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メ〜テレ60周年映画『ケイコ 目を澄ませて』がベルリン国際映画祭 <エンカウンターズ部門>出品決定!!

(PR TIMES) 2022年01月20日(木)09時15分配信 PR TIMES

メ〜テレ(名古屋テレビ放送)60周年映画『ケイコ 目を澄ませて』が、この度、2月10日からドイツで開催される第72回ベルリン国際映画祭<エンカウンターズ部門>へ正式出品されることが決定しました。
岸井ゆきの演じる耳が聞こえないプロボクサー・ケイコと、三浦友和演じる視力を失いつつあるトレーナー・笹木の交流を描いた映画『ケイコ 目を澄ませて』は、元プロボクサー・小笠原恵子さんの自伝『負けないで!』を基に、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が登場人物たちの細やかな表情を丁寧に映し出した作品です。

本作が出品されるベルリン国際映画祭<エンカウンターズ部門>は、2020年より新設されたコンペティションで、新しい視点を含む大胆な作品や革新的な監督の発掘に重きを置き、優れたインディペンデント作品や多様性のある物語が選出されます。『ケイコ 目を澄ませて』が受賞すれば、同賞で初の日本人監督の受賞となります。
また、三宅唱監督は、2019年に『きみの鳥はうたえる』が第69回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されており、監督作としては2回目のベルリン国際映画祭への出品となります。


[画像1: https://prtimes.jp/i/14977/845/resize/d14977-845-2ae031b70e16a8d1f391-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/14977/845/resize/d14977-845-6453c682ca1a283606ed-1.jpg ]



■イントロダクション
2013年までに4戦を戦った元プロボクサー・小笠原恵子さんの実話から着想を得て生まれた物語。
メガホンをとるのは、『きみの鳥はうたえる』がベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され同作が2018年映画芸術日本映画ベストテン1位にも輝いた俊英・三宅唱。刻一刻と変化するケイコの眼差しと、彼女を案じる家族やジムの面々の心のざわめきを16mmフィルムに焼き付けている。
生まれつきの聴覚障がいと付き合いながらプロボクサーとなった主人公・ケイコには、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、ドラマ「#家族募集します」での好演も記憶に新しい岸井ゆきの。今回、プロボクサー役としてクランクインの約三か月前から厳しいトレーニングを行ったほか、劇中で使われる手話の練習など、入念な準備を行い撮影に臨んだ。日々の練習にひたむきに向き合い、家族やトレーナーたちの想いに触れることで揺れ動くケイコの感情の機微を、言葉ではなく眼差しで表現した岸井の新境地が垣間見える。
セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコを受け入れ、再開発が進む下町で小さなジムを運営するトレーナー・笹木に、日本映画界で圧倒的な存在感を放つ三浦友和。喧嘩するように力んでしまうケイコに根気強く指導を行いながらも、次第に視力を失っていくという難役に挑んだ。
ケイコの実力と可能性を誰よりも信じるトレーナー・笹木、そしてその想いに応えるように“目を澄ませて”鍛錬を重ねるケイコ。言葉では語りつくせない、確かな絆で結ばれたふたりの関係が、静かに描かれている。

■プロフィール
●岸井ゆきの(小河ケイコ役)
1992年生まれ、神奈川県出身。2009年、TVドラマ「小公女セイラ」で女優デビュー。その後、映画、舞台、テレビドラマなど幅広く活躍。2016年、NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁の側室・たかを演じ、2017年、『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞するなど注目を集める。その他の主な出演作に『悪の教典』(12/三池祟史監督)、『銀の匙 Silver Spoon』(14/吉田恵輔監督)、『友だちのパパが好き』(15/山内ケンジ監督)、『ピンクとグレー』(16/行定勲監督)、『森山中教習所』(16/豊島圭介監督)、『だれかの木琴』(16/東陽一監督)、『闇金ウシジマくん Part3』(16/山口雅俊監督)、『ここは退屈迎えに来て』(18/廣木隆一監督)、『いちごの唄』(19/菅原伸太郎監督)、『愛がなんだ』(19/今泉力哉監督)、『空に住む』(20/青山真治監督)、『ホムンクルス』(21/清水祟監督)、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』(21/松井大悟監督)。今後の待機作品に、『大河への道』(22/中西健二監督)、『やがて海へと届く』(22/中川龍太郎監督)などがあり、今最も注目される若手女優のひとり。

●三浦友和(笹木克己役)
1952 年生まれ、山梨県出身。1974 年『伊豆の踊子』(西河克己監督)で映画デビューし、第18 回ブルーリボン賞新人賞を受賞。以後、映画・テレビドラマ・CM で幅広く活躍。その他の主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ(05〜12/山崎貴監督)、『松ヶ根乱射事件』(07/山下敦弘監督)、『転々』(07/三木聡監督)、『陰日向に咲く』(08/平川雄一朗監督)、『沈まぬ太陽』(09/若林節朗監督)、『アウトレイジ』(10/北野武監督)、『借りぐらしのアリエッティ』(10/米林宏昌監督※声の出演)、『死にゆく妻との旅路』(11/塙幸成監督)、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(11/蔵方政俊監督)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、『おかえり、はやぶさ』(12/本木克英監督)、『アウトレイジ ビヨンド』(12/北野武監督)、『ストロベリーナイト』(13/佐藤祐市監督)、『救いたい』(14/神山征二郎監督)、『葛城事件』(16/赤堀雅秋監督)、『64-ロクヨン- 前編・後編』(16/瀬々敬久監督)、『羊と鋼の森』(18/橋本光二郎監督)、『風の電話』(20/諏訪敦彦監督)、『AI 崩壊』(20/入江悠監督)、『唐人街探偵 東京MISSION』(21/チェン・スーチェン監督)などがある。

●監督:三宅唱
1984 年生まれ、北海道出身。一橋大学社会学部卒業、映画美学校・フィクションコース初等科修了。主な監督作品に、『THE COCKPIT』(14)、『きみの鳥はうたえる』(18) 、『ワイルドツアー』(19)などがある。『Playback』(12)では、ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、第22回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。『呪怨:呪いの家(全6 話)』(20)がNetflix のJホラー第1 弾として世界190カ国以上で同時配信され、話題となった。その他、星野源のMV「折り合い」なども手掛けている。

【クレジット】
岸井ゆきの
三浦誠己 松浦慎一郎 佐藤緋美
中原ナナ 足立智充 清水優 丈太郎 安光隆太郎
渡辺真起子 中村優子
中島ひろ子 仙道敦子 / 三浦友和

監督:三宅唱
原案:小笠原恵子「負けないで!」(創出版)
脚本:三宅唱 酒井雅秋
製作:狩野隆也 五老剛 小西啓介 古賀俊輔
エグゼクティブプロデューサー:松岡雄浩 飯田雅裕 栗原忠慶
企画・プロデュース:長谷川晴彦 チーフプロデューサー:福嶋更一郎
プロデューサー:加藤優 神保友香 杉本雄介 城内政芳
French Coproducer: Masa Sawada
撮影:月永雄太 照明:藤井勇 録音:川井崇満 美術:井上心平 装飾:渡辺大智
衣裳:篠塚奈美 ヘアメイク:望月志穂美 遠山直美
ボクシング指導:松浦慎一郎 手話指導:堀康子 南瑠霞 手話監修:越智大輔
編集:大川景子 音響効果:大塚智子 助監督:松尾崇 制作担当:大川哲史
製作:「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会(メ〜テレ 朝日新聞社 ハピネットファントム・スタジオ ザフール)
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業 制作プロダクション:ザフール 配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

2022年/カラー/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/99分
公式サイト:https://happinet-phantom.com/keiko-movie/ 公式twitter:@movie_keiko
※タイトルの“ケイコ”と“目を澄ませて”のあいだは半角スペース空け



プレスリリース提供:PR TIMES

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