プレスリリース
〜モザンビーク共和国との関係強化に貢献〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2022年11月7日から11日の間、JOGMECボツワナ・地質リモートセンシングセンターにモザンビーク共和国の技術者を招聘し、石炭資源開発に関する実地研修を3年ぶりに実施しました。本研修にはモザンビーク鉱物資源エネルギー省などの技術者6名が参加しました。
本事業は、2012年10月に日本とモザンビーク共和国の両政府が合意した「石炭産業発展5カ年プラン」を具現化するため、JOGMECが2014年7月に同国鉱物資源省(MIREM:当時)と署名交換した協定書に基づき、2014年度から毎年実施しているものです。
本事業は、同国の技術者等に対して、日本の専門家派遣による石炭開発技術の指導を通じて、日本と同国の協力関係を強化することを目的としています。新型コロナウィルス感染拡大の影響から、2019年以来3年ぶりの実地開催となりました。今年度は、石炭探鉱に必要なリモートセンシング技術をはじめ、世界の石炭需給動向に関する知識の取得を目指し、JOGMECボツワナ・地質リモートセンシングセンターにて研修を実施しました。本研修には同国鉱物資源エネルギー省などの技術者6名が参加し、これまでの同国からの参加人数は累計約200名に上ります。
研修最終日の検討会では、研修生からコース全体を通して好意的な意見が多く出されるとともに、日本の協力に感謝する旨のコメントがありました。また、研修生より日本の技術が高く評価され、更なる知識習得の機会について要望があるなど、日本の技術への期待が示されました。
JOGMECは、引き続き日本の技術を通じて同国との関係強化に貢献してまいります。
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■参考
2019年度モザンビーク石炭専門家派遣研修の実施(2019年9月2日)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000066.html
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