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山陽新幹線の 安全性・快適性の向上

(PR TIMES) 2024年02月15日(木)18時15分配信 PR TIMES


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 JR西日本では、新幹線を基軸とした鉄道ネットワークの充実と、交流人口・関係人口の創出に挑戦しています。
山陽新幹線の安全性・快適性の向上の取り組みとして、東海道・山陽新幹線のN700Sを追加投入します。また、N700Sの追加投入に伴い、従来まで「のぞみ」号として運用していたN700系16両編成を、8両編成化する改造工事を計4編成で実施します。

N700S追加投入


(1)N700Sの主な特長
【安全性・安定性】
・ATCとブレーキシステムの改良により、地震時のブレーキ距離を従来のN700系から5%短縮することで安全性を向上します。
・大容量のデータ通信を実現することにより、詳細な機器データの取得・分析が可能となり、車両の状態監視機能を強化することで安全性・安定性を向上します。

【異常時対応力】
・バッテリ自走システムを搭載し、長時間停電時においてもお客様の避難が容易な場所まで自力走行が可能となります。
・異常時にお客様と乗務員が通話する装置を指令所の係員とも通話ができるようにします。また、お客様に分かりやすい客室内に設置し、異常時の即応体制を強化します。

【快適性・利便性】
・グリーン車、先頭車およびパンタグラフ搭載号車にフルアクティブ制振制御装置を搭載することにより、快適性を向上します。
・全席にモバイル用コンセントを設置することにより利便性を向上します。
・車いすスペースを6席設置します。
・車いすスペースのコンセント位置をご利用いただきやすい高さに変更します。

【環境性能】
・従来のN700系と比較して消費電力量を7%削減します。

(2)投入計画
2024年度から2026年度にかけて、4編成投入

N700系の8両編成化改造工事


(1)改造工事車両の主な特長
【安全性・安定性】
8両編成化改造工事する車両は、機能向上したN700系※であるため、以下の特長を有します。
・ATCとブレーキシステムの改良により、地震時のブレーキ距離を従来の500系700系から短縮することで安全性を向上します。
・大容量のデータ通信を実現することにより、詳細な機器データの取得・分析が可能となり、車両の状態監視機能を従来の500系700系から強化することで安全性・安定性を向上します。
※「機能向上したN700系」については、2023年6月16日のプレスリリース参照
  https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/06/page_22719.html

【快適性・利便性】
・車いすスペースを4席設置します。

(2)改造計画
2024年度から2026年度にかけて、N700系4編成を対象に博多総合車両所で実施

(3)その他
8両編成化改造工事により、500系6編成のうち4編成は2026年度末までに用途廃止

今回ご案内の取り組みは、SDGsの17のゴールのうち、特に9番、12番に、貢献するものと考えています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95753/859/95753-859-10f6c09728579b57913dea7f7cd7d204-1939x311.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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