プレスリリース
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:代表取締役社長兼CEO:増田宗昭、以下「CCC」)と、2019年に韓国でスタートアップ支援と起業エコシステムを最適化目指す韓国コンテンツ振興院(本部:韓国ソウル、院長:趙R来(チョ・ヒョンレ)、以下「KOCCA」)は、2022年10月26日にKOCCAが主催した「スタートアップ・コン」において、日本企業として初めてテーマアップしたCCC&デジタルハリウッド特別賞を、韓国のスタートアップ企業であるイェガンIT(本社:韓国ソウル、代表:パク・ビョンジェ)が受賞しましたことをお知らせいたします。
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KOCCAは、2015年より毎年ソウルで韓国のスタートアップの発掘、そして世界への進出をサポートする国際的コンペティション「スタートアップ・コン」を開催しています。このたび、2022年の「スタートアップ・コン」にテーマアップする企業として日本企業で初めてCCCおよびデジタルハリウッド株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之、以下「デジタルハリウッド」)が選ばれました。CCCは、2022年の「スタートアップ・コン」に向けて、「TSUTAYA売場スペース」や「T会員データ」を活用したビジネス企画をテーマとして提示いたしました。
「スタートアップ・コン」の最終審査会には、韓国のスタートアップ企業8社が残り、CCCが提案したテーマにエントリーしたFNSホールディングスが大賞を受賞、またイェガンITがCCC&デジタルハリウッド賞を獲得いたしました。イェガンITが提案したビジネスは、ユーザーが望む空間をスマートフォンの動画で撮影し、メタバースにフィードして、アバターでさまざまなコミュニケーションができるメタバースプラットフォーム「Snovall」です。TSUTAYA店舗の遊休スペースを体験スペースとして活用し、ユーザーが作ったキャラクターをメタバースにすぐに具現化できるようにすることで、オフライン空間と連携したメタバースfuture-fun-style(未来志向の遊びスタイル)を提案いただきました。
CCCでは今後、イェガンITを日本でのビジネスミーティングへ招待し両社の事業連携を推進すると共に、大賞を受賞したFNSホールディングスやその他「スタートアップ・コン」で最終審査会に登壇された企業との連携も検討してまいります。
■“CCC&デジタルハリウッド賞”を受賞したイェガンIT.代表のパク・ビョンジェ氏からのコメント
私のこの6年間の事業の旅は、時には困難で、時には幸せでした。成功までの道のりは長くて難しく感じられますが、それでも毎日の経験が楽しいです。夜明けの冷たい空気を吸い、花が咲く前の暖かい風を感じる暇もなく、夕暮れ時の匂いに一日を過ごし、また明日を迎える毎日の繰り返しの中で、今日に出会いました。
CCCの増田社長から「あなたは間違っていない」と言われている気がして、涙が出ました。どこにいても、どの時間にいても、企画者になり、デザイナーとなって自由を享受し生きていきます。TSUTAYAと共に今日を生きる自由の未来を描きたいです。
■大賞を受賞したFNSホールディングス代表のチェ·ヒョンソク氏からのコメント
こんにちは、FNSホールディングス(FASSKER)の代表チェ·ヒョンソクです。今回のスタートアップコンテストでの大賞受賞は私にとってさまざまな意味で大きな意味があります。まず、今回の賞は私がプレゼンせず、弊社のスタッフがプレゼンして獲得した最初の賞です。私たちが作っていくデジタルファッションのエコシステムを、私の意志だけでなく、会社の主要メンバーも共感していける実感を持つことができました。二番目に日本市場に進出できる足場を作れたと思います。私にとって、日本市場はとても魅力的な市場です。前職のLINEで、すでに経験しましたし、韓国の小さなスタートアップが一人で進出するには容易ではない市場です。日本を代表する企業であるCCCグループと共にお仕事ができる機会だけでも、私たちにはとても光栄なことです。第三に、CCCグループから認められたことがとても幸せでした。私は増田さんの本をバイブルのように読みながら、デジタルサービスを作ってきました。尊敬する方から、憧れの会社から認められることは何にも代えることができない最高の瞬間でした。
私たちは、既存のファッション市場の勢力図を変えようとしています。FASSKER が作りたいデジタルファッション市場は、ある意味、日本国内で、もっとも必要な産業だと思います。 しっかり準備して、ぜひCCCグループとともに新しいデジタルファッション市場を開拓していきたいと思います。
プレスリリース提供:PR TIMES