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株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン

なぜ許しがたい「不正」や「暴力」が黙認されてしまうのか? 米メディア絶賛の『悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す』発売

(PR TIMES) 2024年02月23日(金)13時45分配信 PR TIMES

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2024年2月23日に『悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す』(キャサリン・A・サンダーソン 著、本多明生 訳)を刊行しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18193/1264/18193-1264-58f912cca9c3941a3814b1206e772db1-970x600.png ]


傍観者の沈黙が、不正や加害を助長する



不正や性加害、いじめ、ハラスメントに関するニュースが連日報道されている昨今。
ニュースを見ていて「自分ならそんなことは許さない」と思ったことがある方は多いのではないでしょうか。

ところが、悪事が起こる原因は数人の「悪人」ではなく、沈黙する大多数の「善人」にある、と言われたら?

本書は最新の心理学・神経科学をもとに、悪事が起こるメカニズムを「傍観者」に着目して解説します。また、傍観者が同調圧力に打ち勝ち、勇気ある反抗者に変わるにはどうすればよいのか、具体的な実践法まで提言します。

著者は、「社会的規範」にまつわる先駆的研究で全米トップ300の教授の一人にも選出された心理学者キャサリン・A・サンダーソン。
彼女が本書を執筆したきっかけは、息子から「寮で同級生が亡くなった」と聞いたことにあります。
息子の寮の新入生が飲酒中に転倒し頭を打ち、一緒にいた人たちは定期的に様子を確認していました。ところが、事故から20時間が経過しても救急に連絡することはなく、翌日の夕方に救助を求めたときには、もう手遅れでした。

なぜ、誰もすぐに行動を起こさなかったのでしょう?
あなたなら行動を起こせたでしょうか?


悪事が起こる原因と改善策を豊富な研究から提言



著者はキャリアを通じて「社会的規範」、すなわち私たちの行動を形成する暗黙のルールの影響に注目した研究を行ってきました。人々は、社会集団に馴染もうとして社会的規範に従います。しかし同時に、社会的規範の認知において深刻な間違いを犯す場合があります。

人々が行動を起こせなくなる多くの事例を考察した結果、根本的な原因は、同じ要因に由来することがわかってきました。それは「発生事象の曖昧性」「個人的な責任の感覚の欠如」「社会的規範の誤解」「結果に対する恐れ」です。

本書では豊富な事例や研究をもとにそれらの影響を明らかにし、より良い行動を身に付けるための方法を伝えます。

各誌、各専門家が推薦!



"遊び場でのいじめから職場でのセクハラまで、善良な人がとんでもないことをする場合がしばしばあります。それはなぜでしょう?
著者は、社会心理学の基本原理がどのようにそれらの行動を説明するのか、その行動を変えるためにはどうすればよいのかを、思慮深く美しい文章で示しています。
本書は、より良く、より勇敢な自分になるためのスマートな実践書です。"
―ダニエル・ギルバート(ハーバード大学社会心理学教授『明日の幸せを科学する』著者)

"本書は、同調圧力や腐敗した権力、無関心・無気力に直面しても、正しいことのために立ち上がる力を、できるだけ早く身に付けるべきだと力強く主張しています。"
―サイコロジー・トゥデイ誌

"なぜ多くの人は、悪事を目撃したときに黙っているのでしょうか? もし、最近そのような疑問を抱くことが増えたとしても、それはあなただけではありません。本書は、そんなあなたに向けて執筆されています。"
―ジョージ・コンウェイ(リンカーン・プロジェクト共同設立者)

書籍概要



【目次】
[第1部 善人の沈黙]
第1章 怪物神話
第2章 誰の責任?
第3章 曖昧さの危険性
第4章 援助にかかる多大なコスト
第5章 社会集団のパワー

[第2部 いじめと傍観者]
第6章 学校でいじめに立ち向かう方法
第7章 大学で性的不正行為を減らす方法
第8章 職場で倫理的行動を育む方法

[第3部 行動の仕方を学ぶ]
第9章 道徳的反逆者を理解する
第10章 道徳的反逆者になる方法

【著者情報】
著者:キャサリン・A・サンダーソン CATHERINE A. SANDERSON
アマースト大学マンウェル・ファミリー生命科学(心理学)教授。
スタンフォード大学にて心理学の優等学士号と健康と発達に関する専門知識を習得した後、プリンストン大学にて心理学の修士と博士の学位を取得。複数の学術誌の編集委員、教育テストサービス(ETS)の共通試験の心理学委員会メンバー、米国医科大学協会のコンサルタントを務める。2012年には、プリンストン・レビュー誌において、全米トップ300の教授の一人に選出された。幸福に関する科学、感情知能のパワー、心身相関、善と悪の心理学などをテーマに一般市民や企業向けに定期的に講演を行っており、ワシントン・ポスト紙、ボストン・グローブ紙、アトランティック誌、CBSニュース・サンデーモーニングなど多数の主要メディアで紹介。邦訳された著書『ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方』(ディスカヴァー)の他、大学の教科書や健康に関する中学・高校の教科書を執筆している。

訳:本多明生 (ほんだ・あきお)
静岡理工科大学情報学部情報デザイン学科准教授。 東北大学大学院文学研究科で心理学の研究に従事し、博士(文学)の学位を取得。これまでに『心理学研究法』(サイエンス社)をはじめとする、数多くの学術書と論文を発表している。著者の前書『ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方』の訳者。家族は妻と息子(お茶の時間が好きな2歳児)。

【書籍情報】


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18193/1264/18193-1264-49fafa95abcaa263b274893487ae785b-1765x2593.jpg ]




タイトル:『悪事の心理学 善良な傍観者が悪を生み出す』
発売日:2024年2月23日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判並製/336ページ
ISBN:978-4-7993-3015-9
定価:2420円(税込)

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プレスリリース提供:PR TIMES

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