プレスリリース
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幼時から明治大正の寄席で育ち、正統派本格落語の王道を歩んだ昭和の名人・六代目三遊亭圓生。
繊細かつ自在な噺の構成力、一点の抜かりもなくきめ細やかな時代・場面・人物描写、そして演目の多さ
と幅広さにおいて、昭和の落語黄金時代を支えた名人の中でも群を抜く存在でした。
その誰も及ばない至芸と広大なレパートリーを、すべてスタジオ録音にて口演を収録した名作『圓生百席』
を、このたび通販商品として再び商品化し発売することとなりました。
圓生が73歳から79歳の誕生日に急逝するまでの約6年間、心血を注いだ落語録音史上不滅の金字塔。監修は宇野信夫、写真撮影は篠山紀信。落語愛好家を心酔させ、現役の噺家が範と仰ぐ、全世界必聴の名盤集です。
(※1999年に発売され大きな話題となったこの作品を、このたび安価版として再発売したものです。)
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【CD情報】
■タイトル:「圓生百席」
■発売日:2022年6月10日
■価格:税込¥209,000円(税抜価格:¥19,000)
■品番:DYCS-1242(CD116枚+特典盤2枚)/別冊解説書付
■特典:
・その1:【「くやみ」(圓生百席未収録口演)+「お客様との対話」CD】
・その2:【圓生/宇野信夫 対談CD】
・その3:【読んで楽しい『圓生読本』】
■発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
収録演目など、詳しくは【「圓生百席」・特設サイト】
https://www.110107.com/s/oto/page/ensho100
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【六代目 三遊亭圓生(さんゆうてい・えんしょう)略歴】
1900年9月3日、大阪で生まれる。
本名 山崎松尾。幼少期に上京し、豊竹豆仮名太夫の名で子供義太夫の芸人として寄席に出演。
1909年、落語家に転向して橘家圓童で初高座。
1920年、橘家圓好で真打。
1941年に六代目三遊亭圓生を襲名。
1945年春、満州に渡り慰問公演を行い、大連で終戦をを迎え、1947年に帰国。
戦後は完成度の高いたくみな芸で、押しも押されもせぬ大看板として活躍。古典落語の名手として落語界を牽引した。
1960年、芸術祭文部大臣賞受賞。
1965年から1972年まで落語協会会長を務めた。
1968年に落語家初の芸術選奨文部大臣賞を受賞。
1973年、レコード「圓生百席」の収録を開始、6年かけて心血を注ぎ百席の録音を完了した。
同年、宮中で御前口演を行った。
1979年には、落語家として初めて歌舞伎座独演会を開催するなど精力的に活動していたが、
同年79歳の誕生日に逝去。主な著書に『寄席育ち』『明治の寄席芸人』など多数。
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