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マイカー乗り合い公共交通サービス「ノッカルひがしいず」運用を開始

(PR TIMES) 2024年02月02日(金)14時45分配信 PR TIMES

―住民同士が支え合う共助型MaaS、静岡県東伊豆町でスタート―


静岡県東伊豆町(町長:岩井茂樹、以下東伊豆町)と株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、静岡県東伊豆町片瀬・白田地区と奈良本地区 の2地区において、マイカー乗り合い公共交通サービス「ノッカルひがしいず」の運用を開始いたしました。将来的には東伊豆町全域での運行を予定しています。
「ノッカルひがしいず」は、国土交通省が定める「事業者協力型自家用有償旅客運送」の日本第1号認定モデルである富山県朝日町の「ノッカルあさひまち」の仕組みを応用したもので、国が進める「デジタル田園都市国家構想(Type1)」の採択を受けた事業です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/812/8062-812-c89d20e8674ffe0d2659ead03e92781c-2283x1567.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
運行開始セレモニーで挨拶をする東伊豆町 岩井町長
東伊豆町内では現在、鉄道・路線バスに加え、自主運行バスやタクシーなどの公共交通により、住民の移動を支えていますが、運行本数や配車台数が少ないことや、高齢化に伴う運転免許返納者の増加が予想される中、高齢者をはじめとする住民の移動手段の確保が課題となっていました。

東伊豆町が運行主体として提供する公共交通サービス「ノッカルひがしいず」は、地域住民がドライバーとなり、地域住民が利用する「住民同が支え合うMaaS(Mobility as a Service)」です。東伊豆町が認定した町内各地域のドライバーとユーザーを博報堂DYグループが開発したシステム上でマッチングし、ドライバーが自家用車で同地域のユーザーを目的地まで送迎します。利用者が乗車する停留所は、各コミュニティの生活拠点や、既存公共交通の駅やバス停など、住民が利用している地域内の資産をそのまま活用しています。また、既存の鉄道やバスと組み合わせた利用も可能で、住民目線で利用しやすい設計となっています。

■「ノッカルひがしいず」サービス概要
「ノッカルひがしいず」は、ご近所さんの自家用車でのお出かけに、ついでに「乗っかる」ことができる、助け合いの気持ちをカタチにしたサービスです。
各地区と中心街を行き来する住民ドライバーの車に、移動したい乗客が「乗っかる」仕組みで、ドライバーは助け合いの精神のもと、自分の予定に合わせ、近所の利用者を自分の車に乗せ、目的地まで送迎します。利用者は、ドライバーの予定を確認の上で事前予約し、ドライバーの車で目的地まで移動します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/812/8062-812-9487b64f1e1807440aa2607ed2bd6349-1306x660.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

・運行エリア:片瀬・白田地区、奈良本地区(エリア間の移動は不可)
・利用方法:会員登録制
・予約方法:前日17時まで LINEまたは電話(電話は平日のみ)
・乗車方法:乗車予定時刻の5分前までに停留所で車両を待つ
・利用料金:1回200円、相乗り1人100円
・決済方法:チケット制(現金利用不可)
・チケット販売場所: 役場、保健福祉センター、熱川支所

■各者の役割
・東伊豆町:運行主体、ドライバー及び利用者の募集及び管理
・博報堂:サービス設計、コミュニケーションデザイン設計
・博報堂テクノロジーズ:システム開発・設計・運用

博報堂と東伊豆町は、地域の生活者や交通事業者と共に「ノッカルひがしいず」の運行を通じ、地域交通全体としての利便性向上や移動を増加させることによる東伊豆町の交通再編を目指してまいります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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