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株式会社ユーキャン

【2022年学びのトレンド調査】何かを学んでいる人ほど人生満足度が4.9ポイント高いという結果に

(PR TIMES) 2022年12月08日(木)13時45分配信 PR TIMES

仕事に関係していない資格を保有する人は6割。学ぶ目的が「自分の趣味に活かせる」など人生を充実させるための内容に多様化

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、『「現代用語の基礎知識」選 2022ユーキャン新語・流行語大賞』に「リスキリング」がノミネートされたことを受け、20代〜60代の男女402名を対象に、将来の不安やリスキリング、人生の充実度に関する意識調査を実施しました。調査の結果、リスキリングや学び直しをしている人ほど、人生の満足度が高い結果になりました。また、学びが仕事や自己成長だけのためのものではなく、日常生活や趣味に活かせるなど、目的の多様性が広がっていることがわかりました。
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【調査結果トピックス】
■将来に不安を抱える人は8割以上。不安が高まった原因は「急激な円安による物価上昇」

■近年話題のワード「リスキリング」。直近1年、何かを学んでいる人は3人に1人

■学びのメリットは「学ぶことが楽しい」が最多。学んでいることがある人は、学んでいることがない人に比べて、人生の満足度が4.9ポイント高いという結果に

■仕事に関係していない資格を保有する人が6割。学ぶ目的には「自分の趣味に活かせる」など人生を豊かにする内容がランクイン



将来に不安を抱える人は8割以上。不安が高まった原因は「急激な円安による物価上昇」

国際治安の悪化や止まらない物価高騰など、大きな社会問題が目立った2022年。「将来に対して不安はありますか」という質問に対して、「ある」と答えた人は全体の47.0%、「少しある」と答えた人は37.1%、「あまりない」が10.2%、「全くない」が5.7%と、全体の8割以上が将来に対して不安があると回答しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/7628/1049/resize/d7628-1049-c9d3ca97bbb6377b7d74-1.png ]

「不安がある」と回答した人に具体的な不安について質問したところ、「お金のこと」が72.5%、「健康のこと」が47.9%、「親のこと」が24.3%、「仕事のこと」が21.0%という結果でした。

また、近年起きた社会問題で不安が高まったトピックスについて質問すると「急激な円安による物価上昇」が50.2%、「老後2000万円問題などの金銭的不安」が38.6%、「新型コロナウイルスの感染拡大」が35.6%、「国際治安の悪化」が31.6%、「超高齢化社会の進行」25.4%という結果になりました。

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このように、近年の社会情勢、急激な円安や物価上昇により金銭的な不安が大きいことが見てとれます。また、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%になると推計されています。「自分の老後資金が確保できなさそう。親の介護にかかる金額がどうなるか不安。」「健康年齢に近づくにつれ、いつまで健康年齢を保てるか?」と、親のことや自身の健康のことに不安を抱える人が多いことが明らかになりました。

続いて「不安解消のためにしていることはなんですか」という質問に対しては、「貯金」が最も多く55.8%、次いで「投資・資産運用」が49.6%と、多くの人が金銭面の対策をしていることが明らかになりました。

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それ以外には「運動」(26.4%)、「食事改善」(21.7%)、「スキルアップ・資格取得」(12.4%)と、寿命が伸びている中で、長い人生をより健康に、充実して過ごせるように対策している人が多いことがわかりました。


近年話題のワード「リスキリング」。直近1年、何かを学んでいる人は3人に1人

経済的な不安が高まる中、2022年10月、岸田首相は所信表明演説の中で、個人のリスキリングの支援に5年で1兆円を投じると表明しました。物価上昇に合わせた持続的な賃上げを目指す中で、人への投資が重要だと位置づけていることがリスキリング推奨の理由です。
実際に知識やスキルを学んでもらうために、「短時間勤務」や「休職」の取得を許可するなど、企業としてもリスキリングの支援を広げています。

2022年の流行語大賞にもノミネートされた「リスキリング」。その知名度を調べたところ、「知っている」と答えた人は全体の10.2%、「聞いたことがある」は21.4%、「知らない」が68.4%と、「リスキリング」という言葉自体の知名度はまだそこまで高くないことが明らかになりました。

一方で、リスキリングという言葉を認知している方に対し、「リスキリングや学び直しの必要性を感じますか」と質問すると、「必要性を感じる」と答えた人は21.9%、「どちらかというと必要性を感じる」は45.6%と、半数以上の人がリスキリングや学び直しに関心があることがわかりました。
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また「直近1年間のうちで何か学んでいることはありますか」という質問に対して、「学んでいることがある」と答えた人は32.1%、「学んでいることはない」と答えた人は67.9%という結果になりました。
「リスキリング」や「学び直し」という言葉を意識せずとも、3人に1人が何かしらの学びに着手していることがわかります。

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学びのメリットは「学ぶことが楽しい」が最多。学んでいることがある人は、学んでいることがない人に比べて、人生の満足度が4.9ポイント高いという結果に

「直近1年間の学びを通して感じたことや得られたメリットを教えてください」という質問に対しては、「学ぶことが楽しい」が39.5%と一番多く、学びに楽しみを覚え、学ぶことそのものにポジティブな気持ちを持って学びに取り組んでいる人が多いことがわかります。

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また、人生の充実度について国際的にも有名な指標である人生満足度指数に基づいて調査を行いました。人生の満足度に関する5問の質問の回答より人生満足度指数を算出したところ、「学んでいることがある人」の平均値は22.5ポイント、「学んでいることがない人」の平均値は17.6ポイントとなり、「学んでいることがある人」ほど、人生の充実度が高いことがわかりました。

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これらの結果から、リスキリング自体の知名度はまだそこまで高くはないものの、学びを続けている人は一定数おり、学びを続けていない人に比べて人生の満足度が高いことがわかりました。

※参考:人生満足度(SWLS)

下記の5つの質問に対して、「まったく当てはまらない(1点)」「ほとんど当てはまらない(2点)」「あまり当てはまらない(3点)」「どちらともいえない(4点)」「すこし当てはまる(5点)」「だいたいあてはまる(6点)」「非常に当てはまる(7点)」の7件法で回答し、5つの数値を足し合わせて人生の満足度について測る指数。

現在の人生の充実度を表すと、どれくらいですか。
1. ほとんどの面で私の人生は理想に近い。
2. 私の人生はとても素晴らしい状態だ。
3. 自分の人生に満足している。
4. これまで自分の人生に求める大切なものを得てきた。
5. もう一度人生をやり直せるとしても、 ほとんど何も変わらないだろう。


仕事に関係していない資格を保有する人が6割。学ぶ目的には「自分の趣味に活かせる」など人生を豊かにする内容がランクイン

学びと人生の充実度の関連性が明らかになってきましたが、人々は何を目的として学んでいるのでしょうか。保有している資格について、「現職も含め今までのお仕事に関係していないものはありますか」に対して、「ある」が59.6%、「ない」が40.4%と、6割の方が仕事に関係していない資格を取得していることが分かりました。

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仕事に関係していない資格の取得理由を問うと、「将来のためにスキルを磨きたかったから 」が26.7%で最多となりましたが、「趣味を充実させたかったから」「色々なことにチャレンジしたいから 」がそれぞれ16.8%となりました。
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また、「将来の人生を充実させるために何かを学ぶとしたら、どんな点を重要視し学ぶ内容を決めますか」に対しては、「家庭や日常生活で役に立つ」が最多の30.1%、次いで「自分の趣味に活かせる」が29.4%という結果になりました。
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そのほかにも「知的好奇心を満たせる」(28.9%)、「新たな世界が広がる」(21.9%)などもランクインし、学びが仕事や自己成長だけのためのものではなく、日常生活や趣味に活かせるなど目的の多様性が広がっていることがわかります。

また、「コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスがいい」(14.9%)もランクインし、学びに対する考え方が変化している様子も見受けられました。

これまでの資格取得や学びの目的は就職や転職、仕事に活かせるというのが主な理由でしたが、現在は自分や大切な人の人生をより充実させたり、そもそも学ぶこと自体に楽しみを覚えているなど、よりポジティブな目的に変化していることがわかりました。


「学びは人生をより豊かに変える第一歩」ユーキャン担当者のコメント


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ユーキャン 通信教育事業部 藤岡郁哉

リスキリングという言葉が注目を集めていますが、時代や働き方が変化する中、新しい「強み」を身につけ、自分自身をアップデートしていくことは今後ますます求められていくのではと感じます。

一方で、「何を学べばいいか分からない」という方や、リスキリングや学び直しを「勉強」と捉え他人事のように感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、調査結果から明らかになった通り、学びは必ずしも「仕事のため」だけではなくなってきました。「家族のため」「人生を楽しむため」でも十分に学ぶ理由・目的になります。近年、当社でも「リンパケア」や「整理収納アドバイザー」など、日常を充実させたり、日常の課題を解消する内容の資格講座も注目されるようになりました。

ぜひ一度、自分自身や家族の未来の姿を思い浮かべてみてください。より良い人生のために、今の自分に足りない知識や必要なスキル、興味があることが見えてくるでしょう。学ぶ内容の選択肢や、学ぶ手段・方法も充実してきていますので、新しい一歩をぜひ踏み出してみてください。

社会情勢の変化により不安が加速する現在において、学ぶことは武器であり、人生をより良いものに変えるものだと捉える人が増えています。人生100年時代と言われる今、ユーキャンは新しい一歩を踏み出す方を応援し、長い人生をより豊かに過ごすための学びを提供するため、活動していきます。


■2023年に「武器になる資格」とは?
特設サイトURL:https://www.u-can.co.jp/2023shikaku

■調査概要
調査名:働き方と学び方に関する意識調査
調査対象:20代〜60代の男女 402名
実施期間:2022年10月27日〜11月3日
実施方法:インターネット調査
対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。

■会社概要
会社名:株式会社ユーキャン
本社:東京都新宿区高田馬場4-2-38
代表者 代表取締役社長:品川泰一
設立:1954年6月
資本金:9,000万円
事業内容:資格、趣味、実用の通信教育講座の開講
DVD、CD、書籍などの通信販売
Webサイト URL:https://www.u-can.co.jp/
※本リリースに記載されている会社名・製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。



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