プレスリリース
世界文化社は、2021年10月に発売した、人気絵本作家・長 新太さんの幻の作品『きつねのぱんとねこのぱん』の重版を決定しました。
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■ 長 新太さんの幻の作品、好評につき重版決定!
なぜきつねとねこは、泣き出してしまったのか? 虚勢を張り合う2人のユーモラスな表情に注目!これは世界一おいしいパンを作ることを目指す2人の物語です。お互いにひがみあい、どっちのパンがおいしいか悩みます。おみせのパンたちの活躍もあり、最後は驚きの結末が。子どもから、大人まで魅了する、絵本界の巨匠・長 新太さん(絵)・小沢 正さん(作)の幻の名作が、待望の市販絵本化。この度、好評につき発売即重版が決定しました。
■ 読者から感動の声続々
「子どもたちに、何度も読みたい絵本です」(学校司書教諭)
「年長さんクラスで読みました。子どもたちがものすごく集中して真剣に聞いてくれました」(読書ボランティア)
「わあわあなくシーンで、笑っている子どももいました」(保育士)
「読み終わると、"もう1回!” のリクエストをもらいました」(幼稚園教諭)
■ 大人までもを魅了する、長 新太さんの作品
【NON STYLE・ 石田 明さん】 たくさんの努力をしてやっとの思いで持てた自信。そんな自信が一瞬でポキッと折られることがある。そんなときに読んでほしい。落ち込まなくていい。諦めなくていい。みんな一緒なんだと思わせてくれる作品です。
【トムボックス代表・土井章史さん】
「説明できない、でもおもしろい」長さんが求めたナンセンスの魅力が詰まった1冊です。ウィットに富んだきつねとねこの表情がすばらしい。
■「あの作品を読みたい!」ファンからの声で、幻の名作がよみがえりました。
『きつねのぱんとねこのぱん』(作・小沢 正/絵・長 新太)が誕生したのは1973年、 園向けの刊行物・月刊『ワンダーブック2月号』の掲載でした。その後、2007年に『ワンダーブック お話傑作選2. 4さいからの夢と感動いっぱいのおはなし』の1つに再収録されましたが、以降、市販化されることなくお蔵入りしていました。そんな中、ファンの方から「あの作品は絵本化されないんですか?」と、編集担当者へ声をいただいたことがきっかけで、市販絵本化が決定しました。長 新太さんが追い求めたナンセンスな絵の魅力と、小沢 正さんのちょっととぼけた、ほっこりするストーリーは、現代の頑張りすぎた日本人へのエールのようです。
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■ 長 新太(ちょう しんた)
漫画家、絵本作家、イラストレーター、エッセイスト。1927 年、東京都生まれ。『はるですよ ふくろうおばさん』(講談社)で講談社出版文化賞受賞、『キャベツくん』(文研出版)で絵本にっぽん大賞など受賞多数。「ナンセンスの神様」の異名で活躍。作品に『たぬきのじどうしゃ』(偕成社)『みみずのオッサン』(童心社)など多数。2005 年逝去。
<刊行概要>
『きつねのぱんとねこのぱん』
■作:小沢 正
■絵:長 新太
■発売日:2021年10月9日(土)
■定価:1,650円(税込)
■発行:株式会社世界文化ワンダークリエイト
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://mywonder.jp/childrensbook/24817
プレスリリース提供:PR TIMES