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国際女性デーに向けて考える。結婚後の女性に仕事の充実は必要か?「必要」77.2%、出産後の女性に仕事の充実「必要」70.9%、「結婚も仕事もあきらめてはいけない」47.0%

(PR TIMES) 2022年03月03日(木)16時15分配信 PR TIMES

〜しゅふJOB総研調査〜 

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『結婚・出産と仕事の充実』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:557件)
■調査結果概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/705_1_7d36b059faf487394fd8755595a870ae.jpg ]



1.女性にとって結婚後の人生の幸せに仕事の充実は「必要」77.2%

[画像1: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-e367b7146d18429aea01-14.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-925df4b61b12c14c8cc8-1.png ]


2.女性にとって出産後の人生の幸せに仕事の充実は「必要」70.9%

[画像3: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-8944ce7bd59a67d95dc0-15.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-20970e3b0147b0c91219-3.png ]


3.仕事の充実は必要か:結婚後と出産後の比較

[画像5: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-bf0a22159c2b60ee1432-4.png ]


4.結婚と仕事について「どちらもあきらめてはいけない」47.0%

[画像6: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-33a3b6fabb80c7dde258-16.png ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-1ea43cf48dc2997df6cd-6.png ]


5.出産と仕事について「どちらもあきらめてはいけない」37.9%

[画像8: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-3959d9f0f6215545f0ce-17.png ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-fc035719e05f6677db4c-8.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-77de74542d972283a091-9.png ]


6.仕事をあきらめるべきかのアドバイス:対結婚希望者と対出産希望者の比較

[画像11: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-a51cea23b4141d11399d-10.png ]


7.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・子育てはいつか終わりが来て、女性が仕事をその間も継続していれば、その後、貴重な労働力として社会に貢献出来るはずなのに、まして高等教育を受けた女性のキャリアが結婚出産で途切れるのは社会的損失(40代:フリー/自営業)
・子育ては、楽しんでして欲しいと思います。協力してもらうことは、難しく私は、仕事を諦めてしまいました。自分にとって何が一番の幸せなのかを良く考えれば決まると思います(50代:パート/アルバイト)
・人を産み育てるという事を真剣に考えると、なにかを犠牲にという考え方は適切ではない。産むことも大きな仕事。命を育てる事も大きな仕事。この2つを行なう事に幸せを感じる事ができなければ、産まずに仕事で幸せを求めたほうが良いのではないかと思う(50代:フリー/自営業)
・家事の分担、出産後の育児が女性主体で取り組むものという風潮がなくなってほしい。男性も職場で育児の事由で時短や休暇が認められやすくならなくては、ずっと女性だけが結婚・出産後の生活と仕事のバランスに悩むことになってしまうと思う(30代:今は働いていない)
・仕事が好きな女性と働くことにそれほど興味ない女性がいると思う。経済的に余裕がある事は大事だがパートナーと話し合い自分に合った働き方をすれば良いと思う(40代:正社員)
・病気でないならば、やはり出産し育ててもらいたいと思います。何故ならば女性にしか出来ないことこれは変えられない事実ですし、出産したくても授からない人もいると言う事です(50代:正社員)
・結婚出産も仕事も自分の思い通りにできたら幸せになれそう。それができる人が羨ましい(50代:パート/アルバイト)
・女性の幸せは結婚出産だけではないが、女として生まれたからには経験したいこと。でも自分の楽しみや充実感を大切にすることも大事。両立できる、家庭と職場の理解を深めてほしい(30代:今は働いていない)
・子供を産むのは女性なのに、社会に戻ろうとすると拒まれ薄給で家事育児が付いてくる。はたして幸せなんて考える余裕があるのだろうか?(60代:今は働いていない)
・「結婚も出産も子共も仕事も産休も育休もパパ育休も欲しい」とは、あまりにも贅沢!貴女が仕事を諦めたら、他の人にその仕事を手に入れられる。雇用の需要と供給がアンバランスな今、子供を取るか仕事を取るか、子供を取るなら仕事は諦めて、他の人に譲って欲しい(50代:今は働いていない)
・旦那に大きい顔させない、自立してるからいざというときに困らないしビクビクしなくていい。仕事をしてるしてないで遠慮なんてナンセンス(30代:正社員)
・結婚出産出来ても恵まれた職場でないと理解は得られないし、妊娠により未だ辞めなきゃ行けない職場は多い(30代:今は働いていない)
・個人個人で価値観の違いは、あると思うが仕事をしていた方が社会とのつながりがあり、視野を広く持てるとおもう(60代:パート/アルバイト)
・子供といたい、だけど稼がなくてはならない。つらい(40代:パート/アルバイト)
・誰しもが出産とか結婚したいという願望を抱いてると思われてるのが不快(30代:派遣社員)
・子育ては親としての最大の「仕事」です。無収入で考課なし。マニュアルもなければ毎日想定外のことばかり。こどもの成長過程を見る幸せは最高の喜びです。天秤にかけるのは??(50代:派遣社員)
・仕事をしていないと金銭面的な点で大きな不安がある。また自身に収入がないと夫がいなければ生きていけない状態になると心に余裕がなくなるので、仕事は絶対にするべきです。家庭以外のことを考えられる時間も必要です(30代:パート/アルバイト)
・不妊治療も経験しましたが、もう少し、子供を産みやすく育てやすい社会になると良いと思います(40代:今は働いていない)
・学生時代からしっかりと将来の職業について指導してくれる人が欲しかった。子どものころからやり直したい(30代:正社員)
・もっと男性がお金を稼げる社会を作ってほしい。働きたい女性がいたらその人たちは頑張ったらいい||働きながら家庭も守るのは難しい。結局子供が寂しい思いをするし教育的、道徳的など色々影響がでてくる(40代:パート/アルバイト)
・結婚は幾つになってもできるが、出産はタイムリミットがあるので、仕事のためにタイミングを逃すことは避けるべき。一度辞めてでも産める時に産む方がいい(50代:正社員)
・出産は女性だけの特権だとは思うが、何故いつも女性だけが我慢しないといけない場面が多いのか納得出来ない。どちらも望むのは贅沢では無いと思う(40代:パート/アルバイト)
・仕事が充実するからこそ結婚しようと思うのだと感じます(40代:パート/アルバイト)
・仕事は自分ひとりの時間を作るためには必要なことだと思います。お金もすごく大事(30代:今は働いていない)
・人それぞれだと思う。どちらかが大切ならばそうすれば良いし、どちらも大切なら両立できるようにすれば良いと思う。自分は子供の頃から専業主婦に憧れて実際そうなったが、実は外で働く方が自分に合っていると気づくのに15年かかった。自分でもわからないこともあるし、わかった時点で好きなようにすれば良いと思う(40代:パート/アルバイト)
・結婚出産後も、働くのが勝ちのように思われている現代ですが、向いていない人もいる。無理しない方が良い(60代:今は働いていない)
・結婚して家庭に入ることが幸せだと思っていたが、実際結婚出産を経て子どもの将来を考えると家計的に働いた方がいいなと考え、パートでもと色々と求職活動をした。なんとか雇用先が見つかり働いて思ったのは、妻であり母だけでなく1人の人として仕事をするというのはとてもいいなということ(30代:パート/アルバイト)
・嫁や娘には結婚出産してもやりたい仕事を手放してはいけない、協力するからと伝えてあります(50代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

[画像12: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-31ec85b4cf28f636ae62-13.jpg ]

 社会には、結婚や出産を機に働きたくても働けない状況に追い込まれてしまっている女性がたくさんいます。一方必ずしも働くことは希望せず、家庭に入ることを望む女性もいます。仕事と家庭の両立を希望する主婦層を中心とした就労志向の女性に、「女性にとって、結婚後の人生の幸せに仕事の充実は必要だと思いますか」と尋ねたところ、8割近い人が「必要」と回答しました。出産後についても同様に尋ねたところ、やはり「必要」との声が7割でした。それに対し「仕事の充実は必要ない」と回答した人は、結婚・出産の場合いずれも2%以内とごく少数に留まります。年代別に比較してみた場合も、項目ごとに増減は見られるものの大きな傾向としては同じです。

 「結婚を希望する女性にアドバイスする場合、あなたの考え方に最も近いものをお教えください」と尋ねたところ、「結婚も仕事もどちらもあきらめてはいけない」との回答が47.0%だったのに対し「一概には言えない」との回答も46.7%あり拮抗しています。出産についても同じ質問をしたところ、「一概には言えない」は45.8%で結婚の場合と近い比率でしたが、「出産も仕事もどちらもあきらめてはいけない」と回答した人は37.9%と、結婚の場合より10ポイント近く低くなりました。一方「出産の支障になるなら仕事はあきらめた方がよい」との回答は14.7%を占め、「結婚の支障になるなら仕事はあきらめた方がよい」は3.9%に留まることから、仕事との対比において、結婚より出産の方が優先度を高いとみなす傾向が見られました。出産は女性にしかできないことや体に負担がかかることなど、出産に対する様々な見解があることがフリーコメントからわかります。

 出産を希望する女性へのアドバイスについて、お子さんがいる人といない人で比較すると、お子さんがいる人の方が「出産も仕事もどちらもあきらめてはいけない」と回答する比率が5.1ポイント高くなりました。子育てを経験すると、どちらもあきらめてはいけないという思いがより強くなるのかもしれません。本来 “結婚・出産”と“仕事” は、どちらかをあきらめなくてはならないものではないはずです。女性が“結婚・出産”と“仕事”との間で葛藤を抱えてしまう背景には、家事や育児を女性に押しつける性別役割分業の存在が大きく影響していると感じます。性別役割分業が社会からなくなった時、女性の中の“あきらめてはいけない”という思いも不要なものになっているのではないでしょうか。


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/705_2_7e610d11ea7e69d36fc164b777d079f0.jpg ]



[表3: https://prtimes.jp/data/corp/3176/table/705_3_9da8e35a7cb5995b74355f7e95bf9887.jpg ]



<しゅふJOB総研について>
[画像13: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-08c515c85a21be2387db-11.png ]

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて> https://www.bstylegroup.co.jp/
[画像14: https://prtimes.jp/i/3176/705/resize/d3176-705-45cedb57110fd482ad3c-12.png ]

best basic style〜時代に合わせた価値を創造する〜を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や多様な働き方×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援やスーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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