械学習の開発を進めることができます。こうした新しい技術は、自動運転車や電気自動車(EV)を含む将来のモビリティソリューションの基盤となります。詳しくはwww.aws.com/automotive をご覧ください。

アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は約15年にわたり、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドプラットフォームになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する200種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、27のリージョンにある87のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、オーストラリア、カナダ、インド、イスラエル、ニュージーランド、スペイン、スイスを含む7つのリージョンにおける21のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/

Amazonについて
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology, Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom ( http://amazon-press.jp )およびAmazon ブログ ( http://blog.aboutamazon.jp )から。

About the BMW Group
With its four brands BMW, MINI, Rolls-Royce, and BMW Motorrad, the BMW Group is the world’s leading premium manufacturer of automobiles and motorcycles and also provides premium financial and mobility services. The BMW Group production network comprises 31 production and assembly facilities in 15 countries; the company has a global sales network in more than 140 countries.
In 2021, the BMW Group sold over 2.5 million passenger vehicles and more than 194,000 motorcycles worldwide. The profit before tax in the financial year 2021 was € 16.1 billion on revenues amounting to€ 111.2 billion. As of 31 December 2021, the BMW Group had a workforce of 118,909 employees.
The success of the BMW Group has always been based on long-term thinking and responsible action. The company set the course for the future at an early stage and consistently makes sustainability and efficient resource management central to its strategic direction, from the supply chain through production to the end of the use phase of all products.

プレスリリース提供:PR TIMES

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