プレスリリース
〜「JTB×JTB協定旅館ホテル連盟 サステナブルツーリズム・パートナーシップ協働宣言」に署名〜
株式会社JTB(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員 山北栄二郎/以下「JTB」)とJTB協定旅館ホテル連盟*1(本部:東京都、会長 宮崎光彦/愛媛・道後御湯 代表取締役社長、以下「JTB旅ホ連」)は、6月5日に都内で行われた2024年度通常総会において、「サステナブルツーリズム」の相互理解と地域の課題解決やお客様への認知拡大による宿泊販売拡大にむけ「JTB×JTB協定旅館ホテル連盟 サステナブルツーリズム・パートナーシップ協働宣言」に合意しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31978/1184/31978-1184-58247921e0cfa1528d7fc414f0157889-1268x729.jpg ]
(左)JTB協定旅館ホテル連盟会長 宮崎光彦氏
(右)JTB代表取締役社長執行役員 山北栄二郎
<締結の背景>
JTBグループでは、地球を舞台に持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目指し、「交流の拡大」と「環境負荷軽減」、「事業成長」と「サステナビリティへの貢献」を同時に実現することに取り組んでいます。これらの取り組みを成し遂げるためには、JTBグループが創業より培ってきた様々なお客様、企業、地域の方々をはじめとする多くのステークホルダーとの「パートナーシップ」を強化する事が重要であると捉えています。旅ホ連との協働宣言を交わし、旅行者、企業、地域のみならず、人と人を「つなぐ・つなげる」ことで、持続可能な社会の実現、持続可能なツーリズム産業の発展を目指します。
<協働宣言での取り組み>
この協働宣言は、JTBとJTB旅ホ連との相互取組はもとより、今後、JTB旅ホ連加盟宿泊施設(会員)の間で個別署名を交わし、ツーリズムにおけるサステナブルの重要性の認識を相互に深めていくものです。持続可能なツーリズムの国際基準を参考に、「法の遵守」「社会的責任の推進・経済的持続可能性の向上」「文化の保全と活用」「地球環境の保護」を共に目指します。
1. 行動指針
1. 透明性
サステナブルに関する取組と成果を公開し、ステークホルダーとの信頼関係を構築します。
2. 協働
持続可能な目標達成のため、相互に協力し、知識と経験を共有します。
3. 改善と挑戦
継続的な改善(モニタリング)を行い、且つ新たなことにチャレンジし続けます。
2. パートナーシップ共通の目標
1. 地域の素材やサービスの積極的な活用を通じて地域経済への貢献に努めます。
2. 地域の文化と習慣を守り育むことに努めます。
3. ツーリズムの礎である自然や環境の保護に努めます。
4. 観光資源を適正に管理し、且つ持続的な活用に努め、環境に与える影響を最小限に抑えることに努めます。
5. 各々公平な労働環境を確立し、健全で働きやすい職場環境の創出に努めます。
<JTBが取り組むサステナブルツーリズムについて>
JTBの「サステナブルツーリズム」とは、長期的かつ持続可能な観光の形態を指します。これは、経済・文化・環境に対する負荷を最小限に抑え、観光地の自然や文化遺産を守りながら観光活動を続けることを目指しています。
JTBでは、2022年3月12日に迎えた創立110周年を機に、よりグローバル基準に基づくサステナビリティ戦略を推進するために、サステナブルツーリズムのグローバル基準を管理するGSTC(グローバルサステナブルツーリズム協議会)に加盟し、協力覚書を締結しました。
「JTBサステナビリティ」コーポレートサイト:https://www.jtbcorp.jp/jp/sustainability/
*1:JTB協定旅館ホテル連盟1956年(昭和31年)に創設。「JTBとのコミュニケーション強化による宿泊増売と会員経営基盤強化」をテーマに、JTBグループと協力した各種キャンペーン・誘致宣伝活動や、地域活性化に取り組む他、「(社)旅館経営人財育成アカデミー」や「日本の宿 おもてなし検定」による人財育成事業、各種委員会の調査研究や研修活動を通じ、加盟会員旅館・ホテルの宿泊増売に向けて活発な活動を行っています。会員旅館・ホテル数は、約3,600 軒(2024年5月末時点)。
プレスリリース提供:PR TIMES