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エドワード・ゴーリー生誕100周年!特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」が日本全国で順次開催。初期の名作絵本『ウィローデールの手漕ぎ車』を10月29日に発売!

(PR TIMES) 2024年10月25日(金)10時15分配信 PR TIMES

9月から奈良県立美術館で開催中、2025年3月からは松坂屋美術館(名古屋)。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品に、熱狂的ファン多数。


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『ウィローデールの手漕ぎ車』 河出書房新社

株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:小野寺優)は、エドワード・ゴーリーの初期の名作絵本『ウィローデールの手漕ぎ車』(税込1,540円)を10月29日に発売いたします。

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エドワード・ゴーリー Edward Gorey
1925年、シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表している。またエドワード・リアやサミュエル・ベケットらの作品の挿画、劇場の舞台美術なども手がけた。幻想的な作風と、アナグラムを用いた(Ogdred Weary など)ペン・ネームを使い分けて、たくさんの私家版を出版したために、多くの熱狂的コレクターを生みだした。1943年から46年まで、陸軍の軍務に服したあと、ハーヴァード大学でフランス文学を専攻する。1953年、ニューヨークの老舗出版社 Doubleday に就職。ブックデザインを担当する。この年、最初の単行本『弦のないハープ』が出版される。1960年、Doubleday から Random House の子会社 Looking Glass Library に移籍。1962年には、自身の出版社 Fantod Press を興し、The Beastly Baby を出版する。1963年、独立して専業作家となる。1970年、『ずぶぬれの木曜日』が Gotham Book Mart から出版され、同書店との本格的な関係が始まる。1977年、ブロードウェイの舞台 Dracula のセットと衣装デザインによりトニー賞を受賞する。1980年、PBS(Public Broadcasting System)の番組 Mystery! のオープニング・アニメーションを作成する。1997年、新作『憑かれたポットカバー クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし』が Harcourt Brace から出版される。同時に、代表作の『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』『優雅に叱責する自転車』が、同社より新装・再刊された。膨大な作品とミステリアスな人物像については『エドワード・ゴーリーの世界』と『どんどん変に… エドワード・ゴーリー インタビュー集成』で知ることができる。
2000年4月15日、心臓発作のため死去。享年75歳。



アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリーの作品は、子どもが次々と死んでいく残酷な物語や、倫理やモラルを逸脱した世界観のものも数多く、ゴーリー自身のミステリアスな人物像ふくめて「大人のための絵本」として長いあいだ読者の心をつかんできました。

代表作は『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』『優雅に叱責する自転車』『不幸な子供』『華々しき鼻血』『キャッテゴーリー』『おぞましい二人』…たくさんありますが、シュールな内容の小さな絵本は、大人同士でユーモアのあるプレゼントとしても人気があります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/792/12754-792-6054476c2958d5fdc74990ae78fa7605-410x342.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 河出書房新社

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『ギャシュリークラムのちびっ子たち』本文より 河出書房新社

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『ギャシュリークラムのちびっ子たち』本文より 河出書房新社

河出書房新社は2000年にゴーリー作品の第一弾として、『ギャシュリークラムのちびっ子たち』を刊行しました。絵本として誰も見たことのない内容に、多くの読者が衝撃を受けたといいます。その後、25年間で40点ものゴーリー作品を刊行。そのほとんどの日本語訳を、日本を代表するアメリカ文学研究者、柴田元幸氏が手がけていることも根強い人気の理由となっています。
2024年10月、ゴーリー生誕100周年へ向けて刊行するのは、初期の名作『ウィローデールの手漕ぎ車』(税込1,540円)。ゴーリーファンの方も、前から少しだけ興味がある方も、ゴーリーの魅力的な最新作にぜひご注目ください!

■訳者・柴田元幸さんより素人目にも絵一枚一枚の完成度は非常に高いように感じられるし、ストーリーがあるようなないような展開の絶妙さとも相まって、ゴーリーの数多い作品の中でも最高レベルの一点と言って良いのではないかと思う。日本で出すゴーリー作品はこれで34点目だが、こういう高水準の作品がまだゴロゴロ残っているのだから本当にすごい。

(『ウィローデールの手漕ぎ車』訳者あとがきより抜粋)


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『ウィローデールの手漕ぎ車』 河出書房新社


■特別展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」今後の開催予定
奈良県立美術館(奈良県奈良市)
会期:2024年9月14日(土)〜11月10日(日)
URL:https://www.pref.nara.jp/11842.htm

松阪屋美術館(愛知県名古屋市)
会期:2025年3月1日(土)〜4月6日(日)
URL:https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/

高松市美術館(香川県高松市)
会期:2025年4月12日(土)〜6月8日(日)(予定)
URL:https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/index.html

※展覧会についてのお問い合わせは各美術館へお願いいたします。


■新刊情報
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書名:ウィローデールの手漕ぎ車
著者:エドワード・ゴーリー 柴田元幸訳
仕様:B6変形版/上製/72ページ
発売日:2024年10月29日
税込定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN:978-4-309-25781-5
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257815/



■著者情報
エドワード・ゴーリー
1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。

■訳者情報
柴田 元幸(しばた・もとゆき)
1954年東京都生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。P・オースター、S・ミルハウザーをはじめ現代アメリカ小説の翻訳多数。著書に、『生半可な學者』(講談社エッセイ賞)など。



プレスリリース提供:PR TIMES

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