プレスリリース
4月13日(水)に全国一斉発売、高津臣吾著『一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい』(光文社新書)
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2年連続最下位から一気に日本一へと上り詰めた裏側には、どのような変革とドラマがあったのか? 監督自ら克明に記す。
光文社新書からの高津監督の著書の刊行は、2018年の『二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい』に続いて2冊目となる。
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【本文引用】
選手たちが作った輪のなかに進んでいくと、驚いたことに、みな泣いていた。
青木宣親。山田哲人に村上宗隆、川端慎吾。
石川雅規、そして中村悠平も泣いていた。
付き合いの長い青木の涙を見たら、こっちまで泣きそうになったので、伏し目がちにしていた。
どれだけ、みんな苦しんだんだろう。本当に勝てて良かった。つらかったからこそ、流せる涙もある。
泣きじゃくっている選手たちを前にして、最初に出てきた言葉は「おめでとう」だった。
僕としては、とにかく選手たちを讃えたかった。なぜなら、日本一を獲ったのは選手たち自身だからだ。お前らすごいよ、本当によくやったよという気持ちでいっぱいだった。
【目次】
第1章 2021年かく戦えり
第2章 日本シリーズかく戦えり
第3章 運命の第6戦、涙の日本一へ
第4章 2021年を戦い終えて
第5章 スワローズのV戦士たち
第6章 育てながら勝とうじゃないか
第7章 スワローズ・ウェイと、野村監督の遺伝子
第8章 スワローズ・ウェイの完成に向けて
【著者紹介】
高津臣吾(たかつしんご)
1968年広島県生まれ。東京ヤクルトスワローズ一軍監督。広島工業高校卒業後、亜細亜大学に進学。90年ドラフト3位でスワローズに入団。93年ストッパーに転向し、チームの日本一に貢献。その後、4度の最優秀救援投手に輝く。2004年シカゴ・ホワイトソックスへ移籍、クローザーを務める。日本プロ野球(NPB)、メジャーリーグ(MLB)、韓国プロ野球、台湾プロ野球を経験した初の日本人選手。独立リーグ・新潟アルビレックスBCでは選手兼任監督としてチームを日本一に導く。14年スワローズ一軍投手コーチに就任。15年セ・リーグ優勝。17年より二軍監督、20年より一軍監督。21年セ・リーグ優勝、20年ぶりの日本一に。正力松太郎賞受賞。22年野球殿堂入り。NPB歴代2位の通算286セーブ、史上2人目となるNPB/MLB通算300セーブを記録している。
【書誌情報】
書名:一軍監督の仕事 育った彼らを勝たせたい
著者:高津臣吾
発売:光文社
発売日:2022年4月13日(水)
定価:968円(税込み)
判型:新書版
【光文社新書とは】
2001年10月17日創刊の教養新書レーベル。ちなみにキャラクターの「アランちゃん」とは、装幀を手がけた世界的なデザイナー、アラン・チャン氏のお名前にちなんだもの。2005年刊行の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉著)は累計165万部突破。レシピ本大賞受賞の『世界一美味しい煮卵の作り方』(はらぺこグリズリー著)、新書大賞受賞の『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎著)、ビジネス書大賞準大賞の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周著)、サントリー学芸賞受賞、「ベスト経済書」第1位選出の『「家族の幸せ」の経済学』(山口慎太郎著)、広島本大賞受賞の『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(庭田杏珠・渡邉英徳著)など、ヒット作・話題作多数。
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