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株式会社小学館集英社プロダクション(ShoPro)

特別展 「最後の浮世絵師 月岡芳年」2023/7/22(土)〜10/9(月・祝)まで開催 芦屋市立美術博物館

(PR TIMES) 2023年06月20日(火)15時15分配信 PR TIMES

株式会社小学館集英社プロダクションが指定管理者として運営している芦屋市立美術博物館では「最後の浮世絵師 月岡芳年」を開催します。

 江戸の新橋で生まれた月岡芳年(1839-1892)は、12歳のときに歌川国芳(17971861)に学び、15歳で画壇デビューしました。22歳頃から本格的に浮世絵師として活動をはじめ、54歳で没するまでに数多くの作品を世に出しました。
芳年は西洋画の写実性を取り込みながら、柔軟な発想とたくましい絵心で、浮世絵の歴史の最後に強烈な閃光を放ちました。師匠譲りの武者絵や歴史画を中心に活動を始めましたが、明治維新という激動の歴史の世相を映す作品も数多く残しています。
 本展では、妖怪などの怪奇をテーマとした《新形三十六怪撰》や、芳年の代表作である《月百姿》などを数多く展示し、芳年の魅力あふれる作品の数々を紹介します。

[画像: https://prtimes.jp/i/2610/937/resize/d2610-937-56ead82b392e2d89537a-0.jpg ]

会 期:2023年7月22日(土) ― 10月9日(月・祝)
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
会 場:芦屋市立美術博物館 エントランスホール、第1展示室、第2展示室
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
観 覧 料:一般1,000(800)円、大高生700(560)円、中学生以下無料
      ※( )内は20名以上の団体料金
      ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳を
お持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります。 
主 催:芦屋市立美術博物館
後 援:兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、神戸新聞社
サンテレビジョン、ラジオ関西、NHK神戸放送局
協 力:青幻舎プロモーション


●見どころ
・「血みどろ絵」だけではない芳年の魅力
月岡芳年は「血みどろ絵」や「無残絵」などの過激な絵を好んで描いていたと考えられていました。しかし、近年の研究の結果、それは画業の最初期の画風であることがわかってきました。
本展覧会では、芳年が全盛期から晩年にかけて描いた作品を150点展示します。それらの作品には過激な描写のものは少なく、静謐な描写のものが多いです。その静謐さの中に劇的な場面を展開させるといった描き方の作品もあります。
本展覧会を通して、芳年が過激な内容や描写のみが目立つだけの「最後の浮世絵師」ではないことを紹介します。

・展示品の種類
本展覧会の浮世絵は大きく6種類に分けられます。
芳年の初期の作で和漢の故事・物語を描く『一魁髄筆』や、全盛期の作で文字通りの武者を描く『芳年武者旡類』といった「武者絵」。背景まで丁寧に描きこみリアリティにあふれた全盛期の傑作シリーズ『新撰東錦絵』や、妖怪や幽霊のみを集めた最晩年の『新形三十六怪撰』の「歴史画」。三枚で一枚の絵として見せる『偐紫田舎源氏』などの「続物」。画家として早期に描かれた『東京自慢十二ヶ月』や、全盛期の美人画の代表作『風俗三十二相』といった「美人画」。短期間ながら集中的に描かれた錦絵新聞などの「報道」。晩年の作にして集大成である『月百姿』。

●関連イベント
(1)講演会「芳年の「怪」と「快」」
日 時:7月30日(日)14:00-15:30    会 場:美術博物館 講義室
講 師:神谷 浩氏(徳川美術館副館長)   費 用:無料(要観覧券)
定 員:60名

(2)講演会「芳年とメディア」
日 時:8月27日(日)14:00-15:30    会 場:美術博物館 講義室
講 師:菅原 真弓氏(大阪公立大学教授) 費 用:無料(要観覧券)
定 員:60名

(3)ワークショップ「尺八を吹いてみよう」
日 時:9月10日(日)1.10:30-12:00 2.14:00-15:30
会 場:美術博物館 講義室   講 師:加納 煌山氏(新都山流竹琳軒・大師範)
費 用:無料(要観覧券)   定 員:20名

(4)ホールコンサート「月の絵、月の音」
日 時:10月1日(日)14:00-15:00 会 場:美術博物館 エントランスホール
奏 者:木田 陽子氏(ピアニスト) 費 用:無料(要観覧券)
定 員:100名
曲 目:ドビュッシー『月の光』『そして月は荒れた寺に落ちる』
    山田耕筰『月光に棹さして』
    ベートーベン『ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」』
ラヴェル『洋上の小船』、 その他

(5)当館学芸員による展示解説
日 時:7月22日(土)、8月20日(日)、9月18日(月・祝)  各日11:00- (7月22日のみ10:30-) 、14:00-
会 場:芦屋市立美術博物館 展示室 費 用:無料(要観覧券)

  【申込について】
*(1) (2) (4) (5) は申込不要。(ただし要観覧券)。
*(3)は事前申込が必要※先着順 詳細は美術博物館HPまで

[お問い合わせ]
芦屋市立美術博物館 
〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25 TEL:0797-38-5432(代表) FAX:0797-38-5434 
◇ホームページ:https://ashiya-museum.jp
◇Twitter:@ashiyabihaku
[アクセス]
徒歩 阪神芦屋駅から南東へ約15分
阪急バス「新浜町」または「芦屋市総合公園前」行き(31・32・35・36・131系統)乗車、
「緑町(美術博物館前)」停留所下車、徒歩2分
(バスのりば)
阪神芦屋駅 南側2番のりば / 阪急芦屋川駅 南側5番のりば
JR芦屋駅 北側5番のりば
併設駐車場 当館をご利用の方は1時間無料。館内受付で駐車券をご提示ください
30分100円(8:00-20:00)



プレスリリース提供:PR TIMES

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