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泥や雪だけじゃない、オンロードでこそ発揮される全輪駆動の新しい価値。『モーターファン・イラストレーテッド vol.185』は2022年2月15日(火)発売!

(PR TIMES) 2022年03月02日(水)02時10分配信 PR TIMES

モーターファン・イラストレーテッド(MFi) vol.185は、「AWD Paradigm Shift」特集

“テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い”をキーワードに、図版、写真、透視図を使って自動車技術をわかりやすく解説する月刊誌「モーターファン・イラストレーテッド」(株式会社三栄 本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤秀伸)。2022年2月15日(火)に『モーターファン・イラストレーテッド vol.185』を発売いたしました。今月の特集は、新時代へと変革がはじまった全輪駆動です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-752d8fc999a0f69fec60-0.jpg ]

モーターファン・イラストレーテッド vol.185
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12238


全輪駆動だから可能となった車両姿勢制御技術を深掘りする!


[画像2: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-cb282e71d33e6ffee47c-1.jpg ]

AWDとは、All Wheel Driveの略語で、日本語訳では全輪駆動。一般的には同じ意味あいの「四駆」「4WD」のほうが馴染み深いかもしれません。これまでの「四駆」や「4WD」のワードは、積雪路や泥寧地の走破性を重視したクルマで、降雪地方に住んでいる人や、アウトドア系を楽しむ人のニーズに応えた専用車というイメージが強いと思います。

ところが、ここ最近、「4つのタイヤを独自に駆動する」特徴に着目し、トルクの配分を車両の運動性能や上屋の姿勢制御に生かして、オンロード(舗装路)のハンドリングや乗り心地を大きくレベルアップさせる手法がスタートしようとしています。日産のノートe-POWER 4WDや三菱のアウトランダーPHEVが、まさにその代表的なクルマです。

今回の特集では、従来の四駆、4WDのイメージから脱却を図るために、あえてタイトルをAWDに拘り、新時代への変革がはじまった全輪駆動の技術について詳細に解説しました。


目指すは「日常から限界域まで」


[画像3: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-ac5cac78f6a2e2e25c09-2.jpg ]

AWDの新しい技術に入る前に、これまでのAWDの目的や意味、さらには駆動力で得るメリットはなにかを、あらためて振り返ります。この分野をリードしているのは欧州でも北米でもなく、日本です。4輪が駆動力を分担しあうメリットはどんどん広がっています。


いまの四駆を整理する


[画像4: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-5ec9adbfc8d1636df0b5-3.jpg ]

日本では三菱やスバル、欧州ではアウディがAWDメーカーとして有名ですが、じつは日本車のほぼ全車にAWD仕様の設定があります。しかも、AWDのメカニズムはバリエーションが豊富で、それぞれに特質があり、得手不得手が存在します。車両の特性に合わせて取捨選択し、なぜそのシステムを適用してきたのか。全輪駆動技術の各種を整理するだけでも、じつに面白いです!


前後独立モーターか、それとも電子制御カップリングか


[画像5: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-fd6457d6c5a5820148f7-4.jpg ]

最新AWD技術の最大のテーマが「車両姿勢制御」であり、特集のクライマックスです。どのメーカーも、最終的なゴールは「車両姿勢制御を用いて、オンロードからでもハンドリングや乗り心地のレベルアップを目指す」ことで同じですが、そのアプローチはそれぞれに細かな特徴があります。大別すると、前後独立モーターで実現するか、電子制御カップリングで実現するか、つまり前後を繋ぐプロペラシャフトの有無に分けることができます。前者を選択するのが、トヨタのノア/ヴォクシー、日産のノートe-POWER 4WD、三菱のアウトランダーPHEV。後者を選択するのが、マツダのCX-30/MX-30、レクサスのNXです。これらの最新事例をもとに、エンジニアの主張をまとめました。


駆動力による車両姿勢制御とはなにか


[画像6: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-4b88ce33b0e91c659763-5.jpg ]

AWD車の「操縦性安定性」と「車両姿勢制御」は過去からあった課題でした。これまで操縦性安定性は研究開発・設計において考えられ、車両姿勢制御はそれを受け取ったドライバー・チューナーが修正して世に出していた流れがありました。しかし、エンジニアやアカデミアによる研究開発によって、車両姿勢制御もさまざまな部分が解明され、だんだんと理論的になってきています。この手法に、高い応答性をもつモーターを駆動に用いれば、車両姿勢制御の可能性が大きく広がることは間違いないわけですが、そこには人間の能力を超えつつある、一筋縄ではいかない複雑な解析、実現象との整合性を検証しなければなりません。特集の〆として、ヴィークルダイナミクス研究の第一人者である、神奈川工科大学の安部正人名誉教授と、山門誠教授に、「車両姿勢制御とはなにか」を伺いました。


2021年にもっとも感銘を受けたテクノロジーは?


[画像7: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-1ca6cd57bc157ff6142c-6.jpg ]

日々、開発を続けている自動車メーカー/サプライヤーの方々の努力を称えようと生まれた「MFi テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」。編集部と弊誌執筆陣を中心とした選考委員が、2021年に発表された自動車のテクノロジーのなかから、僭越ながら候補をノミネートし、発表しました。誰でも、motor-fan.jpよりWEB投票が可能となっているので、ぜひサイトにアクセスして投票をしてください。投票期間は、2022年2月15日(火)〜2022年3月1日(火)までとなっています。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/23526/table/679_1_7d31563ed3b9967fa2d6db9efbdc1d0e.jpg ]



CONTENTS
[モーターファンイラストレーテッド vol.185]
【図解特集】AWD Paradigm Shift

[Introduction]
新しいAWDが姿勢制御を変える!

Chapter1【Basics】
・駆動力で得る「安全」と「快適」
・前後軸を繋ぐ方法の変換
・「いまの四駆」のシステムを整理する

Chapter2【Method】

●MOTOR
[File1 トヨタ] ノア/ボクシー:ハイブリッドE-Four
└出力増のリヤモーターを積極活用し高μ路での操安性をレベルアップ

[File2 三菱自動車] アウトランダーPHEV:S-AWC
└一瞬たりとも2駆にしない理由

[File3 日産] ノートe-POWER:4WD/e-4ORCE
└欲しかったのはリヤ50kWの出力

●COUPLING
[File4 マツダ] CX-30/MX-30:i-ACTIV AWD
└サスペンションジオメトリーとの組み合わせでばね上の姿勢を考える

[File5 レクサス] NX350 F SPORT:電子制御フルタイム4WD
└駆動力「大」&横G「大」で後軸トルクを増やす

Column1.
・e-4ORCEは月を走れるか?─JAXAと日産の共同研究─
・電動AWDでニュル最速を目指すSTI E-RAコンセプト

Chapter3【Vehicle Dynamics and Control】
・車両姿勢制御とはなにか?
・車両運動力学のアップデートと駆動力による車両姿勢制御
└神奈川工科大学 自動車システム工学科 安部正人名誉教授/山門誠教授


モーターファン・イラストレーテッド(MFi) vol.185 詳細


[画像8: https://prtimes.jp/i/23526/679/resize/d23526-679-752d8fc999a0f69fec60-0.jpg ]


モーターファン・イラストレーテッド(MFi)vol.185
特集:「AWD Paradigm Shift」

発売日:2022年2月15日(火)
定価1760円 (本体価格1600円)
ISBN:978-4-7796-4561-7

※全国の書店、 コンビニエンスストア、 ネット書店にてお求めいただけます。

【商品詳細】
https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12238


2022年2月16日
株式会社 三栄



プレスリリース提供:PR TIMES

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