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カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

【京都 蔦屋書店】谷野真悟の作品展「ながいながいテーブル」を12月11日(月)より開催。混沌とした人の意識や存在そのままの表情を絵画に捉えようとする試み

(PR TIMES) 2023年11月28日(火)19時45分配信 PR TIMES

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋S.C.[T8]5F・6F)では、12月11日(月)〜2024年1月7日(日)に、6Fギャラリーウォールにて、谷野真悟 作品展「ながいながいテーブル」を開催します。2021年より制作している「室内画シリーズ」より、新作3点を展示します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/702/58854-702-c9ec4870fc81356049157df201bc5bc2-3226x2594.jpg ]

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37386-1809541123.html
概要


谷野真悟は京都を拠点に精力的に制作、発表を続けているペインターです。
2023年には、国内のアートマーケットに影響を持つコレクターのコレクション展「Collectors Collective」(vol.7/ Tezukayama Gallery主催)における推薦アーティストとして出展するなど、注目を集める若手アーティストの一人です。 谷野が2021年より制作している、人の存在次第で移動されたり配置されたりするモノや空間の表情を絵画で捉えようと試みる「室内画シリーズ」。 これは幼少期から引っ越しが多く、生活環境や人間関係の唐突な変化が度々起きてきた自身の経験をきっかけとしています。

「周りの環境や人との会話など、様々な交流の中で生まれる、折り合いや落としどころというもの。それらのすべてを何か決定づけたり断定したりする必要はなく、ときには混沌としたままの状態で、存在させていてもよいのではないか。 展開されるのは決着をつけるための討論でもなく、目標を定める会議でもなくて、並んでいるのは長い会話のようなもの。そこには何を投げかけてもいいし、何処で切り上げてもよい」と谷野は語ります。 そうした状態の比喩として生まれたのが「ながいながいテーブル」という本展のタイトルです。
人の存在や意識が整うことなく混ざり合い、変わり続ける風景、空間、画面の様子を追う谷野が、京都 蔦屋書店で多くの人々が通り、立ち止まり、眺めていくギャラリーウォールのスペースを意識して制作した新作3点を展示いたします。

アーティストステートメント


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/702/58854-702-d9f3b782141cad4281e06c5ab89c2a55-1747x2700.jpg ]

私は絵画表現においてペインティングが絵画として成立する瞬間を研究し、制作しています。
絵画表現のペインティングの領域において、描く行為はどの段階で「完成」を迎えるのかという問いは、絵画史の中でも長年議論されてきました。レオナルド・ダヴィンチは作品を完成させることに大変な時間を要したと言われています。現代絵画では作者が完成を宣言した時点で「完成品としての作品」として成立するということが前提の条件になっています。また西洋美術史には礼拝堂の宗教画やトリプティック(三連祭壇画)の作品など、絵画を連続させて一つの表現とする手法も多く見られ、1枚の絵画で完結しないことはしばしば起こり得ると言えます。
私の表現作品は制作者の主観から外れた無意識下、そしてさらに無意識と有意識の混在する「遊びの中」で描き出されます。この遊びの中とはオランダの歴史家であるヨハン・ホイジンガの研究である「遊びとしての文化」の考え方です。キャンバスの上に下地となる絵の具をのせ、中間層を描き、仕上げとなるを足していきます。しかしこの時に下地や中間層を描く段階で、唐突に作品が完成します。これらの行為と手順によって、鑑賞者に描き始めと完成の間を自由に横断してもらい、絵画における「完成」を感じられる装置として機能します。この唐突な完成は、ある種のアクシデントのようでもあり、ペインティングの持つ「描き続けられる」という問題を解決していると言えるはずです。

谷野 真悟

アーティスト・プロフィール


谷野 真悟  Shingo Tanino

●経歴
1998年 島根県生まれ
2021年 京都芸術大学 美術工芸学科 油画コース 卒業
2023年 京都芸術大学 美術工芸領域 油画分野 修了

●展示歴
個展
2022年 「vertoonen(見せびらかす快感)」Alternative Space yuge 京都
グループ展
2022年 「Fiction とFeeling」西武池袋本店アートカプセル+ 東京
2023年 「Collectors Collective vol.7」TEZUKAYAMA GALLERY 大阪
2023年 「The horizon is …」Ken Fine Art 大阪

販売について


作品は、店頭にて12 月11 日(月)11:00より販売開始いたします。
アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」では、12月11日(月)12:00より1月7日(日)23:59の期間販売します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

展示詳細


谷野真悟 作品展「ながいながいテーブル」

会期|2023年12月11日(月)〜2024年1月7日(日) ※2024年1月1日(月)は施設休館
時間|10:00〜20:00 ※年末年始は時間変更予定(書店営業時間に準じます)
会場|京都 蔦屋書店 6F ギャラリー
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525 (営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37386-1809541123.html

京都 蔦屋書店


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/702/58854-702-7433b3e1dc3b32ddc80d3d512c37c578-3000x2001.jpg ]

京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。

住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東入丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00〜22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
X|@KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA
Instagram |@kyoto_tsutayabooks (https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook|京都 蔦屋書店(https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029

TTC LIFESTYLE株式会社


TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、高島屋、東神開発が設立したアート販売における相互チャネルの活用、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を行う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや文化の発信・提案」に関わる合弁事業を行うことで、シナジーの最大化を目ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅力的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。

CCCアートラボ


CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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