プレスリリース
業界最多の7色のカラーバリエーションで一体感あるデザインを実現、「JCBゴールドカード」で採用
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、カードの基材となるプラスチックをカラー化し、カード側面までカラフルな高意匠の「カラーコアカード(R)」において、デュアルインターフェースICカードでのカラーバリエーションを1色から7色に拡充し、2021年12月より販売を開始します。
本製品は、基材となるプラスチックを直接着色することで、側面も含め一体感のあるカラー化を実現し、接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードです。カードの表面と側面で一体感をもたせた表現ができ、デザインの可能性が広がります。
なお本製品は販売開始に先立ち、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎)が発行するJCB ORIGINAL SERIESのひとつである「JCBゴールドカード」で金(黄土)が採用、2021年12月より提供開始予定です。
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■ 開発の背景と狙い
昨今、電子決済など多様な決済方法が拡がりをみせるなか、クレジットカードの利用者獲得競争が激化し、カード発行企業には、利用者からメインカードとして選ばれるための魅力あるカードづくりが求められています。電子マネー機能の搭載、ポイント還元や優遇サービスなどの特典の付与など、他社との差別化を行う動きが加速する一方、カード素材や券面デザインの違いによる差別化が一般的となり、より高いデザイン性へのニーズが高まっています。
このニーズに応えるため、凸版印刷は、2018年11月よりカラフルなプラスチックシートを用いてカード側面までカラー化することで、高いデザイン性を可能にするクレジットカード「カラーコアカード(R)」をクレジットカード等の接触ICカード向けに提供しています。
このたび、急速に普及が進む接触と非接触の両方の機能を持つデュアルインターフェースICカードにおいてもこれまで提供してきた黒色だけでなく、新たに6色のカラープラスチックシートを使用した「カラーコアカード(R)」を開発。デュアルインターフェースICカードにおいても、側面までカラフルな高意匠の製品を提供することが可能となりました。
■ 本製品の特長
・多様なカラーバリエーションで高いアイキャッチ性を付与
デュアルインターフェースICカードの標準品として、黒、赤、青、ピンク、緑、金(黄土)、銀(グレー)の7 色をラインアップしました。
カード側面から見たときに一般的な白い基材のカードと容易に区別ができるため、財布やカードケースなどに収納した際も一目で判別することが可能で、高いアイキャッチ効果を発揮します。
・小ロットの提供が可能
標準品としてラインアップしたことで、小ロットからの製造対応が可能です。
・高いデザイン性で統一感のある表現が可能
カード表面と裏面、側面の色を同色で統一することで一体感のある高いデザイン性を実現できます。またブランドカラー、コーポレートカラーなど、そのカードのコンセプトに合った色に合わせることで、より統一感のある表現が可能となります。
・クレジットカード向け仕様に準拠
接触型と非接触型の両方の通信が可能なデュアルインターフェースICカードに対応し、JIS 規格に準拠。従来のクレジットカードと同様、表面の磁気ストライプを隠蔽するオーバープリントや、券面を印刷した後工程でのエンボスや箔押しなどの加工も可能です。
■ 価格
通常の白いプラスチック基材のカードと比較して、約10%増しになります(40万枚発注の場合)。ただし、価格は仕様や数量により異なります。
■ 今後の目標
本製品を金融・流通・エンターテインメント業界といった幅広い業界へ拡販、2025 年度に関連受注を含め約5億円の売上を目指します。
さらに今後は、凸版印刷の持つオリジナルのカード加工技術を組み合わせ、様々なデザイン性の高いカードの提案を行っていきます。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES