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JAL、ヘラルボニーと業務提携を締結

(PR TIMES) 2023年10月10日(火)19時45分配信 PR TIMES

〜空の旅を彩るアートを通じて多様な価値観との出会いを拡張し、社会課題の解決を目指します〜


2023年10月10日

 JALは、株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、以下「ヘラルボニー」)と、空の旅を通じて多様な価値観と出会える場・体験を創出することで、障がいに対する偏った認識から生じる社会課題の解決に取り組むことを目的とした業務提携を締結しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/898/30684-898-7d0a7ca4f32cbbc3051cc853373b0dbb-2175x754.png ]


【業務提携に至った背景】
 JALグループでは、2021〜2025年度の中期経営計画ローリングプラン2023のなかで、サステナブルな人流・商流・物流を創出し、「移動・つながり」を生み出すことで社会課題を解決していくとし、ESG戦略を経営における最上位の戦略に位置づけています。さらに、8つの重要課題の一つとして「多様性によるレジリエンス」を掲げ、多様な人・文化・価値観、行動様式が尊重され、新たな価値が生み出される社会の構築を目指しています。また、ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニーとして、国内外の主に知的障がいのある作家による2,000点を超えるアートデータを軸としたライセンスビジネスや企業のDEI推進支援など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を通じて、障がいのイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。このたび、両社が互いの目指す方向性に共感したことで、今回の業務提携に至りました。

 JALとヘラルボニーは、2021年12月に、初めての協業の取り組みとして、羽田空港の「廃材アート展」を開催して以来、2022年1月には青森県三沢空港でのアートラッピング、2023年8月からは国際線エコノミークラスの機内食「未来に残す機内食”RED a table”」のスリーブ(紙帯)へ全12種のアート作品を起用するなど、アーティストの才能を披露する場を国内外のさまざまな場所に設けることで、旅先で新しい価値観と「つながる」機会を生み出しながら、数多くの共創の取り組みを重ねてまいりました。

 今後両社は、国際線新機材エアバスA350-1000型機の導入を皮切りに開始する国際線新商品・サービスでの展開やJAL Mallでの商品販売など、これまでのモノ・場所におけるコラボレーションをさらに拡張し、国内および海外に向けてさまざまな「つながり」を創出することで、障がいに対するイメージ変容とひとりひとりが多様な価値観を尊重し合える社会の実現を目指してまいります。


【具体施策】
1.国際線エコノミークラス機内食スリーブ(紙帯)の提供 ※8月より導入済み
2023年8月より、国際線エコノミークラスの機内食のスリーブのデザインにヘラルボニーの契約アーティストのアートを採用、デザインはメニューごとに異なり、約1年間に全12種類のアートをご紹介します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/898/30684-898-1c1960232e9b6f36b1e1d07f58fbf045-752x1087.png ]


【サービス概要】
・ 提供期間 : 2023年8月 〜 2024年8月
・ 対象路線 : ヨーロッパ、アメリカ、ハワイ、オセアニア、東南アジア路線

・ 起用アーティスト : 計10名
高田 扶美 (Fumi Takada)、伊賀 敢男留 (Kaoru Iga)、新田 恵理 (Eri Nitta)、西村 円 (Madoka Nishimura)、鈴木 広大 (Hiroo Suzuki)、和田 成亮 (Shigetaka Wada)、衣笠 泰介 (Taisuke Kinugasa)、秋山 住江 (Sumie Akiyama)、市川 浩志 (Hiroshi Ichikawa)、浜ノ園 武生 (Takeo Hamanosono)



2. 国際線ファーストクラス、ビジネスクラスでの機内アメニティの提供
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/898/30684-898-2af502a4746f6a4653c393de78ce099f-1168x928.png ]

2023年12月より、国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで提供する機内アメニティにヘラルボニーの契約アーティストのアートで彩られたオリジナルポーチ全10種(ファーストクラス全4種、ビジネスクラス全6種)が登場します。

【サービス概要】
・ 提供期間 : A350-1000型機導入時より(年内)
・ 対象路線 : ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア路線

・ 起用アーティスト : 計7名
土屋 康一 (Koichi Tsuchiya)、藤木 敦仁 (Atsuhito Fujiki)、
渡邊 富弘 (Tomohiro Watanabe)、森 啓輔 (Keisuke Mori)、
佐々木 早苗 (Sanae Sasaki)、marina、GAMON


3. JALファーストクラスラウンジ内でのハンドドリップコーヒー提供にオリジナルのアートコーヒーカップを使用
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/898/30684-898-a82b0faaedd82b8ccd1a082f24eef328-1062x929.png ]


JALファーストクラスラウンジ内のJAL’s SALONで新たに開始するハンドドリップコーヒーのサービスでは、ヘラルボニー契約作家のアートが施されたコラボレーションカップで最高の一杯をご提供します。出発前のひとときを優雅に過ごす時間のなかで、アートを通じた新しい価値観と出会える体験をお届けします。アートコーヒーカップは、今後 JALショッピング JAL Mall店(https://ec.jal.co.jp/shop/c/c0002/)で販売開始予定です。

【概要】
・ 提供期間 : A350-1000型機導入時より(年内)
・ 場所 : 羽田空港 第3ターミナル
羽田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ内のJAL’s SALON
・ 起用アーティスト : 渡邊 昌貴 (Masaki Watanabe)


4. JAL Mallにて、ヘラルボニーが新規出店予定
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/898/30684-898-81f74fe0d7f688907ec17fff92c6cec1-1257x1151.png ]

旅先のみならず、日常生活においても多様な価値観と「つながる」機会を生み出したい、という双方の想いが重なり、ヘラルボニーもJAL Mallへの新規出店を予定しています。

【概要】
・ 出店時期 : 2023年内
・ 販売商品(予定)
ショートジップウォレット、ポーチ、ストール、
リラックス&リカバリーウェア、など


 JALグループでは、誰もが旅を通じてより豊かな人生を楽しめる社会の実現に向け、ヘラルボニーとさまざまな領域での取り組みを進めてまいります。

以上



プレスリリース提供:PR TIMES

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