プレスリリース

  • 記事画像1

サントリーホールディングス株式会社

北陸の新配送拠点「石川金沢配送センター」稼働開始

(PR TIMES) 2023年08月05日(土)11時15分配信 PR TIMES

― 輸配送網や倉庫の運用を効率化 ― ― 自動倉庫システム※1を導入 ― ― ドライバーの労働時間を年間約4,400時間削減 ―


[画像: https://prtimes.jp/i/42435/925/resize/d42435-925-0563668ee1a18923b8c8-0.jpg ]

サントリーホールディングス(株)は、北陸における物流効率化を目的に、サントリーグループの新しい配送拠点「石川金沢配送センター」を8月から稼働します。

人手不足やさらなる物量の増加など、物流を取り巻く環境の変化への対応は近年ますます重要となっています。当グループはこれまでも持続可能な物流の実現を目指し、労働負荷低減、環境負荷低減などに取り組んできました。

同センターの稼働に伴い、9か所あった北陸の倉庫が1か所に統合され、倉庫間で貨物を移動させる必要がなくなります。また同センターには自動倉庫システム※1が導入されており、庫内作業に必要な人員数が大幅に減少するとともに、荷受け※2の対応にシフトできるようになり荷受け可能時間が拡大することで、ドライバーの待機時間を減らすこともできます。
輸配送網や倉庫の運用を効率化することで、従来と比較して、年間あたりドライバーの労働時間を約4,400時間、トラックの輸送距離を延べ約16万5,000キロメートル、CO2排出量を約150トン削減できる見込みです。

今回、センターの運営を担う若松梱包運輸倉庫(株)と共に輸配送網の再構築や施設の設計を行い、2社が連携する取り組みとして国土交通省が定める物流総合効率化法※3の認定を取得しました。
今後もパートナー企業と連携を深め、物流企業やドライバーにとってより働きやすい環境をつくるとともに、自然環境に配慮した物流を推進します。

※1 村田機械(株)製。
倉庫内での貨物の運搬、保管場所への収納、取り出しや、在庫状況の可視化などを自動化。
※2 到着したトラックから貨物を積み下ろし、倉庫内に入れる工程
※3 流通業務の総合化及び効率化の取り組みを、国土交通省が認定し支援する法律

●配送センター概要
名称:石川金沢配送センター
所在地:石川県白山市鹿島町1-9-3
延床面積:約1万6千m2
竣工・稼働:2023年8月
取り扱い商品:酒類、清涼飲料各種
出荷対象エリア:北陸3県(石川県・富山県・福井県)
業務委託先:若松梱包運輸倉庫(株)

▼サントリーグループの物流における主な取り組み
・共同輸送やモーダルシフトによる効率化
大王製紙グループとの関東圏-関西圏の共同での長距離輸送
(2022年8月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/14213.html参照)
ユニ・チャーム(株)との静岡-福岡間の鉄道コンテナの共同利用
(2021年1月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/13855.html参照)

・自動化など先端技術の導入による効率化
製品の物流管理システムを刷新
(2023年6月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/14404.html参照)
沖縄豊見城(とみぐすく)配送センター稼働
(2022年4月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/14128.html参照)
浦和美園配送センター稼働
(2021年11月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/14028.html参照)
海老名・奥大山の配送センターで自動化設備の運用を開始
(2020年4月〜 https://www.suntory.co.jp/news/article/13700.html参照)

以上

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る