プレスリリース
走る哲学者・為末大と言語習得の過程を研究する認知科学者・今井むつみの対談が実現! 9/1発売『ことば、身体、学び ー「できるようになる」とはどういうことか』
元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。『言語の本質』の著者で、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏。いま、出版界を賑わせる話題の二人による共著『ことば、身体、学び ー「できるようになる」とはどういうことか』が扶桑社より9月1日に発売される。
ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。
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私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。
「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。
スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。本書は、「ことばと身体」を専門にする話題の二人が、「学び」とは何かをさぐる最高の知的探究書である。
●書誌情報
『ことば、身体、学び ー「できるようになる」とはどういうことか』
発売:2023/9/1
定価:1045円(本体950円+税)
判型:新書判 240ページ
ISBN:978-4-594-09579-6
【目次】
1章 ことばは世界をカテゴライズする
2章 ことばと身体
3章 言語能力が高いとは何か
4章 熟達とは
5章 学びの過程は直線ではない
【購入リンク】
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4594095798
楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/17580897/
著者プロフィール
為末大
1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。オリンピックには3大会連続出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2023年8月現在)。現在は執筆活動、身体にかかわるプロジェクトを行う。Deportare Partners代表。主な著書に『Winning Alone-自己理解のパフォーマンス論』(プレジデント社)、『走る哲学』(扶桑社新書)、『諦める力』(小学館文庫プレジデントセレクト)など。45歳を迎えた2023年、アスリートとしての学びをまとめた『熟達論-人はいつまでも学び、成長できる』(新潮社)を刊行。
今井むつみ
1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科に在学中、奨学金を得て渡米。1994年ノースウェスタン大学心理学部博士課程を修了、博士号(Ph.D)を得る。専門は、認知・言語発達心理学、言語心理学。2007年より慶應義塾大学環境情報学部教授。著書に『ことばと思考』『学びとは何か-〈探求人〉になるために』『英語独習法』(すべて岩波新書)、『ことばの発達の謎を解く』(ちくまプリマー新書)など。共著に『言葉をおぼえるしくみ-母語から外国語まで』(ちくま学芸文庫)、『算数文章題が解けない子どもたち-ことば・思考の力と学力不振』(岩波書店)など。最新刊で秋田喜美氏との共著『言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか』(中公新書)は大きな話題となった。
本書に関するお問い合わせ
株式会社扶桑社 宣伝PR部
senden@fusosha.co.jp
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