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パイオニア株式会社

パイオニアとDATAFLUCT、脱炭素社会の実現を目指し、CO2排出量を可視化し環境価値として流通させるオープンプラットフォーム構築に向け基本合意

(PR TIMES) 2022年09月19日(月)09時40分配信 PR TIMES


パイオニア株式会社
2022年9月15日

報道資料

 パイオニアは、データサイエンスで企業と社会の課題を解決する 株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)と、モビリティ領域におけるCO2排出量を可視化し、環境価値として流通させるオープンプラットフォーム構築に向けたパートナーシップに基本合意しました。

 このたびのパートナーシップは、「すべての人が、安全で正しい“環境価値”の創出に取り組めるようにすることで、持続可能なモビリティ社会・まちづくりを実現したい」という両社の想いが一致し、両社の知見・実績・プロダクトに相互補完効果・シナジー効果が見込めることから実現しました。

 具体的には、パイオニアはCO2排出削減を支援するクラウドプラットフォーム「Piomatix for Green」を活用して車の運転に伴うCO2排出量の可視化およびCO2削減に必要な各種ソリューション(エコルート提案、EV切り替えレコメンドなど)を生み出す仕組みを構築し、DATAFLUCTは、その情報を環境価値流通プラットフォーム「becoz(ビコーズ)」を通じて環境ポイントなどのインセンティブやオフセットソリューションなどを環境価値として提供します。ドライバーの行動変容を促し、環境意識を高めるスキームを作ることで、モビリティ分野におけるカーボンニュートラル実現を目指します。

 今後両社は、賛同いただけるパートナーと共に、2022年中を目途に実証実験を実施し、環境価値ソリューション・プラットフォームの実用性を検証していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/5670/753/resize/d5670-753-5ce23b1b043c2d8b3cf4-0.png ]


【両社の強み】
パイオニア
 全国約70万kmの道路を対象に、パイオニア製カーナビゲーション搭載車両から収集する速度や移動距離などのプローブデータ、それを基に生成された渋滞履歴情報を蓄積しており、その情報を分析して開発したガソリン車の燃費やEV車の電力消費率を高度に推定する特許技術を保有しています。この技術とパイオニア独自のモビリティAIプラットフォーム「Piomatix(パイオマティクス)」を組み合わせ、車の移動に伴うCO2排出の削減をサポートするクラウドプラットフォーム“Piomatix for Green”を構築しています。

パイオニア CO2排出量削減関連の取り組み: https://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/index/2672/?ad=pr
(2022年6月発表 「車の燃費/電力消費率を推定・予測する技術でカーボンニュートラルの実現に貢献」)


DATAFLUCT
 誰もがデータ活用できる持続可能な社会を作ることをミッションに、生活者を含むあらゆるステークホルダーがカーボンニュートラルに向けた取り組みに参加するための“環境価値”流通プラットフォーム「becoz」を展開しています。2022年6月2日には、個人向けのCO2排出量可視化・オフセットサービス「becoz wallet」および決済データからCO2排出量を可視化できる国内初※のクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz」の提供を開始しました。「環境価値」をCO2排出削減量のみならず、取引可能な形にされたカーボンクレジット、リサイクル量、水使用削減量など「地球のサステナビリティを担保するためのモノやコトが有する価値」として捉え、サステナブルな社会を実現するためのデータ活用事業を積極的に進めています。
※DATAFLUCT調べ(2022年8月)


■ パイオニア株式会社 執行役員 モビリティサービスカンパニー 種澤 成治のコメント
 当社は、脱炭素社会の実現に向け、「Piomatix for Green」を中心とするモビリティ分野におけるCO2排出削減ソリューション・サービスの提供を推進しています。DATAFLUCT社が提唱する環境価値流通プラットフォーム「becoz」と掛け合わせることで、CO2排出削減提案のみならず、取引可能な形にされたカーボンクレジット、個人や企業が環境価値を生み出す仕組みなど、提供ソリューションの拡充・発展を目指したいと考えております。ガソリン車・EV車を問わず、誰もが気候変動の抑制に貢献できる世界を目指し、具体的に取り組むための支援となるソリューション・サービスの提供を目指していきます。

■ 株式会社DATAFLUCT 代表取締役CEO 久米村 隼人氏のコメント
 当社が描く環境価値流通プラットフォームの実現を目指す中、モビリティ分野における社会的インパクトの可視化や行動変容をテクノロジーで実現するパイオニア社の「Piomatix for Green」に出会い、パイオニアの皆さまと意気投合しました。両社が手を組むことで、モビリティ分野では極めて先進的な環境価値創出事例を生み出せると信じています。将来的には企業・自治体・個人の誰もが簡単に環境価値を創出できるデータ基盤を展開していきたいと思います。


パイオニア株式会社について
 1938年の創業以来、「より多くの人と、感動を」を企業理念とし、数多くの世界初、業界初の製品やサービスをお客様へ提供してきました。2025年に向けたありたい姿を示す新たな企業ビジョンとして、"未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences-"を策定し、さらなる企業価値の向上に取り組んでいます。未来の移動をより安全で、快適で、スマートなものに変えていく製品やサービスを通じて、今まで以上にお客様へ新たな価値と感動を提供できるソリューションサービス企業を目指しています。
https://jpn.pioneer/ja/?ad=pr


株式会社DATAFLUCTについて
 「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。
需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。
https://datafluct.com/

プレスリリース提供:PR TIMES

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