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プレスリリース

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カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

【銀座 蔦屋書店】荒井理行 個展「Like Paintings 005」を2023年11月4日(土)より開催。他者が撮影した写真を起点に、個々人が捉える主観的世界の曖昧さや不安定さを拡張し、描く。

(PR TIMES) 2023年10月31日(火)11時45分配信 PR TIMES

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)では、荒井理行 個展「Like Paintings 005」を店内アートウォールにて2023年11月4日(土)〜11月24日(金)の期間に開催いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/680/58854-680-b51f03a4dfe209168b73a0a6c9386c0e-1299x731.jpg ]

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/36838-1706231026.html
概要


荒井理行は1984年生まれ、現在は茨城県を拠点に活動し、その作品はあいちトリエンナーレやVOCA展でも発表されています。荒井はこれまで、インターネット上で収集した作品を起点に、そこには写っていないフレーム外の情報を想像して描く絵画を制作してきました。絵の具を垂らして作られる多層的な絵画空間は、主観により解釈される現実とイメージ、その不安定な移ろいを示唆しています。本展では荒井が近年取り組んでいる「like paintings」シリーズより新作6点を、会期中、前期後期の2回に分けて発表いたします。

アーティストステートメント


個人が持つ主観は、現実世界をどのような姿として捉えているのか。私たちはそれぞれ独立した主観的世界を形成しながらも、社会集団の中で機能する共通の主観性を持ち合わせている。主体が他社の存在の反映によって成り立つと言われているように、主観もまた外部からの影響を受け、内とも外ともつかない入れ子構造を作っている。この幾重にも重なる相互作用は、自身が身体を置く現実という場に対して、私たちの想像や認知を常に揺さぶる軸ズレを起こしていると言えるのではないか。

私はインターネットから他者が撮影した(と思われる)写真を拾い集め、それをプリントアウトしたものをキャンパスに貼り、そこに写らなかったフレームの外を想像で描き足す方法で絵画を制作している。筆による視覚言語を廃し、注射器を用いて絵具を垂らす絵画方法は、絵具は絵具でしかないという物理的側面と、イリュージョンとしてイメージを宿す概念的側面の両方を兼ねることを目的としている。
画面の中には、この絵画の始まりとなった写真の“痕”がある。私は写真の外側を想像で描き足した後に、その写真を剥がして捨ててしまう。他者の視点から始まった絵を、自らの視点にすり替えていくように。鑑賞者は私の視点の元となった写真を知ることはできないが、私もまたモチーフとなった写真が何であるのかを真に理解することはできないという点で、自らの視点と他者の視点を行き来し続ける。

イメージ(写真)にイメージ(想像)を重ね、イメージ(絵画)を作り出す一連の所作により、多重のイメージは一度は絵画として定着をみるが、鑑賞者の存在によってそれは再び宙に放たれ、新たなイメージ(像)として結ばれていく。この不安定な移ろいの連鎖の中に、私は希望に似た何かをみている。

荒井理行

作品の販売について


作品は銀座 蔦屋書店店頭にて11月4日(土)10:30より販売します。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。

アーティストプロフィール


荒井理行(あらい・まさゆき)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/680/58854-680-b2cf6f47eb5d7eba72d0cf29bf395952-587x766.jpg ]

1984年 アメリカ生まれ
2011年 愛知県立芸術大学 美術研究科美術専攻油画・版画領域 修了
2022年 第35回ホルベイン・スカラシップ奨学生。

個展
2023年 「Like paintings」Primo Marella Gallery Lugano (Switzerland)
2022年 「絵画のように / like paintings」日本橋三越本店 美術サロン(東京)
2022年 「絵画のように / like paintings」un petit garage(東京)
2021年 「絵画のように / like paintings」STANDING PINE(名古屋)
2019年 「歪む水平線」STANDING PINE(名古屋)
2016年 「vanilla:」 STANDING PINE(名古屋)
2011年 「picture picture 」 YEBISU ART LABO (名古屋)
グループ展
2023年  「CONCERTO」Lurf Museum(東京)
2021年  「STUDIO KODAI vol.2 」CAPSULE(東京)
2017年  「オブジェダール 未来の途中 」 京町屋キャンパスににぎ(京都)
2016年 「INTERWOVEN ~編みこまれた世代~ 」 名古屋市民ギャラリー矢田(名古屋)
2015年  「未来の途中」 の先を夢見る。」ARTZONE(京都)
2015年  「Slice Pack」Galerie16(京都)
2015年  「これからの、未来の途中」京都工芸繊維大学美術工芸資料館 (京都)
2014年 「VOCA展2014」上野の森美術館(東京)
2014年 「Lagrangian Point」Gallery PARC(京都)
2013年 「あいちトリエンナーレ2013」納屋橋エリア:東陽倉庫(名古屋)


展覧会詳細


荒井理行 個展「Like Paintings 005」

会期|2023年11月4日(土)〜11月24日(金)
時間|10:30〜21:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|銀座 蔦屋書店 アートウォール
主催|銀座 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/36838-1706231026.html

銀座 蔦屋書店


本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/680/58854-680-a065f0092410bad9610a98f32d490bbf-650x433.jpg ]


住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
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CCCアートラボ


CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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