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カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

【OIL by 美術手帖ギャラリー】「民衆のための芸術と今日の工芸」展を11月10日(金)より開催。陶芸、テキスタイル、写真、工芸など10組のアーティストの作品から、ものづくりの現在地を探る。

(PR TIMES) 2023年10月20日(金)18時45分配信 PR TIMES

OIL by 美術手帖ギャラリー(東京都 渋谷区 渋谷PARCO2階)とBaBaBa(東京都 新宿区 下落合)にて、展覧会「民衆のための芸術と今日の工芸」を、2023年11月10日(金)〜11月27日(月)にかけて開催。クリエイティブユニット・grafとOIL by 美術手帖ギャラリーの共同キュレーションとなる本展では、日本各地を拠点に活躍する10組のアーティストを紹介します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-75cda78293bf491cfc4a170a0da5d649-3900x2582.jpg ]

概要


大阪を拠点に活動するクリエイティブユニット・grafと、アートメディア「美術手帖」が運営するギャラリー・OIL by 美術手帖が共同キュレーションを手がける展覧会「民衆のための芸術と今日の工芸」を、2023年11月10日(金)〜27日(月)にかけて、OIL by 美術手帖ギャラリー(渋谷)、BaBaBa(高田馬場)の2会場で開催します。
かつて、ウィリアムモリスが唱えた「アーツ・アンド・クラフツ運動」は、手工芸の復興や人間と物事との社会調和をこころざし、大量生産や資本主義への疑念を元に、芸術のあり方や職人の技術を基礎とするための活動でした。それらの思想から影響を受け、日本でも民藝運動をはじめとする様々な活動が、現在に至るまで行われています。本展のメインキュレーションを行うgrafも同様に、「graf」という名前を「自分たちで時代を測る」という信念のもとに名付け、今日まで活動してきました。常に変化していく暮らしのなかで、驚きや発見に胸を踊らせ、新しい価値を模索し続け、何を基準に豊かな暮らしを定義するのか、素晴らしい表現とは何かを見出すことに挑戦しています。
「民衆のための芸術と今日の工芸」展では、審美の基準を自分自身で切り開いていく、社会へコミットするための方法論の見つけ方を、展覧会という形で提案します。参加アーティストは、elements、河合浩、木下理子、サイネンショー、新工芸舎、丹野杏香、TROPE、野田ジャスミン、濱田祐史、YUKI HIDANOの10組。本企画では、「民衆のための芸術」と「今日の工芸」を制作する、日本各地で活動するアーティストを紹介します。かつての芸術運動は、昨今に至るまでにどのような影響を与え継承されてきたのか。現代を生きるアーティストたちの作品や思考に触れていただき、ものづくりや表現について、今一度熟考するためのきっかけとなれば幸いです。

販売について


本展出品作品(一部をのぞく)は、会場および、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売します。

オンライン販売期間|11月13日(月)16:00〜11月27日(月)18:00
販売URL|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売を終了させていただくことがあります。
※オンライン公開は、会場販売開始後となるため、公開時点で売り切れの場合がございます。予めご了承ください。

関連イベント情報


◆オープニングレセプション
11月10日(金)19:00〜21:00
会場|OIL by 美術手帖ギャラリー
予約不要・入場無料。どなたでもご参加いただけます。

◆トークイベント
11月11日(土)14:00〜15:30(予定)
会場|BaBaBa
※詳細は後日、OIL by 美術手帖ギャラリーのウェブサイト、Instagramにて発表
https://oil-gallery.bijutsutecho.com/

※各イベントのお問い合わせ先:OIL by 美術手帖ギャラリー(oil_gallery@ccc.co.jp)

出展作家プロフィール


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-98f2dbef599bf4dc01b1cbee0c780b37-731x1069.jpg ]

elements / エレメンツ
2015年に井上真彦、置田陽介、横山道雄により結成された、ものづくりの集団によるデザインプロジェクト。“elements”は、ものづくりをするプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクト。それは、私たちがこの世界とどのように関わってきたのかを解剖し、自分たちも世界のひとつのエレメントであることを実感する試みでもある。
Instagram @elements_project
https://elements-p.net/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-a73cef1f786d84bf2b79a825349b98fa-720x1081.jpg ]

河合浩 / Yutaka Kawai
画家。東京都生まれ。栃木県益子在住。CDジャケット、アパレル、雑誌等へのアートワークを手がけるほか、日々制作し、全国各地で展示活動中。
Instagram @kyeutk

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-b218e5c1867dfc771b70d29d93785ecc-3900x3900.jpg ]

木下理子 / Riko Kinoshita
美術作家。1994年東京都生まれ。2019年武蔵野美術大学大学院造形研究科修課程美術専攻油絵コース修了。サイアノタイプ(日光写真)の技法を用いたドローイング、身近な素材を使った立体、あるいはインスタレーションのような空間的な手法で、未知の世界や捉えきれない対象を引き寄せるアプローチとしての作品群を制作している。近年の個展に、22年「You are what you perceive」(東塔堂、東京)、「Human Humor」(児画廊、東京)、23年「粒子」(Gallery MARUNI- AKIYA、東京)など。
Instagram @kico0703

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-95a104bd41aa19391b6fe19dc1afc7f8-3900x2603.jpg ]

サイネンショー / Sainensho
2013年より関西を拠点に活動。陶芸家の松井利夫を中心に、芸術家や有志が集まり、使われなくなった引き出物やノベルティー、安価な大量生産品など、回収の呼びかけに応じて集まった「不要陶器」を再び焼くことで、元の価値や用途を変容をさせ、再誕生させる試み。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-df9a4e638e826f792a4238d5320eabeb-3900x3114.jpg ]

新工芸舎 / Shinkougeisha
新工芸舎は、専門分化/システム化の進んだ工業社会に対するオルタナティブとして、専門分野の再統合や工芸的な素材との対話を標榜し、デジタル/アナログの垣根のない新しいものづくりの姿を構想、実践している。特に樹脂は工業的な生産を象徴とする素材で、長らく量産を前提として扱われてきたが、3Dプリンタの普及した社会では、限りなく工芸的な規模で扱える素材になった。3Dプリンタなどのデジタル工作機械が、モノの生産活動を個人的な営みへと還元しつつあるなかで、それらが育む新しい人間像や生き方の変化について考え、活動している。
https://www.shinkogeisha.com/
Instagram @new_craft_house

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丹野杏香 / Kyoka Tanno
1994年生まれ。東京都在住。書籍装画、パッケージ、挿絵などのアートワークを手がけるほか、日々作品を制作し展示活動を行っている。
Instagram @tanno_kyoka

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野田ジャスミン / Jusmin Noda
1996年タイ生まれ。器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。多様式な現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、工芸性のオリジンとも言える器物造形を通じて「工芸とアート」の関わりについて言及している。「ghost」シリーズでは、素材表現由来の「割れ」を用いて、器物造形から用途のみを抜き出し、工芸の持つ「用途と表現」の二面性の間にあるアンビバレントな表現を行なっている。主な個展に2020年「湖面に沈む」(KITAHAMAgallery、大阪)、23年「comet 彗星」(阪急メンズ東京B-OWND gallery、東京)。 近年の展覧会に、21年「間をぬく、或いは」(建仁寺両足院、京都)、22年「ゆらめくいきものたち」(galleryTerra-S、京都)、「明滅するクオリア」(TENSHADAI、京都) ほか。
Instagram @jusmin_noda

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-43383a390296ec2c42207b6070ecbe45-652x652.jpg ]

濱田祐史 / Yuji Hamada
1979年大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に国内外で作品を発表している。写真の原理に基づき概念を構築し、自身の記憶、偶然などを介して写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな作品を制作。近年の主な個展に、22年「Incidence and Reflection」(PGI、東京)、展覧会に19年「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」(東京都写真美術館) 、20年「沈潜と蒸留」(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション、東京)など。
http://hamadayuji.com/
Instagram @yuji.hamada

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YUKI HIDANO / ヒダノユキ
テキスタイルアーティスト。 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。 様々な実験を繰り返すことで得たマテリアルの知識や特徴を、 独自の視点で活かし、 作品制作を行う。 主な技法は織りを用いており、 原始的な制作方法でありながら、 マテリアルやプロセスを工夫することで、 色々な媒体へと展開が可能になることを成果物を通して発表している。
https://yukihidano.com/
Instagram @yukihidano

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/665/58854-665-43df650e14e748d30d14b073f53651a3-1442x1080.jpg ]

TROPE / トロープ
あらかじめ決められた用途や役割を与えられていない、使い手の想像力を伴うことで機能を見出すプロダクトシリーズ。物や情報があふれる今の時代に必要なものは何か?を考え、2011年から開始。2018年からは建築家、哲学者、木工家など異なる領域で活躍している方々とTROPEの概念を再構築しながら、展覧会やワークショップを経て実験と検証を繰り返している。これまでのプロダクトに大切だとされる機能ではなく、アイディアを引き出す知恵、サバイブのための道具づくりを目指し、誤解を恐れずに言えば「不便な道具」を作るということを考え、生まれたプロダクト。

展覧会詳細


展覧会名|「民衆のための芸術と今日の工芸」展
会期|2023年11月10日(金)〜11月27日(月)※会場により定休日が異なります
会場|OIL by 美術手帖ギャラリー(渋谷)、BaBaBa(高田馬場)
出展作家|elements、河合浩、木下理子、サイネンショー、新工芸舎、丹野杏香、TROPE、野田ジャスミン、濱田祐史、YUKI HIDANO
主催|graf、OIL by 美術手帖ギャラリー
共催|BaBaBa
ビジュアルデザイン|paragram

■会場について
・OIL by 美術手帖ギャラリー
住所|〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO2F
会期|2023年11月10日(金)〜11月27日(月)※会期中無休
時間|11:00〜21:00
入場|無料
電話番号|03-6868-3064
MAIL|oil_gallery@ccc.co.jp
URL|https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
Instagram|@OILbyBT_gallery

・BaBaBa
住所|〒161-0033 東京都新宿区下落合2-5-15 1F
会期|2023年11月10日(金)〜11月27日(月)※水曜定休
時間|12:00〜19:00 ※最終日のみ〜18:00まで
入場|無料
電話番号|03-6363-6803
URL|https://bababa.jp/
Instagram|@bababa_jpn

※展示作品は会場によって異なります。いずれのアーティストも両会場にて作品をご覧いただけます。

主催者情報


graf
大阪を拠点に家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、アートから食、イベントの企画運営に至るまで「暮らしのための構造」をキーワードに、暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニットです。
http://www.graf-d3.com/

OIL by 美術手帖
これまでアートシーンの動向を伝えてきた『美術手帖』が、日本を代表するギャラリーやアートストアとともにつくる“オンラインでアート作品を購入できるサービス”です。メディアとしてアートと社会をつなぐ役割を担ってきた『美術手帖』は、このサービスを通じて「アート作品の購入」という体験をお届けします。2019年秋には、渋谷パルコの2階にギャラリーをオープンし、アート作品との出合いの場を創っています。

BaBaBa
インターネットや SNS を通じ、瞬時に情報にアクセスし、広く共有できるようになった一方で、その背後にある試行錯誤や思考のプロセスまでを深く掘り下げる機会は少なくなったように思います。ケーススタディスタジオ「BaBaBa(バババ)」は、リアルスペースとウェブジャーナル、そしてICTサービスの3軸をシンクロさせながら物事の背景をつなぎ、新しいクリエーションの誕生を多角的に支えていきます。

CCCアートラボ


CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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