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凸版印刷株式会社

凸版印刷、製造DXソリューション「NAVINECT(R)」で、循環資材の管理・運用を支援する「循環資材管理DX」の提供を開始

(PR TIMES) 2023年09月11日(月)13時15分配信 PR TIMES

パレットやオリコンなどの保有数・所在情報を正確に管理

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)(ナビネクト)」を2019年4月より販売しています。
 このたび、製造現場の様々な課題に合わせて複数のサービスを組み合わせて導入できるテンプレート型ソリューション「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズの新製品として、製造現場の荷役台として使用されるパレットやオリコン(折りたたみコンテナ)などの循環資材の管理・運用支援に特化した「循環資材管理DX」の販売を2023年10月より開始します。
 「循環資材管理DX」では、資材毎に2次元コードやバーコードのラベルを発行、スマートフォンやタブレットなどの操作端末に予め登録して運用します。これらの情報をもとに保有数、所在情報、経過時間をデジタル上で可視化し、循環資材のライフサイクルに合わせた管理を可能にすることで運用にかかる負担軽減に貢献します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1220/33034-1220-1383d75ff70f571145dac083454754e1-1602x694.jpg ]

■ 開発の背景
 SDGsでも「つかう責任」や「気候変動への対策」が謳われているように、環境への配慮は製造業各社が取り組むべき課題であり、拠点間の移動による紛失や回収忘れにより消耗品として扱われることの多かった循環資材についても長期的かつ合理的に運用することが求められています。
 このたび、凸版印刷は「NAVINECT(R)ラインビルド」の新製品として「循環資材管理DX」の提供を開始。循環資材の効率的な使用や適切な管理を実現します。

■ 「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズ「循環資材管理DX」の特長
・循環資材の所在と経過日数の見える化
 自社の各拠点のみならず、得意先などの社外にある循環資材の数量・経過日数を一元管理することが可能です。自社拠点から社外に出た経過日数を基に返却期限の管理を行うことができ、返却や回収忘れによる紛失・在庫不足を改善し、適切な管理を支援します。

・所在が一目で分かるマッピング機能
 スマートフォンやタブレットに移動先の周辺地図を表示することが可能です。所在に近い拠点をすぐに把握することができるため、パレット回収率の向上と運搬コストの削減に寄与します。トラック輸送の時間外労働規制の強化により発生する2024年問題を目前に、複数拠点におけるパレットの共同管理など益々対応を求められる輸送の効率化を支援します。

・循環資材以外の管理が可能になる拡張性
 機能を拡張することで原材料や製品、部品、工具などの管理も可能です。工場内のあらゆる在庫を一元管理することができます。部門ごとでの個別管理を無くし、工場全体の在庫管理に関わる効率的な運営を支援します。

■ 価格
・月額利用料:7万円〜(税抜)
 ※初期費用が別途必要となります。

■ 今後の目標
 凸版印刷は、「NAVINECT(R)」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2025年度中に110社
への導入を目指します。「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズでは、製造現場の細かな用途に対応した製品の開発を進め、複数を組み合わせて利用できる「NAVINECT(R)」の利便性を追求したソリューションの提供を図っていきます。
 凸版印刷は、デジタル化した製造現場の情報をもとに、企業間や消費者までサプライチェーン全体
のDXを実現することで、バリューチェーンの最適化に繋がるソリューション・サービスを開発・展開して
いきます。

■ NAVINECT(R)について
 「NAVINECT(R)」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタ
ル化を支援する製造DX支援ソリューションです。凸版印刷がこれまで情報系、生活・産業系、エレクトロニクス系などの幅広い業種の生産品目に対応するため自社の製造現場で開発・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウが活かされています。2019年4月にオンプレミス型の「NAVINECT(R)」の提供を開始し、現在は4つのシリーズで製品を提供しています。
 製造現場のDX導入を手軽に支援する「NAVINECT(R)クラウド」、生産装置や機器のデータをリアルタイ
ムで収集・活用する「NAVINECT(R)エッジ」、生産ラインのDX化をトータルで支援する「NAVINECT(R)ラインビルド」、データ分析・レポート化で改善活動を支援する「NAVINECT(R)インサイト」。網羅性と拡張性のある豊富な製品群により製造現場のデジタル化から拠点間の連携まで製造業全体のDXを推進します。これまで、食品業界をはじめ自動車部品・化学・住宅設備・製薬業界に至るまで、幅広い業界に採用されています。
「NAVINECT(R)」公式サイト:: https://navinect.jp/

■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1220/33034-1220-1adea3b9ddb466ba717deb434947b45e-1280x600.jpg ]

 「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、凸版印刷が全社をあげ、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
 「エルヘート」は、当社創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhohen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
 凸版印刷は、これまで培ってきた印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以  上



プレスリリース提供:PR TIMES

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