プレスリリース

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マリア・グラツィア・キウリにとって、それぞれのコレクションはディオールの歴史と現代の世界との対話を確立し、視覚的な詩を書く機会なのです。彼女は、ムッシュ ディオールの成功に貢献した女性たち、つまり、クリスチャン・ディオールの妹カトリーヌの生涯を追った著書『Miss Dior*』でジャスティン・ピカディが賞賛した真の創造力を持つ女性たちにスポットを当てたいと考えました。マリア・グラツィア・キウリは、ディオール一族の象徴であるジュートバッグを、L'union fait la force（「団結による力」）をモットーとする「ハウス オブ ディオールの女子学生クラブ」という新しいシスターフッド（姉妹関係）のシンボルに見立て、変身させたのです。今回のディオール フォール 2022 ラインのマキシム（原理原則）は、共同で創造するプロセスへのオマージュであり、ショーの主要なインスピレーション源であるユニフォームを強調するものです。これらの服装は、差異を無くすことで集団に溶け込むことや、逆に流用やカスタマイズにより際立たせることができます。その結果、大胆なシルエットが生まれ、交わりや分かち合いといった難解な概念を表現することが可能になったのです。

*フラマリオン社刊

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