プレスリリース
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2023年10月20日に『晴れ、そしてミサイル』(渡部陽一 著)の紙書籍を発売しました。
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戦争と共存する「日常」の姿。
ウクライナ、イラク、アフガニスタン……世界中を取材する戦場カメラマンが見てきた、ニュースやSNSではわからない戦場のリアル
世界各地で繰り返されている戦争。攻撃のあった街や、被害にあった人々の映像や写真をニュースやSNSで見ることが多くなってきました。
なかには、戦争と聞くと戦争映画のような映像をイメージする人もいるでしょう。
ところが、実際に戦争が起こっている場所は、私たちがイメージする姿とは異なる光景もあります。
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ここがどこだか、わかりますか?
答えは、ウクライナ首都キーウのショッピングモールです。
2022年2月に侵攻が始まって半年、ウクライナの東部では激戦が続いていましたが、ショッピングモールの中ではとても戦争中とは思えない光景が広がっていました。
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また、イラク戦争のさなかの病院の産婦人科では、子どもの誕生を喜ぶ人たちの笑顔がたくさんありました。
それは戦場とは思えない光景で、そこにはなんら特別ではない日常が広がっていたのです。
戦場カメラマンである渡部陽一さんは、これまで世界中の戦場を取材し、戦場で暮らす人々をその目に映し、生きた声に耳を傾けてきました。悲惨な戦場についてはもちろんですが、戦場に生きる人々の普段の姿も数多く写真に収めています。
それは、戦火の中にも、胸が痛むようなつらい現実だけでなく、温かな人々の暮らしがあり、渡部さん自身もそれに触れてきたからです。
本書では、そんな渡部さんが、実際にその目で見てきた戦場の本当の姿について語ります。
渡部さん自身が撮影した沢山の写真や動画とともに、戦場の中にあるふつうの日常について、臨場感をもって知ることができる一冊です。
平和のために、私たち個人ができることとは?
また本書で渡部さんは、日本でも起きているテロ事件などを踏まえながら、戦争が起きる理由や、平和のために私たち個人ができることを伝えています。
世界のさまざまな国で抗争やテロが起きている中、日本だけいつまでも戦争と無関係でいるというのはもはや現実的ではありません。
今はテロを起こすのにお金も、兵隊も、教育も必要ありません。ひとりぼっちで何も失うものがないと思った人が、悲しい状況を引き起こすことができてしまいます。
私たちひとりひとりが、戦争や平和について考えることの重要性は増しているのです。
ただ、「平和のため」といってもまだどこか遠いものに感じてしまうでしょう。募金やボランティアなどは分かりやすいですが、それが全てではありません。
日本にいながらでも、平和のためにできることはあります。
渡部さんが本書で語る、平和のためにできることは、世界を知ることと世界とつながることです。
この2つについて、戦場での実体験を織り交ぜながら、SNSの活用方法や、フェイクニュースの見分け方、情報の受け取り方など、平和につながるヒントを具体的にお伝えしています。
本書を通して日本の現在地点を知り、今後いっそう大切になる平和への考え方や、戦場で実際に見つけた景色や聞いた声について知りましょう。
揺れ動く世界情勢の中で、改めて平和についての考えを深められる一冊です。
書籍概要
【目次】
1章 戦争は日常の中にある――私が見てきた、戦場の本当
2章 なぜ戦争が起きるのか――貧困を発端にした奪い合いと、孤独が引き起こすテロ
3章 平和とは選べること――孤独に溺れる前に、旅に出よう
4章 平和のためにできること 1.世界を知る
5章 平和のためにできること 2.世界とつながる
6章 日本の現在地点を知る
【著者情報】
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渡部 陽一(わたなべ・よういち)
1972年、静岡県生まれ。明治学院大学法学部法律学科卒業。
学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。戦場の悲劇、そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾け、極限の状況に立たされる家族の絆を見据える。イラク戦争では米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争、ロシア・ウクライナ紛争など。
【書籍情報】
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タイトル:『晴れ、そしてミサイル』
発売日:2023年10月20日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:四六判/216ページ
ISBN:978-4-7993-2980-1
定価:1760円(税込)
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