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UNIVERSITY of CREATIVITY、鹿児島県日置市と「『創造的地域風土』を高めるiCモデル」の検証・社会実装活動を開始

(PR TIMES) 2024年01月24日(水)18時15分配信 PR TIMES

〜包括連携協定を締結し、共同で地域の活性化を目指す〜


株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)が設立した、未来創造の技術としてのクリエイティビティ(創造性)を研究・開発し、社会実験していく研究機関「UNIVERSITY of CREATIVITY(ユニバーシティ・オブ・クリエイティビティ)」(以下UoC)は、鹿児島県日置市(市長:永山由高)と包括連携協定を締結し、昨年発表した「『創造的地域風土』を生みだすiCモデル(innumerable Cs Model)」の検証および社会実装活動を共同で開始いたします。

UoCの「創造的地域風土」研究会は、地域の活性化に向け、その地域に関わる全ての生活者が自身の持つ創造性を存分に発揮して自発的に行動を起こしていく風土を「創造的地域風土」と呼び、そのような風土をつくる11の行動群を類型化した「『創造的地域風土』を生みだすiCモデル」を2023年6月に発表しました。日置市では多様な人が本市を舞台に活躍できる社会を目指しており、そのまちづくりが本研究の方向性と合致する部分が多いことから、このたび協働して創造的地域風土のための仕組みづくりや環境整備の推進に取り組むこととなりました。
今回の取り組みでは、日置市役所をはじめとした複数の団体や企業と共に、「『創造的地域風土』を生みだすiCモデル」の行動群をベースに具体的な活動プランの設計から実施、各種調査を行います。その結果を踏まえた活動内容の見直しにいたるまでを複数回繰り返し、社会実装を目指します(下図参照)。「iCモデル」を実際の地域に適用しながら、エスノグラフィ(行動観察)調査を通じて市民の行動を分析。また、定点で定量・定性調査を行い、活動プランに対する市民の評価や意見を聴取。それらの結果からみえてきた課題を活動内容に反映させながら本モデルの有効性の検証とアップデートを、約1年をかけ推進していきます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/804/8062-804-ef150fef6d609bd8c4be22e4f61ed4d7-900x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

尚、今回の包括連携協定で、UoCより2名が日置市の参与に就任。地域の活性化に向けた助言および支援活動を行います。
本研究の研究過程や成果は、UoCのWebサイトなどを通じて随時発信いたします。UoCでは今後も、自治体や企業、教育機関などと連携し、クリエイティビティの視点から創造的地域風土づくりに寄与してまいります。


【参考資料】
■「『創造的地域風土』を生みだすiCモデル(innumerable Cs Model)」
このモデルは、「日常と非日常の汽水域」と「11の行動群」を核に、地域の創造性を育む新たなフレームワークを提供するものです。地域の日常生活と特別な瞬間(非日常)の間に存在する「日常と非日常の汽水域」に着目し、地域の人々が新たなチャレンジを行うきっかけを生み出すことを目指しています。
「11の行動群」は、地域の人々が活動に関与する様々な形を示しています。それらは、地域にとってこれまでになかった活動にフォーカスし、例えば「活動に参加する」、「他者が活動と出会うきっかけを提供する」、「活動の外部と内部をつなぐ」などが含まれます。このような行動をとることで、地域の日常を生きるすべての人たちが、それぞれのペースで、「日常と非日常の汽水域」を行ったり来たりしながら、自らに変化を促す「創造性の種」を獲得していきます。その「創造性の種」を変化させ、新たな行動を起こしていく。そのような好循環が常にいくつも生まれ続けることで、「創造的地域風土」が育ち、地域に様々な取り組みが誕生していきます。
≫本モデルについてのディスカッションペーパーはこちら
 https://uoc.world/articles/details/?id=99vga89qrvsg&draftKey=NNaYcipBDY

■UoC「創造的地域風土」研究会 メンバー 
研究ディレクター:大里 学(UoC ディレクター)
研究フェロー(五十音順):
井上 岳一(株式会社日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート)、高野 翔(福井県立大学 地域経済研究所 准教授)、林・小野 有理(有理舎 主宰、前大阪府四條畷市副市長)、藤岡 慎二(産業能率大学 経営学部 教授)
研究補佐:甲斐荘 秀生(ライター)


■ 日置市 参与に就任した2名

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8062/804/8062-804-833fc55688b5020f4a6ddeec71bd4ad1-459x560.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


1.大里 学(おおざと・まなぶ)
UNIVERSITY of CREATIVITY フィールドディレクター

2007年、博報堂入社。営業、メディア部門を経て、『恋する芸術と科学』ラボ 副編集長。現在、UNIVERSITY of CREATIVITY「クリエイティブ産業」フィールドを担当し、「創造性のマネジメント」研究を立ち上げる。このたび日置市の参与に就任。
米日財団 日米リーダーシッププログラム フェロー。早稲田大学第一文学部卒業、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ修士課程修了(MA in Interactive Media)、及びロンドン・スクール・オブエコノミクス修士課程修了(MSc in Media and Communications)。福井県大野市出身。



2.加藤 昌治(かとう・まさはる)
UNIVERSITY of CREATIVITY 局長
1994年博報堂入社。パブリック・リレーションズ部門、広報室、人材開発担当などを経て現職。

■UNIVERSITY of CREATIVITY (UoC)
UoC は、創造性を研究・実験する専門機関です。DX 中心の時代に、創造性を人類最大の資本と捉えなおし、みずみずしい未来の地図を描くために「社会のためのクリエイティビティの港」となることを目指します。 世代、業界、専門を超えたさまざまな感性を衝突させながら「AI・IoT・ビッグデータ」や「サステナビリティ」など 10 のテーマ領域を設定し、独自の研究、プロジェクト活動を行っています。
Web サイト:https://uoc.world
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