プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

成田国際空港株式会社

空港設備のAI活用による異音検知の実証実験を開始

(PR TIMES) 2024年11月26日(火)16時45分配信 PR TIMES

〜イノベーションによる保全業務の省人化・効率化を目指して〜


 成田空港におけるオープンイノベーションの取り組み※1の一環として、音声認識技術を活用した異音検知ソリューションを提供するHmcomm株式会社と協力し、AI活用による異音検知の実証実験を開始します。

 成田空港内には、お客様に快適な空間を提供するため、多くの設備が存在し、保守員が巡回点検を行い、予防保全に努めています。しかし、少子高齢化による熟練した保守員の減少や、将来の設備増加による作業負担の増大が課題となりつつあります。

 これらの課題を解決するために、本実証実験では空調・上水・温水設備(第2ターミナル機械室)を対象として、設備稼働音のAI活用による異音検知の有効性について、空港版AIモデルを構築し、2025年3月から検証します。これにより、保全業務の省力化、設備異常の早期発見、安定した品質での設備メンテナンスに繋げられます。また、本実証実験をとおして、将来的には他の空港内設備についても、本システムを活用し展開することが期待できます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4762/799/4762-799-a438c5150f9c25fb781c453f91c786e8-967x640.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 成田空港は、多くのお客様が行き交う拠点として、今後もオープンイノベーションの仕組みを積極的に活用して最新の技術を導入し、サービスの向上を図ってまいります。

※1■成田空港におけるオープンイノベーションの取り組みについて
 生産年齢人口の減少や女性が活躍できる職場環境整備など、社会課題が問われる中、成田空港では様々な職種の従業員が活躍しております。
 空港の業務に新たな技術やアイデアを取り入れ、生産性を向上する事で、働く従業員の健康増進を図り、さらにアクティブに活躍できる体制の創造を目指すために、2023年6月にオープンイノベーションプラットフォームAUBAにて『Narita Airport OPEN INNOVATION PROGRAM 2023』 ※2を始動し、その中のテーマの一つとして従業員の生産性向上を目指した事業について募集を行いました。本実証実験はその採択事業の第1号案件として、企業の様々な課題を解決するためのAIを開発・提供するHmcomm株式会社と共に実証実験を進めてまいります。
※2 https://eiicon.net/about/narita-airport2023/
  (注) 現在募集は終了しております。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4762/799/4762-799-89e866838ff8c8152d9af54778b8bf02-405x130.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



会 社 名 :Hmcomm株式会社
設       立 :2012年7月24日
本 社 :東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル2階
代表取締役社長 :三本 幸司
事  業  内  容:産総研発のベンチャー企業として、産総研独自の音声処理技術を基盤とした要素
         技術の研究/開発およびソリューション/サービスの提供を行っております。
         音声処理プラットフォーム「The Voice」と異音検知プラットフォーム「FAST-D」
を基盤とし、「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に 貢献る」を理念としています。

【参考】Hmcomm株式会社プレスリリース資料
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000033941.html



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る