プレスリリース
キヤノンは、映像制作機器「CINEMA EOS SYSTEM」の新製品として、動画と静止画の両方に高性能を求めるユーザー向けに、質量約680gの小型・軽量ボディーと8K・RAW内蔵記録を実現したデジタルシネマカメラ“EOS R5 C”を2022年3月上旬に発売します。
[画像: https://prtimes.jp/i/13980/738/resize/d13980-738-a0a0cd3a13236b04c518-0.jpg ]
“EOS R5 C”は、「CINEMA EOS SYSTEM」の動画性能とミラーレスカメラ「EOS R5」(2020年7月発売)を踏襲した高い静止画性能(※1)を、電源ダイヤルでのモード切り替えにより使い分けることができるデジタルシネマカメラです。高次元で動画性能と静止画性能の両立を実現したことにより、機動力が求められる報道現場や、シネマライクな画づくりが求められる広告・企業映像制作など、1台で幅広い撮影シーンに対応します。
■ 豊富な情報量を持つ8K・RAW動画の内蔵記録を実現
自社開発の有効画素数約4500万画素(※2)フルサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」の搭載により、8K/30P・RAW動画に加え、外部電源供給による8K/60P・RAW動画(※3)の内蔵記録を実現しています。汎用性の高い「MP4」での8K/30P動画の記録にも対応し、多様な映像制作をサポートします。また、豊富なデータ量を持つ8Kの有効画素を全画素読み出すことで、オーバーサンプリングによる高画質な4K/4:2:2/10bit動画を生成することもできます。さらに、新開発の放熱構造と、放熱ファンの内蔵により、「EOS R5」と比べて長時間の動画撮影を可能にしています。
■ 柔軟な映像制作をサポートするファイルフォーマットや動画撮影機能
RAWの豊富な映像情報を維持しながらデータサイズを軽くすることができる記録フォーマット「Cinema RAW Light」を採用し、外部レコーダーを使用せずに、CFexpressカードへのRAW記録が可能です。また、放送規格に準拠したキヤノン独自のビデオフォーマット「XF-AVC」にも対応しているため、柔軟に使い分けることで、多彩なワークフローに対応します。さらに、スロー撮影時でも滑らかな映像表現を可能にする、最大4K/120Pのハイフレームレート動画の撮影にも対応します。
■ 高画質と高速性を両立する「EOS R5」を踏襲した静止画性能
有効画素数約4500万画素の高画質と高速連写を両立しています。電子シャッター撮影時は最高約20コマ/秒、メカシャッター/電子先幕撮影時は、最高約12コマ/秒の高速連写(※4)をそれぞれ実現し、動きのある被写体も高画質に撮影することができます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/13980/table/738_1_65e1043cb3b1f7eb1f9f6dc6b8cdbf4e.jpg ]
※1 ボディー内に手ブレ補正機構を搭載していないため、レンズ側の光学式手ブレ補正機構との協調制御はできません。
※2 総画素数約4710万画素。
※3 8K/60P撮影時は、同時期に発売予定のDCカプラー“DR-E6C”(別売り)とコンパクトパワーアダプター “CA-946”(別売り)の併用またはUSB電源アダプター“PD-E1”(別売り)が必要。
※4 絞りやレンズの種類などの諸条件によって連続撮影速度が変化します。詳しくはキヤノン公式HPをご参照ください。
プレスリリース提供:PR TIMES