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株式会社NHK出版

「鳥獣戯画」から若冲の「動植綵絵」、応挙の子犬、将軍家光のヘタウマ画まで、80点超をフルカラー収載!『日本の動物絵画史』発売

(PR TIMES) 2024年01月14日(日)23時40分配信 PR TIMES

日本にはなぜこれほど多彩な動物絵画があるのか? 名作誕生の秘密へ迫る

 金子信久著『日本の動物絵画史』が1月10日にNHK出版より発売されました。日本人と動物の関わりをたどりながら、「いかに描かれたか」という視点も加え、古代から近代までの数々の名作誕生の秘密へと迫る一冊です。
伊藤若冲、円山応挙、俵屋宗達、与謝蕪村、長沢蘆雪、歌川国芳、仙香A徳川家光、河鍋暁斎……
名作80点超をフルカラーで収載した、決定版の通史!
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18219/832/18219-832-213f4417e7f595a6a356c15331165489-858x600.jpg ]

【『日本の動物絵画史』まえがきより】
 本書は、古代から近代までの日本の動物絵画の歴史を記した一冊である。「日本の動物絵画史」とは、一見、平凡なテーマに思えるかもしれない。しかし、本書に収めた図版を見るだけでもわかるように、一つの国でこんなにも色々な動物の絵が描かれたということは、間違いなく日本の特徴である。少し大袈裟に言えば、「日本の動物絵画史」という一冊の楽しい本を作れること自体が、世界的に見て非凡、特別なことなのである。

 そんな動物絵画の多彩さの背景には、動物を畏れ、動物に祈り、動物を愛おしんできた人々の歴史がある。つまり、日本には動物を描く沢山の理由があり、画家たちはそれらの求めに応えるべく、様々に工夫を凝らしてきたのである。人々が動物や動物の絵に対して抱いてきた「心」と、画家たちによる「造形」の歴史を見ていこう。

【目次】
まえがき
I 信仰と動物、失われた美術――古代・中世
 第一章 海を越えて来た動物の絵
 第二章 《鳥獣戯画》のどこがすごいのか?
 第三章 失われた愉快な世界
 第四章 鹿と竜――神の使いと仏の守護神
 第五章 涅槃図に描かれた動物
 第六章 禅宗と動物の絵
II 平和な社会と多彩な動物絵画――近世
 第七章 獅子と鳳凰
 第八章 縁起物から生まれる創作
 第九章 図鑑に心を遊ばせる
 第一〇章 本物に迫る
 第一一章 花開く自由な造形
III 動物の心と人の心――近世〜近代
 第一二章 「禅画の虎」の遺伝子
 第一三章 絵の中の動物を愛おしむ
 第一四章 禅画の動物が教えてくれること
 第一五章 仏の国の動物
 第一六章 動物を使った風刺画
 第一七章 近代の芸術家と動物
あとがき
主要参考文献

【著者】
金子信久 かねこ・のぶひさ
1962年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史。
「かわいい江戸絵画」や「へそまがり日本美術」、「ふつうの系譜」、「江戸絵画お絵かき教室」など、既存の美術史の枠に収まらない、ユニークな展覧会を次々と企画している。『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館)、『ねこと国芳』(パイ インターナショナル)、『もっと知りたい長沢蘆雪』『長沢蘆雪「かわいい」を描く筆』(以上、東京美術)、『江戸かわいい動物』『鳥獣戯画の国』『子犬の絵画史』(以上、講談社)ほか著書多数。

商品情報


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18219/832/18219-832-6435a266d86732652e80c3c35b0b5a22-300x467.jpg ]

書名:『NHK出版新書713 日本の動物絵画史』
著者:金子信久
出版社:NHK出版
発売日:2024年1月10日
定価:1,485円(税込)
判型:新書判並製
ページ数:288ページ(オールカラー)
ISBN:978-4-14-088713-4
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887132024.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887133/



プレスリリース提供:PR TIMES

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