プレスリリース
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社よりCotopat(コトパット)として、8月17日に販売が開始されました。
Cotopat は、話した言葉をリアルタイムに認識して文字等をスクリーンに表示することで、コミュニケーションを円滑にするシステムです。京セラ株式会社(みなとみらいリサーチセンター)が開発しました。このたび、同社グループである京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社より、8月17 日(木)から販売が開始されました。横浜市は、新産業創出を支援するITOP横浜の枠組みにより、構想段階での窓口担当職員へのヒアリングから区役所等での実証実験等まで支援することで、現場の声を聞くことができ、ニーズに合わせた製品開発に貢献しました。
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Cotopatについて
Cotopat は、コロナ禍におけるマスクやアクリル板を介した会話の聞き取りづらさなどの課題を解決するため、2021年に京セラが開発した字幕表示システムです。
話した言葉をリアルタイムに認識して文字・図解・動画をスクリーンに表示することで、会話の聞き取りづらさを解消し、コミュニケーションを円滑にします。
また、7種類の言語※の翻訳表示に対応しているため、海外からの利用者に現地の言葉で情報を伝えることができます。京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社では、各自治体や駅などの公共施設、大学、ホテル、百貨店などの受付、病院、福祉施設などの相談窓口に向けて、8 月17 日(木)より販売を開始しています。
※日本語、英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語
※「Cotopat 」は京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社が登録商標申請中です。
★京セラ株式会社
URL https://www.kyocera.co.jp/
★京セラドキュメントソリューションズジャパン
URL https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/
ITOP横浜で行った支援内容について
ITOP横浜では、構想段階から京セラ開発チームを区役所等で実際に働く窓口の職員に引き合わせ、現場ニーズ等のヒアリングの場を提供しました。その後は、区役所や福祉施設等、複数の窓口で実証実験の場を継続的に提供し、満足度や変換精度などについてのフィードバックを行いました。そこで得られた現場の声を検証し、改良を重ねることで製品化に至りました。
【実証実験先】
・中区役所高齢・障害支援課
・金沢区役所戸籍課、保険年金課
・緑区役所保険年金課
・障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール
ITOP横浜について
ITOP横浜では、早期事業化を後押しするため、実証実験の機会提供をサポートしています。国家戦略特区を活用した「ITOP横浜実証ワンストップセンター」では、実証実験を希望する企業等からの提案内容を、各種関係機関にワンストップで調整し、新ビジネス創出への契機としています。
また、独自の取り組みとして、事前に提供可能な実証実験フィールドを調整・確保した上で、企業等から事業化提案を募る「ITOP横浜ラボ」を実施し、事業者の実証実験を促進しています。
★ITOP横浜
URL https://itop.yokohama/
プレスリリース提供:PR TIMES