プレスリリース

総合人材情報サービスの株式会社アイデム（本社：新宿区新宿／代表取締役社長：椛山 亮）は、2022年8月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。


調査結果

【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は31.5％

【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」66.7％、「社会保険に加入できるから」50.9％、男性のほうが女性よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が11.1pt高い結果

【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」57.6％、「生活との両立を図りたいから」40.7％、「気楽に働きたいから」27.9％、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が27.3pt高い結果

【求人情報を眺めているときの悩みや困りごと】
「年齢に合っていると思う求人が見つからない」44.3％、「希望の勤務地での求人が見つからない」35.4％、「希望の職種での求人が見つからない」31.5％

【社会保険の加入希望】
非正規希望計では「社会保険加入有無はこだわっていない」39.7％が最多、2021年10月と比較すると「社会保険に加入できる仕事につきたい」人の割合が高い傾向


調査概要

調査対象：総合求人サイト『イーアイデム』の会員で2022年8月1日〜8月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法：インターネット調査
調査主体：株式会社アイデム
調査期間：2022年8月2日〜9月5日
有効回答：296名

調査結果の詳細（一部抜粋）

【回答者プロフィール】

[画像1: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-5de6fd3833708dd3c9a6-0.jpg ]

【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は31.5％
求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。

全体で31.5%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は3割程度となった。前回調査とほぼ同値となった。 希望雇用形態別に影響の有無をみると、「正社員」と「パートまたはアルバイト」では3割超となったが、「契約社員または嘱託社員」と「派遣社員」では3割を切った。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-02ef5d10e7e8fda50e93-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-fe5c25f97427388443ce-2.jpg ]


【正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」66.7％、「社会保険に加入できるから」50.9％、男性のほうが女性よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が11.1pt高い結果
求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかをきいた（複数回答）。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」で66.7％、次いで「社会保険に加入できるから」が50.9％、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が38.6％となっている。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が11.1pt、「興味のある仕事が正社員での募集だったから」が4.7pt高くなった。興味関心や、将来のキャリアを見据えた選択として、正社員を選んでいる人が多いようだ。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「社会保険に加入できるから」が43.0pt、「将来にわたって安定して働きたいから」が24.7pt高くなった。この2項目は男性の結果とかなり大きく差が開いており、それぞれ約8割の女性が正社員での雇用を希望する理由として挙げている。
[画像4: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-e1e51ef786d5345ce332-3.jpg ]


【パート・アルバイトを希望する理由】
「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」57.6％、「生活との両立を図りたいから」40.7％、「気楽に働きたいから」27.9％、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が27.3pt高い結果
求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかをきいた（複数回答）。最も多かったのは「自分の都合の良い時間や曜日に働きたいから」で57.6％、次いで「生活との両立を図りたいから」が40.7％、「気楽に働きたいから」が27.9％となった。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「正社員より採用されやすいと思うから」が11.2pt、「すぐに働き始めたかったから」が8.8pt、「正社員としての職が得られないから」が5.4pt高くなった。本命は正社員雇用だが、出来るだけ早く働き始めたいためにパート・アルバイトを選んでいる人が一定数いることがわかる。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が27.3pt、「生活との両立を図りたいから」が20.2pt、「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が13.6pt高くなった。制約がある中でも出来る職場を探している人が多いようだ。

[画像5: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-ec3df60af641ae99a75e-4.jpg ]


【求人情報を眺めているときの悩みや困りごと】
「年齢に合っていると思う求人が見つからない」44.3％、「希望の勤務地での求人が見つからない」35.4％、「希望の職種での求人が見つからない」31.5％
求人に応募した人に、求人情報を眺めているときに感じる悩みや困りごとがあるかをきいた（複数回答）。全体で最も多かったのは「年齢に合っていると思う求人が見つからない」で44.3％、次いで「希望の勤務地での求人が見つからない」が35.4％、「希望の職種での求人が見つからない」が31.5％となった。

希望の雇用形態別にみると、正社員希望では非正規希望計（パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員を希望する人の計）よりも「職場の雰囲気がわからないことが多い」（35.1％）や、「会社の将来性、安定性がわからないことが多い」（17.5％）に多くの意見が集まった。反対に、非正規希望計は正社員希望より「希望する勤務時間、曜日の求人が見つからない」（24.3％）が高かった。

年代別にみると、「年齢に合っていると思う求人が見つからない」「希望の職種での求人が見つからない」は、年代が上がるにつれて高くなる傾向がみられる。募集や採用の際には、原則、年齢を不問としなければならない。企業側が年齢にとらわれない、能力や人物の評価で採用を決定するためだが、これが逆に求職者側では求人情報を探す際の悩みにつながっているようだ。
[画像6: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-8bd5d7ba1a70ac9d964c-5.jpg ]


【求人情報を眺めているときの悩みや困りごと】
「年齢に合っていると思う求人が見つからない」44.3％、「希望の勤務地での求人が見つからない」35.4％、「希望の職種での求人が見つからない」31.5％
求人に応募した人に、求人情報を眺めているときに感じる悩みや困りごとがあるかをきいた（複数回答）。全体で最も多かったのは「年齢に合っていると思う求人が見つからない」で44.3％、次いで「希望の勤務地での求人が見つからない」が35.4％、「希望の職種での求人が見つからない」が31.5％となった。

希望の雇用形態別にみると、正社員希望では非正規希望計（パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員を希望する人の計）よりも「職場の雰囲気がわからないことが多い」（35.1％）や、「会社の将来性、安定性がわからないことが多い」（17.5％）に多くの意見が集まった。反対に、非正規希望計は正社員希望より「希望する勤務時間、曜日の求人が見つからない」（24.3％）が高かった。

年代別にみると、「年齢に合っていると思う求人が見つからない」「希望の職種での求人が見つからない」は、年代が上がるにつれて高くなる傾向がみられる。募集や採用の際には、原則、年齢を不問としなければならない。企業側が年齢にとらわれない、能力や人物の評価で採用を決定するためだが、これが逆に求職者側では求人情報を探す際の悩みにつながっているようだ。
[画像7: https://prtimes.jp/i/2663/1250/resize/d2663-1250-ec2e2d5aa501f9a31104-6.jpg ]



調査・分析担当者のコメント

8月にコロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた人は31.5％でした。前回7月調査時と同程度となっています。求人情報を眺めているときに感じる悩みや困りごとはあるかきいてみたところ、半数弱が「年齢に合っていると思う求人が見つからない」と回答、特に年代が高くなるほどその傾向が見られました。企業が直接的に求める人物の年代を記載することを避け、能力・人物評価で採用をする動きが、求職者側からすると少々困りごとにつながっているようです。記載情報の工夫や、年齢に関する不安を感じさせない表現が求められています。


本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、
下記広報担当へお問い合わせいただくか、下記のウェブサイトからダウンロードしてください。
https://apj.aidem.co.jp/enquete/

＜株式会社アイデム　会社概要＞
アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。

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