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PERSOL Global Workforceとインドネシア農業省農業分野における特定技能人材育成・就業に向けたプロジェクト始動

(PR TIMES) 2023年06月10日(土)23時40分配信 PR TIMES

〜日本語教育および就業・定着サポートの提供を通じて、2023年度まで300名、2026年度まで累計1,000名の活躍を目指す〜

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループで、外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:多田 盛弘 以下、PERSOL Global Workforce)は、インドネシアの農業省(Ministry of Agriculture)の傘下にある農業教育センター (Indonesian Centre for Agricultural Education、ICAE)と2023年1月にMOU(基本合意書)を締結し、農業人材の育成および就業に向けたプロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
■本プロジェクトの背景
農林水産省の発表によると、日本の「基幹的農業従事者数」は毎年減少し続けており、2015年の約175万人から2022年には約122万人まで減少しています。また、就農者の平均年齢は68.4歳(2022年現在)※1であり、農業は人材不足に加え高齢化が進んでいる代表的な産業であります。
これを受け、政府は2019年4月に新しい在留資格「特定技能」をスタートさせました。当初、政府の農業分野における特定技能人材は「2024年までに最大36,500人」想定でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり、16,459人※2と想定の半数にも及ばない状況です。
一方、インドネシア農業省は、「2045年に世界の食糧庫となるべく優れた農業人材を育成する」というビジョンを掲げ、高等専門学校7校および職業訓練学校3校から毎年約1,500名の農業人材を輩出しています。ビジョンを達成のためには、インドネシアの農業技術の向上という課題があり、より高いスキルと多様な経験を持つ農業人材の育成が必要でした。
このような背景から、この度、PERSOL Global Workforceとインドネシア農業省は、農業人材の育成・就業に向けたプロジェクトを開始することとなりました。
※1農林水産省「農業労働力に関する統計」より  ※2出入国管理庁 「特定技能在留外国人材数」(令和4年12月現在)より

■本プロジェクトの概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/16451/781/resize/d16451-781-fb74354f49b08faebcb8-0.jpg ]

本プロジェクトを通じて、インドネシアの農業系公立学校の卒業生は、在留資格「特定技能」の農業分野の人材として来日・就業する予定です。インドネシア農業省の傘下で技術政策の策定と農業教育の実施を担う農業教育センターが本プロジェクトに参加する学校および学生の選抜を担当します。PERSOL Global Workforceは卒業生の在留資格獲得および今後日本ではたらくうえで必要な日本語習得に向けて、日本語教育を実施します。また、日本での就業(派遣、人材紹介)から、職場・地域に定着するためのサポートも行います。
農業系公立学校の卒業生は、特定技能・農業の外国人材として来日し、日本の農業事業者のもと就業し、さらなる技術獲得と多様な経験からの成長を目指すこととなります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16451/781/resize/d16451-781-ec11efb8e5d2011004dd-0.jpg ]

PERSOL Global Workforceと農業教育センターは、2023年1月にMOUを締結し、現在一部の学生を対象にすでに日本語教育を進めています。2023年度までに約300名の卒業生が来日、日本ではたらく予定です。また2026年度までに、累計1,000名の農業人材が日本ではたらくことを目指し、プロジェクトを進めてまいります。
PERSOL Global Workforceは本プロジェクトを通じて、日本の農業分野における人材不足解決とともに、インドネシアの農業人材が成長できる環境を提供し、両国の課題解決に貢献してまいります。

■PERSOL Global Workforce 代表取締役社長 多田 盛弘 コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/16451/781/resize/d16451-781-a5929160822342c73a4b-0.jpg ]


日本ではさまざまな産業で労働力不足が深刻化しています。農業でも作付けや収穫の労働力が足りないという声を現場から聞くことが多くなっています。外国人材の採用・活躍は労働力不足の状況を解決するためには必要不可欠ですが、農業の場合、時期による業務量確保の波、外国人材の受入れや定着ノウハウの不足など、農家・農業事業者や外国人材個人だけでは解決が難しい課題が山積しています。当社は本プロジェクトを通じて、これらの課題を解決しグローバルの人材と国内の農家をつなぎ、国内農業の持続的発展に貢献してまいります。

■PERSOL Global Workforce株式会社について<https://persol-gw.co.jp/
PERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社は、「“Work and Smile”
Decent work for everyone.」をミッションに掲げ、外国人材に特化したサービスを提供するため、2019年10月に発足しました。企業の即戦力として活躍できるミドル層の人材(一定のスキル・語学力をもつ、在留資格「特定技能」にて就業するレベルの人材)および総合職レベルの人材(技術エンジニア、ITエンジニア、文系職種など、在留資格「技術人文国際」にて就業するレベルの人材)を対象に、外国人材の募集・育成から就業・受け入れまでのすべての過程を一貫してサポートすることで、はたらく個人と企業双方にとってクリーンで質の高いサービスの提供を実現いたします。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。



プレスリリース提供:PR TIMES

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