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株式会社ホリプロ

【2023年11月上演】『ねじまき鳥クロニクル』トップクリエイターたちの手で舞台化された村上春樹の代表作、再演決定!

(PR TIMES) 2023年03月21日(火)17時15分配信 PR TIMES

村上春樹原作舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2023年11月に東京芸術劇場プレイハウスにて上演決定。2020年の初演に引き続き、成河、渡辺大知、門脇 麦らが出演する。演出・美術・振付をてがけるインバル・ピントのコメントが到着。
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/nejimaki2023/
公式Twitter=https://twitter.com/nejimakistage #ねじまき鳥クロニクル


[画像1: https://prtimes.jp/i/28143/783/resize/d28143-783-6c816591840290399e14-1.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/28143/783/resize/d28143-783-5c9e8214e30d0ed52fdb-2.png ]

世界的に評価される村上春樹の傑作長編『ねじまき鳥クロニクル』を、イスラエルの奇才 インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガーの演出、演劇界の俊英 藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手掛けた創造性豊かな意欲作。2020年の初演時に、公演期間の短縮を余儀なくされた伝説のステージがついに再演される。初演から引き続き、主人公の岡田トオル役は成河と渡辺大知が二人で一人の人間の多面性を演じ、村上ワールドにいざなう不思議な女子高生・笠原メイ役を門脇 麦が演じる。

2023年11月、いよいよ再演決定!
世界中で絶賛される村上春樹の代表的長編小説『ねじまき鳥クロニクル』――。“Haruki Murakami”が、世界で読まれるきっかけとなった作品が、2020年2月、世界で始めて舞台化された。この舞台を創り上げたのは、イスラエルの奇才インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガー、日本の演劇界に新しい風を送り続ける藤田貴大、そして独自の音楽世界を持つ大友良英。芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が融合し、既成のジャンルを創造的に超える空間が立ち現れたことに、国内外で大きな注目が集まった。

演出・美術・振付のインバル・ピントは、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や百鬼オペラ『羅生門』を手掛け、高い評価を受けた。彼女は原作の世界をファンタスティックに描き、唯一無二の舞台空間を生み出して日本の演劇界に大きなインパクトを与えた。
脚本は、演劇団体「マームとジプシー」を主宰する藤田貴大。様々なジャンルのアーティストとコラボレートするなど現代演劇の新たな可能性を広げている藤田が、インバル&アミールとミーティングを重ねながら国境を越えた共同脚本に挑んだ。
そして音楽は、藤田が絶大な信頼を寄せる、世界的な即興演奏家の大友良英が手掛けた。NHK「あまちゃん」「いだてん」映画「花束みたいな恋をした」など映像作品の音楽でも広く活躍する大友の手によって、演出家の世界観が生演奏と歌でヴィヴィッドに体現された。

村上春樹作品の実写化といえば、映画「ドライブ・マイ・カー」の世界的な快挙が記憶に新しいが、世界で愛される村上作品群の中でも、きわめて重要な意味を持つと言われる長編『ねじまき鳥クロニクル』。その深い迷宮のような世界が、時代の先端を疾走するエッジの効いた表現者たちの手によって舞台の空間に浮かび上がった様は、村上ワールドの新たな演劇表現と高い評価が集まった。しかし2020年2月の東京公演中に、新型コロナウイルスの影響で突然の公演中止が決定。その無念さを、再演でのリクリエーションへの意欲に変えて、ついに2023年末の再演が決定となった。
初演の良さを残しつつ、さらに原作と演劇の融合を目指して生まれ変わる、『ねじまき鳥クロニクル』という新しい芸術がここから生まれる。

[画像3: https://prtimes.jp/i/28143/783/resize/d28143-783-b6c3b9bdd53d35802689-3.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/28143/783/resize/d28143-783-cc39e56f1da5e18e80f2-4.jpg ]

東京公演は2023年11月上旬〜11月26日まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演、その後ツアー公演あり。東京公演のチケットは今夏発売予定。上演時間は、休憩時間を含む約3時間前後を予定している。

公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/nejimaki2023/
公式Twitter=https://twitter.com/nejimakistage #ねじまき鳥クロニクル


演出家コメント

■演出・振付・美術:インバル・ピント
2020年、村上春樹さんの偉大な小説『ねじまき鳥クロニクル』を舞台に立ち上げるために過ごした期間は、主人公のトオルが井戸に潜るのと同じように果てしの無い旅でした。初日をご覧になった村上さんから「美しい舞台でした。ありがとう。」と仰って頂いたことは忘れられません。再演に向けて、さらに深くこの作品と向き合い、新たな表現を皆と模索するのが今から本当に楽しみです。


あらすじ

岡田トオルは妻のクミコとともに平穏な日々を過ごしていたが、猫の失踪や謎の女からの電話をきっかけに、奇妙な出来事に巻き込まれ、思いもよらない戦いの当事者となっていく――。


物語は、静かな世田谷の住宅街から始まる。主人公のトオル(成河/渡辺大知)は、姿を消した猫を探しにいった近所の空き家で、女子高生の笠原メイ(門脇 麦)と出会い、トオルを“ねじまき鳥さん”と呼ぶ少女と主人公の間には不思議な絆が生まれる。赤いビニール帽子をかぶった“水の霊媒師”加納マルタが現れ、本田老人と間宮元中尉によって満州外蒙古で起きたノモンハン事件の壮絶な戦争の体験談が語られる。

そしてある日、妻のクミコが忽然と姿を消した。クミコの兄・綿谷(わたや)ノボルから連絡があり、クミコと離婚するよう一方的に告げられる。クミコに戻る意思はないと。だが、クミコ失踪の影には綿谷ノボルが関わっているのではないかという疑念はしだいに確信に変わってゆく。トオルは、得体の知れない大きな流れに巻き込まれていることに気づきはじめる。

何かに導かれるように隣家の枯れた井戸にもぐり、クミコの意識に手をのばそうとする主人公トオル。世田谷の路地から満州モンゴル国境まで、クミコを取り戻す戦いは、いつしか時代や空間を超越して、“悪”と対峙する“ねじまき鳥”たちの戦いとシンクロする。暴力とエロスの予感が世界をつつみこむ……。
はたして、“ねじまき鳥”はねじを巻き、世界のゆがみを正すことができるのか? トオルはクミコを探し出すことができるのか――。笠原メイとふたたび会えるのか。


【公演情報】
『ねじまき鳥クロニクル』

[画像5: https://prtimes.jp/i/28143/783/resize/d28143-783-6c816591840290399e14-1.jpg ]

<東京公演>
期間:2023年11月上旬〜11月26日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
主催:ホリプロ
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
協力:新潮社
企画制作:ホリプロ

<出演(演じる・歌う・踊る)>
成河/渡辺大知
門脇 麦
ほか

<スタッフ>
原作:村上春樹
演出・振付・美術:インバル・ピント
脚本・演出:アミール・クリガー
脚本・作詞:藤田貴大
音楽:大友良英


公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/nejimaki2023/
公式Twitter=https://twitter.com/nejimakistage #ねじまき鳥クロニクル



プレスリリース提供:PR TIMES

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