プレスリリース
本日5月23日(木)から参加生徒の募集を開始
【本リリースのポイント】
・三井不動産が10代のための学び舎「GAKU」とともに、「写真」をテーマにした教育プログラムを実施。10代の生徒が、写真を通して「自分だけの『見方』」を創りだすことを目指す。
・写真を深く学びたいという意欲を持った生徒たちが、4か月間、豪華講師陣から本格的な写真の講義を受けながら作品を制作。完成した作品は本年10月に日本橋エリアにて展示予定。
・参加費用無料。本日5月23日(木)から生徒の募集を開始。志望動機などに基づいた選考を実施予定。
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)は、日本橋エリアにおける次世代教育の取り組みの一環として、10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」とともに、 6月22日(土)から10月26日(土)の期間、「写真」をテーマにした10代向けの教育プログラムを日本橋を拠点に実施いたします。また、本日より受講者の募集を開始することをお知らせいたします。
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日本橋における、三井不動産と「GAKU」との教育プログラムの共同開催は今年で2回目の実施となります。今年は濱田祐史氏を中心に、合計4名(予定)の写真家を講師陣に迎え、全10回の授業で、10代の学生の生徒たちともに、写真を通して「自分だけの『見方』」を創りだすことを目指します。誰もがカメラを持ち、発信できるこの時代に写真そのものを捉え直し、新たな視点を通じて社会や自分自身を見つめなおします。
全10回の授業を通して完成した生徒たちの作品と講師による作品は、本年10月に三井グループの創業の地・日本橋エリアにて展示予定で、一般の方も作品を鑑賞いただけます。
三井不動産は、日本橋エリアにおいて地域のプレーヤーと連携を図りながら、子どもたちの未来の可能性を広げるプロジェクト「日本橋次世代教育プロジェクト」を実施しています。この度「GAKU」と共同開催する教育プログラムの受講料は無料となっており、10代の学生たちが第一線で活躍するクリエイターから本格的に学べる機会を創出することで、未来を担う子どもたちの可能性を広げることを目的としています。
GAKU「自分だけの『見方』をつくる」について
■全10回の授業で、10代の生徒たちともに、写真を通した自分だけの『見方』を探っていく
-テーマ- 写真を通した自分だけの「見方」
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私たちの生活は、「写っている」ものや「見えている」ことに焦点を当てることで成り立っています。ただ、そこだけにとどまらず「写っていない」ものや「見えない」ことを想像の余白と捉え、真剣に向き合うと言語化不能な魅力や解釈の自由さと出会えることはあります。答えではなく「問い」そのものを見出すこと。その喜びは、写真特有のものかもしれません。
他の誰かのように生きることが生きやすさとつながっている世の中で、自分だけの「ものの見方」をつくるということは、どのような意味を持つのでしょうか?皆さんと一緒にその意味を考えてみたいと思っています。
濱田祐史(写真家/「自分だけの『見方』をつくる」メイン講師)
■講師陣は写真家の濱田祐史氏をはじめとした第一線で活躍するクリエイターたち
メイン講師は、東京を拠点に活動し、写真というメディアが持つ多様な表現機能に根ざした作品で知られる写真家の濱田祐史氏。他にも、「写真界の芥川賞」と呼ばれる木村伊兵衛写真賞を2002年に受賞した写真家の川内倫子氏、ファッションデザイナーであり、ファッション表現の実験と学びの場として「ここのがっこう」を主宰する山縣良和氏など、様々なジャンルのクリエイターがゲスト講師として参加します。
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■完成した生徒たちの作品は、今年10月に三井グループ創業の地である日本橋エリアにて展示予定
全10回の授業を通して完成する生徒たちの作品や制作過程の様子は、今年10月に日本橋エリアにて展示される予定です。展示会では生徒たちの作品だけでなく、有名写真家による作品も展示予定で、一般の方も作品を鑑賞いただけます。
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日本橋地域における三井不動産の次世代教育について
三井不動産は、一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントとともに、日本橋エリアにおいて地域のプレイヤーと継続的に連携を図りながら、子どもたちの未来の可能性を広げるプロジェクト「日本橋 次世代教育 プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトを通して、未来を担う子どもたちが、広く深く世界を知るきっかけを創出することに取り組んでいます。2023年度は4つのプロジェクトを実施し、延べ約1,000人にご参加いただきました。
昨年8月に実施した「日本橋キッズサマーキャンプ」では、日本橋の老舗店や製薬会社、ホテルなどとともにワークショップを多数実施し、持続可能な社会に貢献する活動や、さまざまな職業について知るきっかけを創出したほか、本年3月には中央区立の3小学校と協力し、“学校では教えてもらえない”をコンセプトにした授業形式のイベント「日本橋みらいスクール」を開催し、国内・海外の気候変動について、私たちにできる身近なことを一緒に考えるきっかけを創出しました。
江戸時代の日本橋は寺子屋や私塾などが多く、当時の東京市内でも有数の文教エリアでした。明治時代に入ってすぐの頃には地元の人達の熱意と努力によって中央区内最初の学校が誕生しました。日本橋は商人の街でもあったことから、商売に必要な読み書き・計算などを子ども達に教えるために、街の大店が資金を持ち寄って子どもたちに学びの場を提供していたという歴史もあります。
当時の精神性を現代に受け継ぎながら、今後も地域のプレーヤーとともに日本橋で次世代教育プロジェクトを継続的に実施し、未来を担う子どもたちの可能性を広げることで、日本橋の未来に向けた新しい価値を生み出すとともに、持続可能な社会の実現、SDGsへ貢献することを目指しています。
2023年8月に実施した「日本橋キッズサマーキャンプ2023」の様子。持続可能な社会に貢献する活動やさまざまな職業を知ってもらうきっかけを創出しました。
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2024年3月に実施した日本橋みらいスクールの様子。気象キャスターの増田雅昭さんとWWFジャパンの羽賀秋彦さんにご登壇いただき、国内の気候変動の現状とそのメカニズムや、気候変動が野生動物に与える影響についてクイズや実験・映像等を交えて子供たちに分かりやすく伝えていただきました。
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10代のためのクリエーションの学び舎「GAKU」とは
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「GAKU」とは、ログズ株式会社が運営する、10代のためのクリエーションの学び舎です。
中高生を中心とした10代に向けたクリエイティブ教育の場として、第一線で活躍するクリエイターを講師に迎え、生徒と講師がともに試行錯誤しながらクリエーションに向き合い、その成果を社会へ接続する活動を実施しています。個々の創造性を育むことで、これからの人生を豊かにするだけでなく、多種多様な人々にとって生きやすい、新たな社会の土台づくりを目指して、音楽、建築、食、ファッション、デザイン、アートなど多種多様なプログラムを展開しています。
三井不動産と初めてコラボレーションした2023年度は、グラフィックデザインをテーマに「グラフィックデザインのパトス」を開講。デザイン未経験の中学生から美術大学の学生まで、年齢も背景も異なる10名の生徒が、グラフィックデザイナーから視覚表現を学習しました。
授業終了後には、出来上がった作品が一同に会する作品展示会を、日本橋内にある地下歩道で開催し、多くの方にご覧いただきました。地下歩道の清掃や作品展示など、会場づくりから生徒自身で行い、展示会期中は来場いただいた方々と作り手である10代の生徒との交流が生まれたこともあり、生徒が街とのつながりを意識するきっかけになりました。
クラスや合同展示会を通して、街の見方が豊かになることで、自分自身の興味関心や表現の幅が広がっていくという実感や、自分の創作物を通して街の風景が変化する、鑑賞者の街への印象が変わるという実感など、街を舞台にしているからこその体験を、10代の生徒に体験してもらうプログラムとなりました。
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2023年に開催した「グラフィックデザインのパトス」の授業の様子。4名の講師が順番に課題を出して講評していくという流れで、4種類のテーマに取り組みました。全11回の授業の中で、9人の生徒が196点もの作品を制作しました。
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およそ100年前に開通した、日本橋の昭和通りを横切る全長40mの地下歩道が、生徒たちの情熱あふれる作品によって彩られました。
「グラフィックデザインのパトス」の実施レポートは下記URLからご覧いただけます。
https://www.bridgine.com/2023/09/20/gaku_graphic_design_no_pathos/
開催概要:GAKU 「自分だけの『見方』をつくる」
開催期間:2024年6月22日(土)〜10月26日(土) / 全10回
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実施会場:東京都中央区日本橋室町1丁目10-1 宮永ビル2階
*一部、別会場での実施を予定しています
対象:10代(中学生以上)
定員:10名程度
(志望動機などに基づいた選考を行います。詳細は申し込みサイトにてご確認ください。)
受講料:無料
(作品制作にかかる材料費等の実費は、それぞれの作品構想に応じて個々にご準備頂きます。詳細は申し込みサイトにてご確認ください。)
申し込み:https://gaku.school/class/mikata
主催:GAKU(ログズ株式会社)
特別協賛:三井不動産株式会社
参考情報:三井不動産グループのSDGsへの貢献について
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
また、2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】・「グループ長期経営方針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
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