プレスリリース
〜エネルギー転換期における金属鉱物資源の重要性と人材育成の必要性を強調〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2022年10月6日に、東京GXウィークの一環として開催された「第9回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」において、「重要金属・鉱物の安定供給を支えるイノベーション」をテーマとしたパネルディスカッションの若手枠へ職員を派遣し、JOGMECの金属鉱物資源の安定供給に係る取り組み及び今後のエネルギー転換に重要な金属鉱物資源の課題と人材育成の必要性を説明しました。最後に「鉱物無しではエネルギー転換は実現しない」という”No Minerals, No Energy Transitions.”を掲げ、気候変動対策における金属鉱物資源の重要性を改めて強調し、パネリストとのディスカッションを行いました。
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ICEFは、経済産業省が主導する「東京GXウィーク(2022年9月26日〜10月7日)」における国際会議の一つであり、地球温暖化対策の鍵となる「イノベーション」を推進するため、世界中から産学官の著名な専門家が集まり議論する場です。本会議では多様性を重視していることから、各セッションに将来を担う若手世代を登壇させる若手枠を設けております。この度、ICEFにおいて初めて金属鉱物資源をテーマとしたパネルディスカッションが行われることとなり、JOGMECはそのパネリストの若手枠として重要鉱物について国際協力の経験がある金属企画部国際業務課の淺野友紀瑛職員を選任し、派遣しました。
淺野職員は講演にて、カーボンニュートラルやエネルギー転換を踏まえたJOGMECの機能強化、金属部門における探査、ファイナンス支援、備蓄等による本邦企業への支援を紹介しました。また、上流部の不確実性の高さと鉱業のリードタイムの長さに焦点を当て、今後のエネルギー転換を背景に需要が増大しつつある金属鉱物については、若者を巻き込んだ人材育成が必要であることを強調し、JOGMECが行う高校生向けの講和や資源国への技術移転等の取り組みを紹介しました。最後に「鉱物無しではエネルギー転換は実現しない」という”No Minerals, No Energy Transitions.”を掲げ、気候変動対策における金属鉱物資源の重要性を改めて強調しました。
JOGMECは、こうした活動を通じて若手職員の育成を図るとともに、金属鉱物資源の日本への安定供給と当該分野における国内外の人材育成を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
<ICEF ウェブサイト>
(URL)https://www.icef.go.jp/jp/
<東京GXウィーク ウェブサイト>
(URL)https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/roadmap/tokyo_gx_week/index.html
リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00053.html?mid=pr_221011
プレスリリース提供:PR TIMES