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株式会社パソナグループ

『性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する社内調査』 「国際女性デー」に合わせて発表/女性が真に働きやすい企業文化のあり方を検証

(PR TIMES) 2022年03月08日(火)22時45分配信 PR TIMES

株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)はこの度、グループ各社従業員を対象に『性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する社内調査』を実施し、その結果を発表いたします。
本調査は、内閣府が昨年実施した調査(※)における、主に働き方やキャリア構築等に関連する質問項目について、パソナグループ社内で同じ内容のアンケートを実施。長年にわたり女性活躍推進に取り組んできた当社における従業員のアンコンシャス・バイアスの状況と内閣府調査の結果を比較することで、これまでの取り組みがどのように企業文化に表れているかを明らかにすると共に、今後はそれを元に、女性がイキイキと活躍できる企業文化の構築に向けたコンサルティングサービスを展開してまいります。
2016年4月の「女性活躍推進法」施行から間もなく6年。女性の就業者数は年々増加しているものの、未だに日本の雇用制度や税制度、年金制度等にはいわゆる“専業主婦家庭”を前提としたものも少なくありません。また、世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数」(2021年)においても、日本は156か国中120位と非常に低い(男女格差が大きい)結果となりました。
一方で、国連開発計画が発表した「ジェンダー不平等指数」(2020年)では日本は162カ国中24位と高く(男女の平等が進んでいる)、「世界価値観調査(WVS:World Values Survey)」においても日本では女性の幸福度が男性を大きく上回るなど、「ジェンダーギャップ指数」と全く異なる結果が出ています。
いまこそ、“真のジェンダー平等とは何か”“女性が自分らしく働く、真に豊かな社会とは何か”などについて、社会全体での議論を深める必要があります。

パソナグループは1976年、「家庭の主婦の再就職を応援したい」という想いから創業。以来、ダイバーシティを推進し、誰もが自由に好きな仕事を選択できる社会の実現を目指して、様々な社会インフラを構築してきました。1980年代より在宅勤務やサテライトオフィス、ワークシェアリング、企業内保育所などの概念を社会に提案すると共に、社内においては1990年代半ばからそれぞれのライフスタイルに合わせた「特別勤務制度」をはじめとする様々な人事制度を導入し、多様な働き方を支援しています。
本調査の結果が、女性が真に豊かにイキイキと活躍できる社会の実現や、日本企業における形だけではない“真の女性活躍推進”の一助となることを期待します。

※「令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査」

<調査概要>
内閣府男女共同参画局「令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査」(2021年8月実施)の働き方やキャリア構築に関する質問項目の調査を社内で実施

調査方法 :インターネットを通じたアンケート方式
調査期間 :2021年11月26日〜12月3日
調査対象 :パソナグループ各社 従業員回答者数 : 641名


【考察:家庭・コミュニティ領域】

内閣府調査と比べてパソナグループ社員の方が、総じて「性別による役割意識」の差が少ないことが見て取れる。“家事・育児や介護は女性がやるべきもの”という意識が低く、家庭・コミュニティにおける男女平等の考えが浸透している。

[画像1: https://prtimes.jp/i/16751/1162/resize/d16751-1162-b7188992a5d77d7f048f-0.jpg ]




【考察:職場領域・その他】

パソナグループ社員は、リーダーシップやマネジメント等の「職場での役割」について、男女平等の考え方が浸透している。また、育児と仕事の両立に対する負担の大きさも理解しているため、そうした立場にある女性が働きやすい環境の整備や、業務負担の軽減などを思いやることが大切であると認識している。そして、お互いを尊重・理解しているからこそ、職場における特性をポジティブに受容しているのではないかと思われる。

[画像2: https://prtimes.jp/i/16751/1162/resize/d16751-1162-367ac0489f0f9c985ab8-1.jpg ]




<参考>パソナグループの女性活躍推進に関する取り組み

◆女性活躍に向けた新しい雇用概念を提案
パソナグループは1976年の創業以来、年齢、性別、障がいの有無に関わらず、誰もが活躍できる機会を提供し、社内制度の充実や働きやすい職場環境づくりを推進。在宅勤務制度・サテライトオフィス(1983年)、ワークシェアリング(1987年)、企業内保育所(1991年)など、今では当たり前となっている様々な仕組みや雇用の概念を提案し、女性の社会進出を支援してきました。

毎年「国際女性デー」に合わせて、女性の働き方や新しい雇用のあり方など、女性活躍推進に向けた情報発信を行っています。


◆多様な働き方を応援する人事制度
女性活躍をはじめとするダイバーシティ推進や、働きやすい環境づくりを通じて、多様な人材がライフスタイルに合わせて活躍できる社内制度・仕組みを構築。管理職に占める女性の割合は51.5%、女性社員の出産後の復職率は100%を誇ります。

【自律的なキャリア構築を支援する制度】
・「自己申告制度(現:マイキャリアバンク)」(1993年〜)
・「職務給制度」導入、「社内ビジネス留学制度」(1995年〜)
・社内留学制度「キャリアエクスチェンジプログラム」(2007年〜)
・「ドリカム制度」(2009年〜)

【時間や場所など、ライフスタイルに合わせた多様な働き方を支援する制度】
・「特別勤務制度(現:ライフサポートコース)/休職制度」(1997年〜)
・「カフェテリアプラン制度」(1999年)
・「Do・Co・De・Moワークスタイル」(2017年〜)
・「HAPPY HOLIDAY」(2017年〜)

【イキイキと働く女性を育成する制度】
・女性幹部候補生を育成する「ワンダーウーマン研修」(2014年〜)
・女性活躍推進担当役員による「オフィスアワー」(2019年〜)

【育児休業からの復帰や育児との両立を支援する制度】
・「ハローベビー休暇制度(産休・育休制度の改定)」(2006年〜)
・事業所内保育所「パソナファミリー保育園」(2010年〜)
・男性育休促進に向けて「ハローベビー休業制度」拡充(2011年〜)
・育児休業中や休職前後に復職後の希望等に関する面談を行い経験・能力を早期に発揮できる環境整備を行う「復職プログラム」拡充(2011年〜)
・子育て中の女性社員が仕事や育児の悩みを相談できる「IDOBATA会議」開始(2013年〜)
・キッズスペースを設けた職住近接オフィス「パソナファミリーオフィス」(2020年)


◇主体的に未来を切り開く女性を育成・支援する取り組み
女性幹部候補育成プログラム「Women's Advanced Program」(2021年〜)
企業の未来を切り拓く女性幹部候補を育成する合宿型プログラム。第一線で活躍する経営者・専門家・実践者らが、企業の経営幹部に求められる「新規事業創出」や「インパクトをもたらす経営」、エグゼクティブとしての「プレゼンス力」や社内外の「リレーションシップマネジメント」、「健康経営とウェルビーイング」等について講義を行う。

「ひとり親 働く支援プロジェクト」(2020年〜)
シングルマザー等のひとり親家庭の方々が、仕事と生活の両方を重視することができるライフ・ワーク・ファースト”をコンセプトに、兵庫県淡路島で仕事や住居、子供の教育等を支援するプロジェクト。一人ひとりの状況に応じた雇用契約を締結し、お子さんと安心して生活できる社員寮や各種教育支援制度の提供など、仕事・住居・教育をトータルでサポート。

コロナ禍における「ひとり親家庭支援」(2020年〜)
社会貢献活動の一環で社会福祉協議会等と連携し、コロナ禍で離職を余儀なくされたシングルマザー等のひとり親家庭の方を対象とした「オンライン仕事セミナー」や、子ども食堂を通じた「フードドライブ」をはじめとする生活支援活動を全国で展開。

女性起業家支援トータルプログラム「Ladies Be Ambitious」(2014年〜)
事業計画書の作成など起業に必要な知識・ノウハウの提供のほか、女性起業家や受講者同士のネットワーク構築のための交流会の開催、パソナグループのサービスインフラを活用した事業のスタートアップ支援など、女性の起業をトータルでサポート。



プレスリリース提供:PR TIMES

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