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シニア世代の視聴形態、動画配信がテレビ放送を上回る 『三屋清左衛門残日録』シリーズ最新第7作が最大ビュー数を獲得- 北大路欣也さん「日本の文化“時代劇”を後世に引き継ぎ、残す意義」-

(PR TIMES) 2024年03月06日(水)15時45分配信 PR TIMES

JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木 陽一)は、「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石原 隆)と共同で制作し、2023年12月10日(日)にJ:COMのネット動画配信サービス「J:COM STREAM」にて独占配信を開始した『三屋清左衛門残日録 ふたたび咲く花(原作:藤沢周平、主演:北大路欣也)』(以下、本作)において、シリーズで最大の配信視聴ビュー(ユニークユーザー)数を獲得しました。また、本作をより多くの方にご覧いただけるよう、3月9日(土)19時より時代劇専門チャンネル(J:COM TV 502ch)にて放送を開始します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7676/1433/7676-1433-b4dee1b890fe36a13b559aed62707cf2-1912x2700.jpg ]

<『三屋清左衛門残日録』 三屋清左衛門役
北大路欣也さんコメント>
2016年からスタートした『三屋清左衛門残日録』シリーズも、今回で第7作となります。ここまで続いたのも、ひとえに時代劇ファンの皆さまのご支援とスタッフの皆さまのご尽力のおかげです。地上波での時代劇の放送機会が減り続ける中、時代劇専門チャンネルさんとJ:COMさんがタッグを組み、新作時代劇を生み出す取り組みは、「『時代劇』という文化を後世に引き継ぎ、残す」意味で、非常に重要な意義を持ちますし、「新作が見たい」という時代劇ファンの皆さまのご要望にお応えするものとも考えます。
人々の生活も多様化が加速し、テレビをはじめとした映像作品の視聴環境やスタイルにもさまざまな変化をもたらしています。今作では、J:COMの配信サービス「J:COM STREAM」での視聴者数が過去最大を獲得したと伺いました。私も配信サービスを利用しますが、時代劇を支えるシニア層が配信サービスでも時代劇を楽しむようになったのだと実感いたします。また、これまでなかなか時代劇を見る機会がなかった若い世代の皆さんにも、配信サービスを通じて作品を楽しんでいただけますと、とてもうれしいです。現代のサービスが、「時代劇」という文化を多くの皆さまに楽しんでいただき、その魅力を知っていただくきっかけになったことは、とても頼もしいですね。

■時代劇を次世代へ引き継ぐ取り組み
現在、放送業界において、新作時代劇の制作数は激減しています。日本の歴史・文化を後世に映像を通じて伝えることと、衣装やかつら・殺陣など時代劇作品を支える制作技術の持続可能な伝承を、時代劇専門チャンネルとJ:COMは長年、課題ととらえていました。
2016年から時代劇専門チャンネルは、新作時代劇として『三屋清左衛門残日録』シリーズの制作を開始しました。2021年のシリーズ第5作となる『陽のあたる道』からはJ:COMも制作に参加し、新作時代劇の普及に努めています。
また、視聴形態の変化を踏まえ、J:COMはネット動画配信サービス「J:COM STREAM」が2023年10月にリニューアルしたのを契機に、時代劇コンテンツの配信を強化しました。

■シニア層の配信視聴がテレビ放送視聴を上回る
『三屋清左衛門残日録』シリーズ7作目となる本作は、2022年制作の第6作『あの日の声』と比較し、60歳以上の配信視聴数が3倍以上に増加しています。その結果、過去6作品で優位だったテレビ放送視聴を配信視聴が上回り、シリーズ最大となるビュー数を獲得、放送と配信を合わせた全体の視聴数も1.8倍に伸長しました。

■シニア層の配信サービス利用者が昨年比1.7倍に
また本作の配信開始に合わせて2023年11月より、時代劇専門チャンネルが過去に制作したオリジナル時代劇22作品や、中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』シリーズ138話を含む時代劇500作品以上を「J:COM STREAM」で配信しています。この配信強化により、2024年1月には前年同月と比較し60歳以上の利用者が74%増加しました。
さらに、時代劇作品の配信視聴は60歳以上が8割を占めており、全ジャンルの年代別視聴割合と比較しても、70歳代以上が平均の2倍以上になるなどの変化が起きています。

<「J:COM STREAM(見放題)」の年代別視聴割合> ※2024年1月時点
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7676/1433/7676-1433-52b285ff1cdfecc6411659f263950c8d-1414x336.png ]



今回の結果から、シニア層は興味のあるジャンルにおいて、テレビ放送に加えて配信での視聴を始めていることがうかがえます。また2024年1月に配信と同時に時代劇専門チャンネルで放送した『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷(原作:池波正太郎、主演:松本幸四郎)』がチャンネル歴代1位※の視聴率を獲得するなど、両社の取り組みにより視聴全体が拡大しているといえます。
※2016年6月以降のJ:COM視聴率調査における、時代劇専門チャンネル内での最高視聴率です

J:COMは、今後も「J:COM STREAM」を通して新旧問わず時代劇コンテンツを順次展開し、お客さまの視聴体験価値向上をめざしてまいります。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/7676/table/1433_1_b82598634c9060ac692eb3b6226f4b9b.jpg ]

※本文記載の実績は、特に記載のない限り2023年12月1日〜2024年1月31日のものです



プレスリリース提供:PR TIMES

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