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凸版印刷株式会社

凸版印刷、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)クラウド」で新サービス「稼働管理」の提供を開始

(PR TIMES) 2022年01月13日(木)13時15分配信 PR TIMES

カイゼン・TPM活動のDXをクラウドで支援、装置の稼働状態やロス内容の正確な把握を可能に

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、幅広い業界/業種へ向けて、手軽に導入可能なクラウド型の製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)(ナビネクト)クラウド」を2020年5月より提供しています。
このたび「NAVINECT(R)クラウド」に、製造現場の装置の稼働状態やロス内容の正確な把握を可能にする新サービス「稼働管理」を追加し、高額な初期投資無く業務の効率化を実現。2022年1月13日より提供を開始します。
製造現場における生産効率向上を目指すには、装置の稼働状態やロスの内容を正確に把握することが第一歩になります。「稼働管理」サービスを利用することで、装置稼働の記録作業のシンプル化、また装置と連携した実績収集等の製造現場の負荷を軽減することが可能になります。更に記録・収集した情報をもとに、製造現場のロス内容を明らかにし、カイゼン・TPM活動推進を支援します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/862/resize/d33034-862-9da6cc9893ff9244ed65-0.png ]

(「稼働管理サービス」紹介サイト:https://navinect.jp/app/kado-kanri/

■ 背景
インダストリー4.0におけるスマートファクトリー化に向けた製造現場のデジタル変革は、企業の競争力向上の手段として課題となっています。現在も多くの製造現場では、カイゼン・TPM活動にあたり、装置の稼働状態やロスの内容を把握するため、装置の稼働記録、実績集計を紙の帳票を用いて手書きで行っています。このため製造現場の作業負荷が高く、またロス内容が明らかにならないことでカイゼン・TPM活動が進まないといった問題が顕在化しています。
凸版印刷はこれらの課題に応えるため、今回「NAVINECT(R)クラウド」に、装置と連携した実績情報の収集、および収集情報の集計・参照によりロスを把握できる新サービス「稼働管理」の提供を開始。高額な初期投資無く業務の効率化を実現します。

■ 「稼働管理」サービスの特長
1.自由な管理項目の設定が可能
予め登録されている製造現場における7大ロス(故障ロス、切変調整、治具交換ロス、立上げロス、チョコ停・空転ロス、速度低下ロス、不良手直しロス)だけではなく、各現場にあわせて更に詳細な内容を追加登録でき、より精度の高い稼働実績の管理が可能となります。

2.容易に装置稼働の記録が可能
簡単な画面操作で稼働予定・実績、イベント、および運転・休止の情報、ロス内容等の記録が可能となります。また、CSVファイルや装置連携による各種情報の取り込みも可能です。
※装置連携には、「DockGator(R)」(※1)パッケージ他の利用が必要となります。


[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/862/resize/d33034-862-a6fba5b15d146df6f1ad-2.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/862/resize/d33034-862-9c9de84a03ca6341d90f-3.png ]


3.見える化・分析機能
 記録した内容は、社内・在宅問わず、どこからでも確認可能です。「NAVINECT(R)インサイト」(※2)の「参照・集計レポート」を活用することで、より多角的に実績確認できるほか、管理者の承認作業も行うことができます。表示された内容はCSVファイルで出力し、2次加工ができるため、カイゼン活動やTPM活動の推進に役立てることが可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/862/resize/d33034-862-841b47311d95b5a46444-4.png ]


■ 費用
1.【稼働管理サービスのみ利用(スタンダードプラン)】
月額利用料:14万円〜(税抜)
※初期費用が別途必要となります。

2.【全サービス利用(プレミアムプラン)】
月額利用料:20万円〜(税抜)
※新サービス「稼働管理」だけではなく、「NAVINECT(R)クラウド」の全サービス(「工程管理」、「在庫管理」、「帳票管理」)を利用することができます。
※初期費用が別途必要となります。

■ 今後の展開
凸版印刷は「NAVINECT(R)」および「NAVINECT(R)クラウド」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2023年までに100社への導入を目指します。
 また今後、デジタル化した製造現場の更なるDX推進、および製造現場で得られた情報をもとに、企業間や消費者までサプライチェーン全体のDXを実現することで、バリューチェーンの最適化に繋がるソリューション・サービスを開発、展開していきます。

■ 「NAVINECT(R)」および「NAVINECT(R)クラウド」に関して
 「NAVINECT(R)」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタル化を支援するオンプレミス型の製造DX支援ソリューションで、2019年4月より提供しています。凸版印刷がこれまで情報系、生活・産業系、エレクトロニクス系などの幅広い業種の生産品目に対応するため自社の製造現場で開発・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウが活かされています。
 「NAVINECT(R)クラウド」は「NAVINECT(R)」の主要なアプリケーションをより幅広い顧客に手軽に導入できるよう汎用化しクラウド上で提供するものです。「NAVINECT(R)」と組み合わせたオンプレミスでの提供やアプリケーションのカスタマイズ、運用サポートなど複雑な製造工程におけるデジタル化の課題を抱える顧客に最適な形で対応することも可能です。また、機密性の高い顧客の製造情報は、凸版印刷の自社データセンターで保管・管理し、安全・安心な利用環境を提供します。
 「NAVINECT(R)」および「NAVINECT(R)クラウド」は、大手・中堅の医薬/自動車/飲料メーカーなどで採用が拡大しているほか、中小企業含めて多くのメーカーから、問合せやトライアル導入が増加しています。
「NAVINECT(R)」公式サイト: https://navinect.jp/

■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、凸版印刷が全社をあげ、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、当社自体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
「エルヘート」は、当社創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhöhen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
 凸版印刷は、これまで培ってきた印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。

※1 「DockGator(R)」
様々なデバイス、システム(「NAVINECT(R)」を含む)、サービスをつなぐハブとなってデータを収集・連携することで、大きな開発負荷を掛けることなく装置の監視や自動制御を可能にするソフトウェアパッケージです。
「DockGator(R)」紹介サイト:https://navinect.jp/app/dockgator/

※2 「NAVINECT(R)インサイト」
製造現場の省力化・自動化の実現に向けて、「NAVINCT(R)」や「NAVINECT(R)エッジ」で収集したデータを管理・分析するための基盤提供や分析・施策立案をサポートします。
「NAVINECT(R)インサイト」紹介サイト:https://navinect.jp/app/insight-DX/

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以  上



プレスリリース提供:PR TIMES

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