プレスリリース

伊勢丹新宿店の『クレプリ　ツモリチサト』 POP UPストアにて導入開始

　凸版印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：麿 秀晴、以下 凸版印刷）は、2021年11月から提供しているアバター生成サービス「MetaClone(R)アバター」（※1）を用いて、店頭やイベント会場などのリアルな場所で手軽にアバターを通したバーチャルファッション体験ができる「MetaClone(R)スタジオ」を開発し、2023年4月から提供を開始します。
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　「MetaClone(R)スタジオ」は、店頭やイベント会場に「MetaClone(R)アバター」で自分そっくりのアバターが生成できる等身大のサイネージを設置し、生成されたアバターがその場でイベント用のメタバース空間に入り、リアルとメタバースの両方でイベントを楽しめるサービスです。生成したアバターには忠実に再現したブランドやイベントの服を着せることができ、メタバース上でリアルな試着シミュレーションが行えます。

　なお、本サービスは伊勢丹新宿店（所在地：東京都新宿区新宿3-14-1）で2023年4月19日（水）〜25日（火）までに開催される『crêperie tsumori chisato(クレプリ　ツモリチサト)』（※2) POP UPストアに導入されます。
　凸版印刷は、メタバース上でバーチャルファッション体験を提供することで、店頭やイベントでの新たな体験価値を創出します。

■ 開発の背景
　近年、メタバースの活用範囲は拡大しており、メタバースの活用が多くの産業の発展に寄与することが期待されています。一方で、メタバースの産業利用は現実に対しての再現性や利用価値の不明確性などの課題が残っており、ビジネスにおいてメタバースの持つ可能性が十分に引き出しきれていない状況です。
　また、バーチャルフィッティングにおいては、服の画像を重ねるような表現がベースだったために着用感の表現が難しいなど、リアルな試着シミュレーションを実現することは困難でした。
　これを受けて凸版印刷は、「MetaClone(R)アバター」を用いてイベント会場で自分そっくりのアバターを生成し、今までのバーチャルフィッティングよりも着用時の生地感や揺れ感を忠実に再現した服をアバターに着せ、メタバースをリアルで体験できる「MetaClone(R)スタジオ」を開発しました。凸版印刷は、リアルとメタバースが連動した新たな体験を提供し、メタバースの活用の可能性を広げることに貢献します。

■ 「MetaClone(R)スタジオ」の特長
１. 自分そっくりなアバター「MetaClone(R)アバター」でバーチャル試着
　イベント会場に置かれたカメラ機能のあるサイネージの前に立つとその場で顔が撮影され、手軽に自分そっくりなアバター「MetaClone(R)アバター」を生成することができます。生成されたアバターにはイベントに合わせた衣服を着せ替えることができ、メタバースをリアル会場で体験できます。衣服の着用時の生地感や揺れ感、動きなどを、リアルに再現することで、メタバース上でのアバターによる違和感のない試着を実現。実際の試着をせずに着用感を確認できます。
　今回のPOP UPストアでは、凸版印刷のこれまでのクリエイティブ制作などによって培ってきた色や質感の高精細な再現に関するノウハウを活かし、従来のバーチャルフィッティングでは再現の難しかった伸縮性のある生地の質感や揺れ感を忠実に再現し、メタバース上でリアルな試着シミュレーションが行えます。
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２. 自分のアバターを通してイベントの世界観を体験
　イベントに合わせて、現実ではありえない、通常では体験できない世界をメタバース上に構築。「MetaClone(R)アバター」で生成した自分そっくりのアバターがイベントに合わせた衣服を着てその世界観を体験できます。体験者は、その場で作成されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、体験したメタバース空間の動画をダウンロードして持ち帰ることができます。


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３. メタバース×リアル連動による販促企画が可能
　「MetaClone(R)スタジオ」で作成したアバターやコンテンツを様々なメタバースプラットフォームに連携させることで、リアルとメタバースを連動させた販促企画の実施が可能です。
　今回のPOP UPストアでは、「MetaClone(R)スタジオ」に登場するクレプリコラボアバターを、スマートフォンアプリ「REV WORLDS（※3）」内の仮想伊勢丹新宿店1階に期間限定でオープンする「クレプリ ツモリチサト × TOPPAN バーチャルショップ」に配置します。また、「REV WORLDS」内で出題されるクイズの正解者には、限定アバターウェアをプレゼントする連動企画が実施され、実際に店舗に来店することでクイズのヒントを知ることができます。


[活用シーン］
１. アパレル店舗
　今回導入される『crêperie tsumori chisato』 POP UPストアのように店頭に設置し、リアルとメタバースを連動させた企画を行うことができます。また、ファッションブランドに導入すると、バーチャル上でリアルな試着シミュレーションができるため、実際に試着しなくても着用イメージがわくようになります。
２. イベント会場
　スポーツやアニメ・ゲームなどのファンイベントの会場に設置し、自身のアバターにスポーツチームのユニフォームを着せて、バーチャルスタジアムに登場する、アニメ・ゲームのキャラクターと同じ衣装を着せて、物語の世界観を体験するなどの施策を通じて、ファンのロイヤリティ向上を支援します。
３. 観光地
　博物館や資料館などに設置し、自身のアバターに衣装を着せて歴史上の偉人に扮したり、今はなき歴史上の街並みを探索したりすることで、歴史や文化に興味をもってもらうとともに、地域活性化の起点にとなるようサポートします。

■ 『crêperie tsumori chisato』 POP UPストアの概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1129_1_09a8a3679bcdbf1ca05b86f7834ef3a1.jpg ]


[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/1129/resize/d33034-1129-99115e3c901500114e10-5.png ]

■ 価格
・250万円(税別)〜
（ライセンス費用、機材レンタル費用を含む）
※オプションにより変動します。コンテンツ制作費は別途となります。

■ 「MetaClone(R)スタジオ」サービスサイト
　URL: https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/metaclone_studio.html

■ 今後の目標
　凸版印刷は今後、「MetaClone(R)スタジオ」の機能拡張を進めることでファッション業界をはじめとした様々な業界においてメタバースとリアルを融合させた次世代型のプロモーション施策を展開します。2028年までに関連受注含めて約10億円の売り上げを目指します。

※1　MetaClone(R)アバター
1枚の写真からフォトリアルな3Dアバターを自動生成できるサービス。2021年11月より提供開始。
URL: https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/metaclone.html
※2　crêperie tsumori chisato
デザイナー津森千里が手掛ける新ブランド。安土桃山時代を起源とする¨チリメン¨の繊維技術を、より高度に蘇らせた製法で創るクレープ状の服のシリーズ。
URL： https://www.tsumorichisato.co.jp/index.html
※3　REV WORLDS
（株）三越伊勢丹が提供する、メタバースを活用したスマホ向けコミュニケーションアプリ。アバターを用いてショッピングやコンテンツ、ユーザー間のコミュニケーションが楽しめるなどの機能を提供。
URL: https://www.rev-worlds.com/

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以　　上

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