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キャンパスノート製造工程で発生する端材で作ったデスクトップオーガナイザー「RAE」を発売

(PR TIMES) 2023年07月05日(水)14時45分配信 PR TIMES

コクヨデザインアワードグランプリ受賞者との国際共創によるものづくり

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、一枚の紙を折るだけでデスクの上の小物を美しく片付けることができるデスクトップオーガナイザー「RAE(ラエ)」を7月5日(水)からコクヨ直営店ならびにステーショナリー公式オンラインショップで発売します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48998/662/resize/d48998-662-24eb2762bbc2f1488abd-0.jpg ]

「RAE」は、プロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2021」でグランプリを受賞したフィンランドのデザイナー「Milla & Erlend(ミーラ&アーランド)」(Milla Eveliina Niskakoski、Erlend Storsul Opdahl)の作品(作品名同様)を製品化したものです。

「コクヨデザインアワード2021」は世界中が新型コロナウィルスのパンデミックの影響を受けた2020年8月から2021年3月にかけて「POST-NORMAL(ポスト・ノーマル)」をテーマに開催されました。世界の「ノーマル」が揺れ動く中で、「紙」というサステナブルな素材を用いて、デスク上を整える機能性と心を落ち着かせる審美性を実現する「RAE」の提案は審査員から高く評価を受けました。
製品化はフィンランドの受賞者とコクヨの製品開発担当者の協業で行われました。キャンパスノートの製造工程で発生する端材のリサイクル紙を使うことで、作品の根幹にあるサステナブル志向をさらに具体化する一方、バージン紙に比べると劣る強度や耐摩擦性、紙断面のディテールの違いなどを克服するアイデアを、デザイナーと開発者の双方で出し合いながら製品化を進めました。
また、パッケージも製品と同じリサイクル紙を用いることで、環境への配慮を前提とする「これからのノーマルなモノづくり」に挑戦した製品です。

■発売予定:7月5日(水)
■メーカー希望小売価格(消費税抜):1パッケージ2枚入り Lサイズ 1,380円、Sサイズ 1,000円
■常設取扱店:
THINK OF THINGS(JR原宿駅竹下口より徒歩3分)、
THE CAMPUS SHOP(JR品川駅港南口より徒歩3分 THE CAMPUS南館1F)、KOKUYODOORS(京急線・東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅直結 羽田エアポートガーデン 2F)、
コクヨ公式ステーショナリーオンラインショップ(https://kokuyo.jp/pr/onlineshop-rae/

■製品化ストーリー:https://www.kokuyo.co.jp/award/archive/goods/rae.html

「RAE」デザイナープロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/48998/662/resize/d48998-662-02408033c0ce3b7783f1-1.jpg ]

Milla & Erlend(ミーラ&アーランド)
フィンランド出身のMilla Eveliina Niskakoskiさん(写真右)と、ノルウェー出身のErlend Storsul Opdahlさん(同左)の2人組。現在はフィンランドを拠点にそれぞれ化粧品会社の運営、工業デザイナーとして活動中。

コクヨデザインアワード2021グランプリ受賞作品「RAE」について
1.作品紹介動画
https://youtu.be/on5wEVfSFjo

2.コクヨデザインアワード2021審査員講評(2021年3月最終審査開催時/一部抜粋)

植原亮輔氏(KIGI)
アイデアも、デザインも、テーマに対する答えも完璧だった。折り紙の発想はよくあるが、底面を箱状にするという独特な構造は新鮮だし、ロゴデザインにもこの作品らしい空気感がある。

川村真司氏(Whateverチーフクリエイティブオフィサー.)
アイデアの新規性、デザインの美しさ、実現性商品としての強さを評価する中で、この作品はすべてを満たしていた。テーマにも合致しており、素材や流通の面でもサスティナブルだ。

田根剛氏(建築家)
1,401点の中で、最初から特別な輝きを放っていた。最終プレゼンで、形の美しさもさることながら、「引越し」という生活の変化から着想を得たことを知り驚いた。デザインは国境を超えて、これからの生活を考える提案として期待したい。

柳原照弘氏(デザイナー)
紙という素材は、イメージよりも実物のクオリティが 低くなりがちだ。ところがこの作品については、想像のはるか上をいくクオリティと造形の美しさがあった。決して特別ではない素材に、新たな価値を創出する手法も新しいと感じた。

渡邉良重氏(KIGI)
実際に組み立ててみると、よくこの形を考えられたなと、作品のすごさがよく分かった。強度もあってソリッドなシェイプ、裏側もきれいで、あらゆる面で“しっかり感”があり、色々なものに展開していける可能性を感じた。

コクヨデザインアワードについて
コクヨデザインアワードは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティションです。 世相を反映するテーマで作品を募集し、受賞作品については受賞者とコクヨ商品開発者の共創による製品化が検討されます。
生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込む優れたデザインを、確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、同時にワクワクする未来のワークとライフの創造を目指しています。 2002年のアワード創設から20年を経て、これまでに生み出された製品の数は20点を超えました。賞の選定と授与に留まらない、時代を反映する価値を発信するプロジェクトとして進化を続けています。

コクヨデザインアワード2024について
コクヨデザインアワード2024では、“primitive(プリミティブ)”をテーマに、働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる身近な道具について、その本質に立ち返り、これからの未来に本質として残るプロダクトデザインを募集します。

募集テーマ:primitive

作品募集期間:7月28日(金)〜10月11日(火)12時(日本時間正午)

審査員:木住野彰悟氏(アートディレクター・グラフィックデザイナー)、田村奈穂氏(デザイナー)、
田根剛氏(建築家)、柳原照弘氏(デザイナー)、吉泉聡氏(デザイナー)、
黒田英邦(コクヨ株式会社 代表取締役社長)

審査の重点ポイント:1.アイデアが明快であること 2.社会の課題を浮き彫りにしていること 3.製品化の可能性



プレスリリース提供:PR TIMES

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