プレスリリース
2022年4月、ブルガリが誘う「カラージャーニー/色彩の旅」の第2章、「スピネルコレクション」が誕生いたします。
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色彩、自由であることの喜び、そしてインスパイアリングな美を私たちの世界にもたらす宝石は驚きに満ちた自然からの贈り物であり、ブルガリのスタイルを彩る精神とシグネチャーでもあります。活気に満ちたリッチなニュアンスへの情熱で知られるローマン ハイジュエラー、そして色石の魔術師であるブルガリは、創業以来、最も壮麗な宝石を求めて世界中を旅してきました。そして今、ブルガリは新たな色彩の旅として、最高峰のスピネルの産地である神秘に満ちたタジキスタンへとあなたを誘います。
2020年、ブルガリの色彩の旅はブラジルとモザンビークに始まり、パライバトルマリンの唯一無二の存在を明らかにしました。ブルガリが綴る「カラージャーニー」の第2章ではスピネルの壮麗な輝きと、溌剌とした精神が捧げられた至極のハイジュエリーコレクションをお贈りします。ローマへと届けられた魅力的なスピネルは、ブルガリのジュエリー クリエイション&ジェムバイイング エグゼクティブディレクターであるルチア・シルヴェストリの手に託されました。そしてブルガリのハイジュエリーとなるために、熟練の職人たちの元へとそのエキサイティングな旅路となったのです。
深みのあるクリムゾンからパステルブルー、ピンク、パープル、グレーまで幅広い色彩をみせるスピネルは、古くはルビーとの識別が難しいと言われていました。有名な「ルビー」の多くが実はスピネルで、イギリス王室の最も初期の戴冠宝器のひとつである王冠にセットされた、かの有名な「黒太子のルビー」も、実はなめらかなレッドのスピネルでした。確かに、豊かで生き生きとした色彩をまとったスピネルはルビーと並ぶ美しさを誇り、熟練の宝石鑑定士でなければ両者の違いを見分けることはなかなかできませんでした。
スピネルの名声は大胆不敵な探検家マルコ・ポーロの歴史と密接に結びついていました。13世紀末にアジアを巡る刺激に満ちた旅を経て、スピネルをヨーロッパに持ち込んだのが始まりです。「バラス・ルビー」の話を最初に伝えたのがこのイタリア人冒険家で、ピンクや紫がかった独特の赤色に光る宝石について日記に書き記していました。スピネルという名は、ルビーやスピネルの鉱山で有名なアフガニスタン北部(現在はタジキスタン)のバダフシャーン州に由来していると言われています。
それから300年の時を経て、この魅惑的な宝石はようやく本来の名前で認識されるようになりましたが、その貴重な美しさが注目され、真にふさわしい評価を得るようになったのは最近のことです。色の鮮やかさが際立つスピネルは、その鮮烈な色を引き出すのに加熱処理や照射処理を施す必要がなく、ほとんどのスピネルは加工処理が施されていません。また、耐久性が極めて高く、自然界で最も硬い宝石のひとつとされています。
生命力溢れる、自由な魅力を放ち、豊かな創造性と深く根ざしたサヴォアフェールが注ぎ込まれたこのカプセルコレクションは、約20点の独創的なクリエイションで構成されています。2022年4月、日本での先行発売にはじまり、6月に予定されているブルガリのハイジュエリーイベントでは、この最高峰の宝石を中心としたジュエリーと、スピネルをあしらった世界で1点のみの「セルペンティ」バッグ、ハイエンドタイムピースを2モデル、発表予定です。
宝石の色や形、光に対して、妥協のない他とは一線を画した独自のアプローチのもと、ブルガリは完璧なニュアンス、エレガントで魅力的なカット、最上級の透明度を誇るスピネルのみを厳選しています。これらの3つの特徴をすべて備えた宝石を探すのは大変困難です。こうして選ばれた高品質の宝石を、ローマのセンスと官能性、色彩の構成に対する洗練された洞察力によって組み合わせ、ブルガリ独自のクリエイションが生まれます。
ローマン ハイジュエラーの息を呑むほど魅力的なデザインに再び登場したスピネルの物語は、カラージャーニーの第2章として幕を開けます。
お問い合わせ先:ブルガリ ジャパン 03-6362-0100 https://www.bulgari.com/ja-jp/
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