プレスリリース
〜同国の鉱業・エネルギーに係る情報提供・意見交換を通じて、将来の投資の機運を醸成〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は金属鉱物及びエネルギー資源が豊富なナミビア共和国との関係強化に向けて、2023年4月18日にアフリカ資源外交の一環として経済産業省と共催で、同国のトム・アルウェンド鉱山・エネルギー大臣を日本に招聘し、日本企業や関係機関を交えた鉱業・エネルギー投資ラウンドテーブルを開催しました。本会合では、同国から鉱業及び水素を含むエネルギー政策や投資環境等について日本企業への情報提供が行われ、その後、活発な意見交換が行われました。
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ナミビア共和国(以下、ナミビア)は、電気自動車や再生可能エネルギー発電設備等の普及拡大により、今後需要の増加が見込まれる銅やレアアース等の金属鉱物資源が豊富な国です。そのため、JOGMECは同国において、鉱物資源の探査事業に取り組むとともに、関係強化に向けてボツワナ・地質リモートセンシングセンター事業を通じて、同国の鉱業人材育成に取り組んできました。また、ナミビアは太陽光や洋上風力を利用した大規模なグリーン水素製造計画を推進しているほか、石油・天然ガスの資源ポテンシャルも有しています。こうしたことから、JOGMECはナミビア鉱山エネルギー省との間で、金属鉱物資源及びカーボンニュートラル(水素・アンモニア)分野における関係強化を目的とした覚書を締結しています。
本会合にはナミビアからアルウェンド鉱山・エネルギー大臣を筆頭に16名が参加し、日本からはエネルギーや鉱業に関連する企業及び政府機関など40名程度が参加しました。冒頭、経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部の有馬鉱物資源課長より開会挨拶が行われ、ナミビアからはアルウェンド鉱山・エネルギー大臣より鉱業及びエネルギーの政策が紹介された後、担当者から鉱物資源ポテンシャルや石油、天然ガス及び水素等のエネルギーポテンシャル、さらには投資環境についての情報提供が行われ、その後の質疑応答及び意見交換を通して、将来の鉱業投資に向けた機運醸成が図られました。最後に、JOGMEC和久田副理事長より閉会の挨拶を述べました。
JOGMECは今後とも経済産業省の資源外交支援に取り組んでいくとともに、我が国へのエネルギー及び金属鉱物資源の安定供給に向けて、ナミビアをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
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■参考
TICAD8にてナミビア鉱山エネルギー省との覚書締結〜金属およびカーボンニュートラル(水素・アンモニア)分野での協力を一層強化〜(2022年9月1日)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00040.html
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https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00110.html?mid=pr_230425
プレスリリース提供:PR TIMES