プレスリリース
しりあがり寿が北斎の浮世絵に大胆に挑む!!
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「いくらパロディーで遊んでも北斎の方がさらに先まで進んでいる」
2018年すみだ北斎美術館(東京都墨田区)で開催された「ちょっと可笑しなほぼ三十六景 しりあがり寿 北斎と戯れる」展。漫画家でありアーティストのしりあがり寿氏が、浮世絵師・葛飾北斎の作品を独自に解釈したパロディー作品が反響を呼び、2020年には、国立新美術館の展示「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」にも招待されました。2021年には、再びすみだ北斎美術館で、「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」に、「諸国瀧廻り」や4種類の「東海道もの」版本の挿絵などのパロディー作品を加えた「しりあがりサン北斎サン ークスッと笑えるSHOW TIME!ー」が開催され、こちらも大好評!
本書は、これら展覧会の出品作をもとに、クスッと笑っちゃう作品集として、1冊にまとめたものです。
〈これだけ北斎とパロディーで遊んできて改めて思うのは、北斎がいかにタフかということ。常に前向きで好奇心を持ち続け、70年間にもわたって森羅万象をあらゆる技法で描き続けた北斎の作品は、発想が豊かなだけではなく、なにより構図が大胆でダイナミックでしっかりしていて、ちょっとやそっといじったところでまったく動じない。例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》に次いで世界で2番目に有名な絵と言われる《神奈川沖浪裏》など、これまで5点以上のパロディー作品を描いたけれど、微塵も揺らくことがない。北斎自身が常にしなやかに、次々と自分を壊してもっと面白いこと、もっと新しいことを目指していたので、いくらパロディーで遊んでも北斎の方がさらに先まで進んでいる・・・。〉
(本書「北斎はタフな遊び相手!」より)
もとになった北斎作品の多くを並べて掲載。
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浮世絵版画の傑作と現代パロディー作品が醸し出す、時を越えた天真爛漫な遊び心に、笑いと感動が止まりません。
そのほかにも、2015年フランス、パリのグラン・パレで開催された大規模な北斎展のために制作したアニメーション『Voyage de Hokusai』や、前出「古典×現代2020―時空を超える日本のアート」に招待された際に制作したアニメーション『天地創造 from 四畳半』も収載。
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さらには、同展覧会の内覧会でプレゼント配布された、疫病退治のご利益があるといわれる《朱描鍾馗図》(しゅがきしょうきず)をパロディーにした《コロナ退散 2021》も収められています。
北斎サン、しりあがりサン、どっちがふりきってる!? 溢れるイメージの宝庫を、ぜひ手に取って楽しんでください。
日英バイリンガル仕様。
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『しりあがり寿作品集
しりあがり×北斎 ちょっと可笑しなほぼ三十六景』
著/しりあがり寿
定価:2200円(税込)
判型/頁:B20取判変/220頁
ISBN978-4-09-682378-1
小学館より発売中(2/16発売)
本書の紹介ページはこちらです↓↓↓
https://www.shogakukan.co.jp/books/09682378
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プレスリリース提供:PR TIMES