プレスリリース

■2月16日（水）〜3月6日（日）　■B館8階＝美術画廊


西武渋谷店は、‘Art meets Life’「暮らしに、もっとクリエーティブを。」をコンセプトに、これまで多くのアーティストとコラボレーションを実現させてきました。「美的身体のメタモルフォーゼ」という一貫したテーマのもと、身体を「美的」に変容させるための装置を制作するアーティスト、神楽岡久美（カグラオカ クミ）の個展を西武渋谷店で開催いたします。

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鼻を高くするために頭に被り骨を引っ張る装置、足を長くするためのギプス、ねじで加圧し頭を小さくさせるためのヘルメットなど、それらの装置は、現代社会における「美的（とされている）身体」を渇望する人々の痛みと欲望が現れており、さらにその装置自体が持つ残酷な美しさは、「美とは何か」という問いを秘めています。

西武渋谷店で1年半ぶりとなる本展では、「未来の美的身体」をテーマとした作品を発表。神楽岡は気候上昇や、乾燥化など、1000年後の地球環境を予想し、「未来の美的身体は、厳しい環境下でも生命体として生きる強いものとしてビジョンしています。これは人類の進化の過程において、弱いものからパイオニアが生まれ、人類が進化し続けたという見解から着想しています。」と述べ、文化人類学的視点からのリサーチを元に、「未来の美的身体」を創造します。

今年3月よりアトリエをニューヨークに移転する予定の神楽岡にとって、一つの節目であり、日本での制作の集大成と言える個展となります。
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「Extended Finger」
Photo｜浦野航気


個展概要

「The Metamorphoses of Beautiful Bodies. −未来の美的身体について」
■会期：2月16日（水）〜3月6日（日）
■会場：西武渋谷店 B館8階=美術画廊
A館1階＝ショーウインドウで神楽岡久美の作品を展示。（会期：2月15日（火）〜3月14日（月））

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「Face Cage」
Photo｜Yume Takakura

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「Study of Metamorphose.」
(C)2022 KUMI KAGURAOKA. All rights


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・A館1階＝ウインドウ



プロフィール　神楽岡久美 Kumi Kaguraoka

医療職である両親の元に生まれた神楽岡は、身体に興味を持ち、ファッション・玩具などの身体と密なコミュニケーションツールデザインをバックグラウンドにもつ。 「身体とは感覚を持って外界と対話するためのツールである。」をステートメントに2015年から制作活動を開始する。2022年4月からニューヨークでの活動を開始予定。

2015年「SICF16」グランプリ受賞（スパイラル・東京）
「BankART Artist in Residence OPEN STUDIO2015」（BankART1929・神奈川）
「光を摘む」（スパイラル・東京）
「シブヤスタイルvol.9」（西武渋谷店）
2016年 「光を摘む-光の記録-」（BRÜCKE・東京）
「身体と世界の対話（2015-16）」（T-Art Gallery・東京）
2017年 「アイスタイル芸術スポーツ振興財団」助成アーティスト選定
2018年 「身体と世界の対話vol.2」（ワコールスタディホール京都ギャラリー）
2019年 「KUMI KAGURAOKA solo Exhibition Study of Metamorphose.」（FabCafe Tokyo)
「京都大学ロンドン大学ゴールドスミス校アートサイエンス国際シンポジウム-Art Innovation展 2019」
Junya Yamamine Award受賞（京都大学）
「Metamorphosis to a beautiful body. KUMI KAGURAOKA solo Exhibition.」（西武渋谷店）
2020年 「Hikarie Contemporary Art Eye vol.13『９.人の眼-9人のアーティスト-』小山登美夫監修」（渋谷ヒカリエ8・東京）
「ブレイク前夜 in 代官山ヒルサイドテラス 時代を突っ走れ！小山登美夫セレクションのアーティスト38人」（HILLSIDE TERRACE・東京）
「Study of Non-verbal-communication.」（gallery ON THE HILL・東京）
「ワンピース倶楽部展VOL.13「はじめてかもしれない」」 （3331 Arts Chiyoda・東京）
「 NUMERO BERLIN」ファッション誌・特集（ベルリン）
2021年「吉野石膏美術振興財団　在外研修助成」助成アーティスト選定
「VOGUE MAN Hong Kong」作品掲載（香港）
テレビ朝日・出演「有吉クイズ」


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