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【新国立劇場】《ロッシーニの幻の大作『ウィリアム・テル』がついに初登場!日本初、待望のフランス語舞台上演!》

(PR TIMES) 2024年10月30日(水)11時45分配信 PR TIMES


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/870/47048-870-a032bd7aaba34bd0e367fa8b756b1800-750x570.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


新国立劇場(東京都渋谷区)にロッシーニ最後のオペラにして最大傑作『ウィリアム・テル』が初登場します。日本での上演は極めて珍しい、幻の大作が待望の上演です。『ウィリアム・テル』は伝説の英雄ウィリアム・テルをめぐるシラーの戯曲を原作に、ハプスブルク家の圧政下にあった14世紀スイス・アルプス地方の民衆の自由への闘いを描く歴史劇。「『ウィリアム・テル』序曲」として老若男女におなじみの序曲、そして弓の名手ウィリアム・テルが息子の頭に載せたりんごを見事に射抜くエピソードはあまりにも有名。巨匠コッコス演出、大野和士芸術監督の指揮のもと、最高峰のロッシーニ歌いが揃い、オペラ上演史に輝く記念碑的公演が開幕します。
公演情報
ロッシーニ最後のオペラにして最大傑作!『ウィリアム・テル』が新国立劇場初上演
ロッシーニ最大の傑作『ウィリアム・テル』。ベルカント・オペラの旗手としてヒット作を連発したロッシーニが、フランス風の美しい旋律を追求し、ロマン主義的なグランド・オペラの扉を開いた画期的作品です。
舞台となるのは、スイス連邦建国の起源とされる“リュトリの誓い”(1291年、スイス三原州――ウーリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの三州――が相互援助を誓った)の頃のウーリ州。ハプスブルク家の圧政に喘ぐスイス・アルプスの民衆の闘いを描き、スイス側の青年アルノルドと支配者側のハプスブルクの皇女マティルドの身分違いの愛をもう一つの軸に、自由への闘いと共に、愛の歓びと苦しみ、そしてアルプス地方の豊かな自然美が瑞々しい音楽で描かれます。愛国者たちの苦悩と連帯、支配者との衝突と自由の勝利が劇的に語られ、幕切れでは清らかなハープに導かれて自由を謳う崇高な大合唱が響き、血で血を洗う争いの物語が浄化されます。
上演困難な大作『ウィリアム・テル』の原語(フランス語)での舞台上演は日本では初めて。近年欧米の主要劇場でもフランス語版での重要な上演が続く中、オペラファンとしては絶対に見逃せない上演となります。
注目の巨匠ヤニス・コッコスによる新演出
演出は大野和士芸術監督が厚い信頼を寄せるヤニス・コッコス。演出家・舞台美術家として世界で活躍する巨匠が2021年『夜鳴きうぐいす/イオランタ』に続いて登場します。作品の背景を重視し、時代を横断して現代に反映させることを得意とするコッコス。抑圧と抵抗、そこから生まれる希望、そして親子、恋人との情愛を現代につなぐ演出から目が離せません。
コッコス氏とクリエイティブ・チームは『夜鳴きうぐいす/イオランタ』では新型コロナの渡航制限で来日が叶わず、フランスと日本を連日繋いで完全リモート演出による新演出を行い、象徴的で心に染み入る、秀麗な舞台を生み出しました。困難な創作活動で培われた日本側スタッフとの絆で、大作の演出に挑みます。
舞台デザイン
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第1幕 舞台イメージ
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第3幕 舞台イメージ


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コッコス氏による『ウィリアム・テル』スケッチ
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コッコス氏による『ウィリアム・テル』スケッチ

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衣裳画(ギヨーム・テル)
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衣裳画(ジェスレル)

ヤニス・コッコスインタビュー https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_028384.html

ミシュケタ、バルベラ、ペレチャッコ!世界屈指のロッシーニ歌いの声がオペラパレスに響く
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ゲジム・ミシュケタ【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】
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ルネ・バルベラ【アルノルド・メルクタール】
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オルガ・ペレチャッコ【マティルド】

タイトルロールのウィリアム・テルには、2022年『椿姫』で中村恵理と共演し、滋味あふれる表現で感動を呼んだ実力派、ゲジム・ミシュケタが登場します。ヴェルディやロッシーニを得意とするバリトン歌手のミシュケタは、イタリア各地でウィリアム・テル役を歌っており、この役に精通したスペシャリストです。青年アルノルドは、破格のスケールのロッシーニ・テノール、ルネ・バルベラ。バルベラは2020年『セビリアの理髪師』、21年『チェネレントラ』とロッシーニ作品で続けて新国立劇場に出演、超人的な声とテクニックを溌溂と披露し、『チェネレントラ』では連日アリアがアンコールされるほどのショーストッパーぶりを発揮しました。
アルノルドと恋仲となる皇女マティルド役は、今日のオペラ界屈指のスター、オルガ・ペレチャッコ。新国立劇場へはベルカントの新女王として話題を巻き起こした2017年『ルチア』以来の登場で、更に豊かに成熟した表現に期待が集まります。さらに、総督として強権を振るうジェスレル役には、日本を代表するバス歌手妻屋秀和、総督ジェスレルの命で頭に載せたりんごを父が射抜くエピソードが有名なウィリアム・テルの息子ジェミにソプラノの安井陽子、テルの妻エドヴィージュにはフランス音楽のスペシャリスト齊藤純子が出演。須藤慎吾、成田博之、村上敏明らオペラ界トップ歌手が贅沢にも脇を固め、大河ロマンのような大作歴史劇をダイナミックに織り成します。指揮は新国立劇場オペラ芸術監督・大野和士。ついに実現する念願の『ウィリアム・テル』上演に情熱を傾けます。苦悩と決起、葛藤と愛、誇りと希望が崇高に響く『ウィリアム・テル』にご期待ください。
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左上より大野和士、Y.コッコス、G.ミシュケタ、R.バルベラ、安井陽子、妻屋秀和、O.ペレチャッコ、齊藤純子

『ウィリアム・テル』ものがたり
オーストリア圧政下のスイスの山村。長老メルクタールの息子アルノルドはハプスブルク家の皇女マティルドへの恋に悩んでいた。村一番の弓の名手ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)はオーストリアの支配に抵抗するよう、アルノルドを諫める。総督ジェスレルに反抗し村人を匿った咎で長老メルクタールが殺され、アルノルドは復讐を決意する。ルツェルン湖畔リュトリにウンターヴァルデン、シュヴィーツ、ウーリの3州の民が集まり決起を誓い合う。マティルドはアルノルドの決意を聞き、泣く泣く別れを交わすのだった。総督ジェスレルは表敬を拒んだテルと息子ジェミを捕らえ、息子の頭に載せたりんごを射ることができれば命を助けると告げる。見事に射抜いたテルだが、ジェスレルに投獄される。アルノルドがついに蜂起し、脱出したテルがジェスレルを倒す。アルノルドとマティルドは再会し、自由を祝う民衆の声が崇高に響く。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/870/47048-870-7cc9e442ad79d98ec7d6415ff230e12c-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『ウィリアム・テル』相関図

新国立劇場『ウィリアム・テル』トレイラー映像

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=NbTaFZtQ-d8 ]
ウィリアム・テル伝説
ウィリアム・テルはスイス建国伝説の英雄。13〜14世紀のウーリ州に住んでいた猟師で、弓の名手。架空の人物とみられている。伝説では1307年11月18日、総督府アルトドルフで、ウィリアム・テルはハプスブルク帝国のウーリ総督ゲスラーが掲げた神聖ローマ帝国の象徴の帽子への表敬を拒んで捕らえられ、群衆の前で「弓の名手ならば息子の頭に載せたりんごを射抜いてみせよ。できなければ死刑」と理不尽な刑を課される。テルは見事に射抜くが、その時矢を2本手にしていたことを見咎められ、「2本目でゲスラーを射るつもりだった」と言ったために投獄される。しかしルツェルン湖を護送される際に岩場に脱出、追ってきたゲスラーを2本目の矢で討ち暗殺を遂げた。
この伝説はスイスで建国の象徴として語り継がれるだけなく、世界中で童話や劇の形で親しまれてきた。1804年にはこの伝説を元にしたシラーの戯曲が発表され、ロッシーニはシラーの戯曲をもとに1829年にオペラを発表した。ロッシーニのオペラはフランス語で書かれ、フランス語表記でギヨーム・テルGuillaume Tellとなっている。りんごのエピソードはオペラでもハイライトシーンの一つ。息子に矢を向けることをためらうウィリアム・テル(ギヨーム・テル)は屈辱に耐えジェスレルに命乞いをするが、「お父さんの腕を信じる」と誇り高く身をさらす息子ジェミの姿に逡巡を振り払い、名アリア「じっと動くな」を歌って見事にりんごを射抜き、群衆の歓喜を呼ぶ、劇的なシーンとなる。
大野監督×コッコス登場!11月10日(日)『ウィリアム・テル』オペラトーク開催!
オペラ『ウィリアム・テル』をより深く楽しめるイベント、オペラトークを開催します。日本初の原語・舞台上演にかける熱い思いを、大野和士(指揮・オペラ芸術監督)、ヤニス・コッコス(演出・美術・衣裳)が語り尽くします。
日時:11月10日(日)11:00〜 会場:オペラパレスホワイエ 料金:1,500円(税込)

オペラトーク詳細

令和6年度(第79回)文化庁芸術祭主催公演
新国立劇場2024/2025シーズンオペラ  『ウィリアム・テル』
【公演日程】
2024年11月20日(水)16:00/23日(土・祝)14:00/26日(火)14:00/28日(木)14:00/30日(土)14:00
【会場】新国立劇場オペラパレス
【スタッフ・出演】指揮:大野和士/演出・美術・衣裳:ヤニス・コッコス/出演:ゲジム・ミシュケタ、ルネ・バルベラ、須藤慎吾、田中大揮、安井陽子、妻屋秀和、村上敏明、山本康寛、成田博之、オルガ・ペレチャッコ、齊藤純子、佐藤勝司/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
【チケット料金】 S:31,900円 ・ A:26,400円 ・ B:18,700円 ・ C:13,200円 ・ D:7,700円・ Z(当日のみ):1,650円
【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
新国立劇場Webボックスオフィス
※Webボックスオフィスで学生(5%)、ジュニア(20%)、高齢者(5%)割引チケットもお取り扱い中。
※新国立劇場当日券は、学生の方は50%割引となります(D席・Z席除く)。ボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。
【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結
公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください。
公演詳細
新国立劇場について
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新国立劇場
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/




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新国立劇場 オペラパレス
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47048/870/47048-870-db9da99a063a236d71f9ceb1995c5b7f-3000x1999.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新国立劇場 オペラパレス



プレスリリース提供:PR TIMES

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