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メトロポリタン美術館が新たにオープンする子ども向けのインタラクティブ・ラーニング・スペースの一区画をヤマハがデザイン

(PR TIMES) 2023年09月08日(金)13時15分配信 PR TIMES

6つの音の作品群「マテリアルオーケストラ」を制作

ヤマハ株式会社は、アメリカ・ニューヨーク市のメトロポリタン美術館が現地時間2023年9月9日(土)にオープンする同館付属の子ども向けインタラクティブ・ラーニング・スペース「81st Street Studio」の、音楽エリアのデザインを担当しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-23e9f4131db6d280e98e-13.jpg ]

メトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地のアートを所蔵している、世界的に著名な美術館です。今回メトロポリタン美術館が同館に付属する新施設としてオープンする「81st Street Studio」は、子どもたちが科学とアートに触れて遊べるインタラクティブなスペースです。約330平方メートルの空間で、創造性や問題解決力を刺激するデジタルやアナログの体験を提供し、物質的な探求を通して科学とアートのつながりを若い世代に伝えます。
この「81st Street Studio」の一区画である「インタラクティブ・ミュージカル・ステーション」のデザインを、ヤマハ株式会社デザイン研究所が担当しました。子供たちが音の発音原理やその機構、素材そのものが持つ特有の音などを学べるように、「マテリアルオーケストラ」と題した6つの音の作品群を制作しました。各作品に組み込まれた弦楽器、打楽器、吹奏楽器の基本的な機構や発音の物理現象を体感することで、豊かな音の世界に触れることができ、子どもたちの感性を育みます。
当社は、文化や芸術で満ちた「81st Street Studio」という新しい世界で、好奇心に溢れた音を通して、子どもたちに多くの発見をもたらしたいと考えています。

ヤマハ デザイン研究所 所長 川田学のコメント


今回デザインしたのは、多彩な素材からさまざまな種類の音が生まれる面白さや、不思議さを実体験してもらう6つの作品群です。叩いたり、弾いたり、乗っかったりしながら、自然界の音、生活の中で聞く音、また楽器の音に思いを巡らせることができます。世界有数のミュージアムに付属した施設、好奇心溢れる子どもたちが自由に散策できる場所に設置されるため、リアルな音現象を体で感じることにこだわりました。デジタル機器で必要な情報を瞬時に得られる便利な時代ですが、事物に手で触れ、発する音に耳を澄まし、思い思いに工夫しながら、音で楽しむ方法を自分なりに発見して欲しいです。

6つの音の作品群「マテリアルオーケストラ」


Marimba Woods
森のように立ち並んださまざまな種類の木で作られた音板を叩いて、心地良い音を奏でる作品です。楽しく音を奏でながら、木の種類やサイズによって音の響き方などが異なっていることを体感できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-9bc6b2bcd16224978edf-0.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-5db801f7748bb4400913-0.jpg ]








Standing String
垂直にそびえたつ木の幹のようなボディに張られた1本の弦をはじいて音を奏でる作品です。弦を押さえる指の位置を変えたりペダルを踏んだりすることで音を変化させることができ、弦が振動して音が生み出される原理を体感できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-d19d00c4f9fd49b4c4d3-0.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-92a0aaa4f1a6f8762873-0.jpg ]








Woodpecker Chime
紐を引いて放すことで、キツツキを模したハンマーがチャイムを叩いて音を鳴らす作品です。それぞれ異なる音階を鳴らすチャイムとハンマーが天井の各所に取り付けられ、まるで森の中にいるかのように空間に広がるさまざまな音色や鳥の動きを楽しめます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-90a1a6074042c36de591-0.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-95c58d8b99592904a626-0.jpg ]








Wall Castanet
125個のカスタネットが取り付けられた、インタラクティブな音の壁のような作品です。カスタネットの木材の種類や、カスタネットと接地する壁を切り抜いたリングのサイズによって、異なる音質や音階を体感することができます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-567de1ae331aa4f4dffc-0.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-659705326ac8e5f8c306-0.jpg ]








Sound Surfboard
揺らすと波の音を奏でる、バランスボードのように遊ぶ作品です。中に入った小さな鉄球が発泡材と擦れながら移動して音を生み出します。体の動かし方で音の表情が変わる様を楽しむことができます。
[画像10: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-c2c370a0b654972a06a3-0.jpg ]

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Bellows-Pipe-Organ
整然と並べられた管に風を通すことで音を奏でる、パイプオルガンのような作品です。土台にある蛇腹蓋で空気を送り出し、管の排気口で生じる空気振動を利用して音を生み出します。管の長さの違いで音程がどのように変化するかを学べ、複数管へ同時に空気を送り出すことで奏でられる音の重なりを楽しむことができます。
[画像12: https://prtimes.jp/i/10701/761/resize/d10701-761-934ac16389ae5e256990-0.jpg ]

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関連ウェブサイト


・ヤマハ デザインサイト「マテリアルオーケストラ」紹介ページ
 https://www.yamaha.com/ja/about/design/events_topics/material_orchestra/
・メトロポリタン美術館ウェブサイト(英語)
 https://www.metmuseum.org/


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/

※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。



プレスリリース提供:PR TIMES

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