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株式会社ポニーキャニオン

ベテラン社員が映像制作の仕事を紹介する『クリエイティブ基礎講座』に潜入!「自分に出来ることで映画業界に貢献していきたい」

(PR TIMES) 2022年03月28日(月)11時15分配信 PR TIMES


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株式会社ポニーキャニオンが、就活生に向けた1day仕事講座『クリエイティブ基礎講座』を開催しました。どんな内容の講座が行われたのか、その模様をお届けします!今回は、講師としてビジュアルクリエイティブ本部の松谷昂が登場し、映像制作や宣伝の仕事について貴重な体験エピソードを交えながら紹介してくれました。また、就活生の方たちに向けたメッセージも語っているので、今後の就職活動にぜひ役立ててください!

今回は約200名の就活生がオンラインにて参加。まず人事担当者が「実際の仕事内容を理解してもらうのと、入社後の働く姿を明確にイメージしてもらうきっかけにして、今後の就活に役立ててください」と講座の目的を説明。そして、「ポニーキャニオンの松谷です。専門用語も出てきますが、なるべくわかりやすく伝えられたらと思います」とにこやかに登場し、講座がスタート。
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早速、自己紹介を始め「2007年に新卒で入社しました。入社時は斜に構えていたので、いつ辞めても…と思っていましたが、転職することなく働いています(笑)」と就活生の緊張をほぐすジョークも。就活時の悩みは「気付いたら周りがちゃんと就活を始め出して焦ったり、なかなか受からず不安だったとき、ポニーキャニオンに受かりました」とリアルな思い出も告白。好きなものは、映画ということで「小さな頃から好きで学生時代には自主映画を撮ったりもしたり。面接時にもその想いを正直に伝えていたからか、入社して4、5年目に今の映画関連の部署に配属になりました」と今後の参考になる話も語ってくれました。


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映画をより深く好きになってもらいたい!松谷が思う映画業界の関心ごととは!?


最近の関心ごとは「近年、若者に映画離れの傾向があると感じるので、映画が好きな人をどう増やしていけるか、より深く好きになってもらえるかを考えています。自分に出来ることで何かしら映画業界に貢献していきたいです」と話してくれました。

続いて、入社してから今に至るまでの経緯を振り返ります。1年目は営業で関東の一部や群馬、新潟のレンタル店を担当。2年目ではセル店の営業としてヴィレッジヴァンガードや本屋を担当し、3年目に映像マーケティングの部署へ。そして、4年目に映画部へ異動となり、邦画・洋画制作と宣伝の兼務を担当。「5年目で洋画制作となり、10年近く携わりました。現在は同じ部署の宣伝として、洋画タイトルや映像作品、YouTubeオリジナルコンテンツの担当をしています」と紹介してくれました。

そこから、ビジュアルクリエイティブ本部の紹介がスタート。プロデュース1部と2部があり、1部 1Gは、アジアドラマのパッケージ制作や配信、テレビ等の権利運用に携わることがメインのチーム。1部2Gは、邦画、洋画、TVドラマなどをメインに、パッケージ制作や配給、配信、テレビ等の作品の権利運用に携わるチームとのこと。そして、松谷が所属する1部プランニングGは、部全体の宣伝を担当。プロデュース2部は、企画開発に特化したチームでYouTubeや配信コンテンツ、イベント等多様な形のコンテンツを作成しているそうです。
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松谷が携わってきた映像制作については、「監督、カメラ撮影ということはあまりなく、作品の権利を調達・獲得し、運用の指揮を執るのが主な業務。パッケージなどの商品プロデュースなど、作品を統括する責任者です」と紹介。続けて、彼が担当していた洋画制作の具体例になると、就活生の姿勢も前のめりに。「順番としては、権利を持っている他社から提案をもらったり、こちらから権利が空いているかをアプローチします。実際、試算や検討を行った上で社内の申請へ。申請が通ったらオファー&交渉を開始して、獲得できるか否かが決まります」というのが権利獲得前の国内案件事例だそうです。

また、海外案件でカンヌやトロントの現地マーケットに足を運んだときのエピソードも。「現地では多くの試写があるのですが、“う〜ん…”と思った作品を最後のほうまで観ていたら、先輩から着信が何回もあって「その作品買うの?」と聞かれて「買いません」と答えると、「じゃあ、出て他の作品を観よう」と。良い作品を買うための試写なので、普段の映画鑑賞とは違い、ときには離脱し、はしごをしないといけなかったんですね」と苦笑いしながら語ると、就活生たちもほっこりした笑顔を見せていました。

権利を無事に獲得した後については、「制作と配給でいつ、どの規模で、どの劇場チェーンで、どの宣伝会社と組むかを検討。宣伝プロデューサーの指揮のもと告知物の制作をする際は、権利元の許諾をとるのが必須です!海外案件だし面倒だからバレないと考えていると、SNSから発覚し大トラブルに…なんて話を聞いたことがあります」と業界の裏話も交えながら話します。映画公開後は、「パッケージなど商品を企画し、ここでも権利元の許諾を得て、商品制作と同時に宣伝と連携をして売り方などを組み立てます。ここで大事なのは、権利期間は数年に及ぶことが多いので、長期的な展開を意識することが大事です」と今後にも活かせるアドバイスもありました。
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そして、現在担当している宣伝の仕事について。主な業務は、プランニングと実行、パブリシティがメインだそう。「担当作品に宣伝プランを立案して、制作チーム、マーケティングチームと相談し、宣伝費を管理しながら施策を実行していきます。商品の発売後も話題作りをしていくのも大事です。今だとトークイベントの配信やSNS施策などは欠かせないですね」など話は尽きません。


自分が思うプランにチャレンジできる!映像制作という仕事のやりがいに迫る!!


ただ、講座の時間に限りがあるので(笑)、就活生からチャットに書き込まれた質問に答えるコーナーへ。「洋画買い付けに英語のスキルは必要ですか?」については、「話せるほうがもちろん良いです。メールでのやり取りや台本も読めますし。ただ、僕は全く喋れないし、読めません(笑)。過去に会食で喋れないから黙っていたら、寡黙な性格かと思われました」と実体験を告白。「やりがいは何ですか?」と問われると、「まだ海外で企画や試写段階のものを観て、自分だったらこんな展開をしたい、ヒットするんじゃないかと思ったプランにチャレンジできること。もちろん失敗や大変なこともありますけど、映画好きなら楽しいです」と真っ直ぐな想いを伝えてくれました。

また、「日本版のパッケージやポスターデザインがダサいと言われることもありますが、気にしていますか?」というストレートな質問には、「海外の洗練されたデザインは素敵ですし、個人的にも好きなものがあります。ただ、そのまま持ってきて日本でヒットするかと考えたら、結構不安があるのが正直なところです。狙う層や規模にもよりますし、それがマッチすることもありますが、敷居を下げたり、一面で伝わりやすさを求める傾向があるのではないでしょうか。セルBlu-rayの場合、かなり好きな人が買うという前提があると思うので、僕は公開時とはまた違ったコンセプトにしたり、ケースにもこだわってコレクションしてもらおうと心掛けました。スペックにもこだわったこともあり、結果的に賞をいただいたり、映画業界に少しでも貢献出来たかなと思います」と映画好きだからこそのこだわりも垣間見えました。

最後に就活生に向けた激励の言葉を振られると、「就活はいろいろとしんどいですし、さらにコロナ禍という状況で大変だと思います。でも参加されたみなさんには、映画じゃなくても“これ!”という好きなものがあるでしょうし、それは大事な個性なので大切に育みながら、就活に臨んでください。ポニーキャニオンに入ったり、他社に入って、僕を見かけたときは声をかけてください。それもまた縁だと思いますので、頑張ってください!」と松谷らしい思いやりのあるメッセージで講座を締めてくれました。



プレスリリース提供:PR TIMES

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