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凸版印刷株式会社

凸版印刷、化粧品向けの「チューブなパウチ(R)」を開発

(PR TIMES) 2022年02月24日(木)14時15分配信 PR TIMES

絞り易く、プラスチックの使用量を30%削減した「チューブなパウチ(R)」で、化粧品分野向け「ヒンジキャップ」と「専用スパウト」を開発しユーザビリティ向上

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE(R) Packaging」を掲げ、ちきゅうに価値ある「サステナブル バリュー パッケージ(R)」を提供しています。
 その中で、消費者の利便性向上と、省資源化による環境配慮を両立し、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた「チューブなパウチ(R)」を2020年4月より販売を提供しています。
 このたび「チューブなパウチ(R)」に使用できる、化粧品分野向け「ヒンジキャップ」と「専用スパウト」を開発。片手で開封が可能になり使いやすさを増した「ヒンジキャップ」と、従来仕様に付属していたプルタブをなくし、開栓時のユーザビリティを大きく向上した「専用スパウト」を、製品のラインアップに加えました。また、今回同時に専用の充填機も販売を開始。導入時の負荷の軽減を実現しました。本製品は化粧品分野とともに、トイレタリー・医薬品分野にむけて、2022年2月より本格販売を開始します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-829b26adecf3f4e8e545-2.jpg ]

■ 開発の背景
 SDGsなど、持続可能な社会への取り組みが注目されるなか、すべての生活者が使いやすく、より環境に配慮したパッケージの開発が求められています。「チューブなパウチ(R)」は中身を絞りやすい/絞り切れるといった機能性と、ラミネートチューブに比較してプラスチック樹脂の使用量を削減し、環境適性を高めるパッケージとして食品分野で採用されています。このたび、その用途を拡大するために化粧品分野向けの「ヒンジキャップ」、「専用スパウト」を開発。開栓や開封時のユーザビリティが向上します。さらに「チューブなパウチ(R)」導入にあたって、都度充填設備を製作する負担軽減のため、専用の充填機を新たに開発しました。

■ 「チューブなパウチ(R)」の特長
・ 化粧品分野向けにヒンジタイプのキャップをラインアップに追加
 化粧品用途での使いやすさを向上させるために、ヒンジタイプのキャップを新たにラインアップに追加。片手で開封が可能になりました。同時に、従来仕様で胴体部分とキャップを繋ぐプラスチックパーツに付属していたプルタブをなくし、開栓時のユーザビリティが大きく向上しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-8420c7447add93e4ae8a-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-4976d9ced64ad73a6d75-0.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-3430a30f467b598c9a9f-4.png ]

・ 専用の充填機を新たに開発
 「チューブなパウチ(R)」特有の形状や材質構成に合わせて、最適化された専用の充填シール機を開発しました。高い充填精度と耐久性を誇り、メンテナンスも容易な構造です。生産能力は、2,000本/時間処理が可能です。

・ 中身を絞りやすい/絞りきれる
 従来のラミネートチューブの胴体厚みが0.3mm前後であるのに対し、本商品は最薄0.1mmに設定。また胴体のフィルムを封筒状に折り畳む加工を施すことで、胴体を握った時の弾力が軽減。従来のラミネートチューブより中身が容易に絞りやすくなっています。さらに注出口のプラスチックパーツを水平に設計することで、従来のラミネートチューブと比較して内容物を最後まで絞りやすくなっています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-7c9b2c666f80efa87a27-3.jpg ]

・ 透明で高いバリア性能を持つ「GL BARRIER」※1を使用
 胴体フィルムに凸版印刷が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルム「GL BARRIER」※1を使用し、容器全体のフルバリア化を達成。バリア性能を確保しつつ胴部を透明化でき、従来のラミネートチューブよりも内容物の視認性がアップし、残量確認がしやすくなりました。

・プラスチック樹脂の使用量を30%削減
胴体フィルムの厚みを薄くしたことで、ラミネートチューブと比較して、プラスチック樹脂の使用量を30%以上削減。省資源化による環境適性に配慮した容器です。

■ 「TOPPAN S-VALUE(R) Packaging」について

[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-37b27577f4ad715d3e30-5.png ]

 凸版印刷は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE(R) Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ(R)」、「しゃかい」に価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ(R)」、「ちきゅう」に価値ある「サステナブル バリュー パッケージ(R)」を提供します。


[画像7: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-578450c3c671798a88c8-7.png ]

「ひと」/「スマートライフ バリュー パッケージ(R)」
 円滑な購入や効率的な保管、美味しく仕上がる調理、簡便な廃棄、安全・安心な取り扱いなど、生活のさまざまな場面に最適な価値を提供し、コミュニケーション媒体として顧客体験を最大化させるソリューションを展開します。


[画像8: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-82235be975c42b09467b-8.png ]

「しゃかい」/「ソーシャル バリュー パッケージ(R)」
サプライチェーンにおいて発生する業務効率化、生産性向上、販売の最適化などのさまざまな課題を解決し、継続的な企業活動を実現する価値あるパッケージやサービスを展開します。


[画像9: https://prtimes.jp/i/33034/888/resize/d33034-888-9b353bef12d03dab9794-6.png ]

「ちきゅう」/「サステナブル バリュー パッケージ(R)」
再生プラスチックを用いた包装材、単一素材でリサイクル適性を向上した包装材、植物由来材料の紙やバイオマスプラスチックを用いた包装材など、環境負荷の低減と循環型社会の実現につながるソリューションを展開します。


<URL> https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/sustainability/


※1 GL BARRIER
 「GL BARRIER」は凸版印刷が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称です。独自のコーティング層と高品質な蒸着層を組み合わせた多層構造で、安定したバリア性能を発揮します。また多くの優れた特性が高い評価を受け、食品から医療・医薬、産業資材に至る幅広い分野で採用されています。印刷基材とバリア基材の双方の機能を兼ねること、電子レンジ対応が可能であることなどにより、アルミ箔代替、層構成の合理化を図ることができます。
URL:https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/products/barrier_film/


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以 上



プレスリリース提供:PR TIMES

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